月別アーカイブ: 2021年1月

Edi (2002)

この映画の主人公 Edi の崇高さは、まぎれもなく賞賛されるべきであり、 そのことに異議を唱えるつもりはありません。でも、主人公が崇高だったら、 自動的に映画の評価が高まるというものでもないですよね。どうしようもない ク… 続きを読む »

グエムル-漢江の怪物- (2005)

ポン・ジュノ監督は、ただ者ではないと知ったので、取り急ぎ、この映画を 観ました。やはり、日本語字幕で観るとストーリーの細部まで理解できて ラクですね。ハラハラドキドキ。映画という手段を使って物語を紡ぐって こうじゃなきゃ… 続きを読む »

Parasite (2019)

大いに期待して鑑賞して、その期待を大きく超える映画なんて めったに出会えるものではありません。半地下の住居と 豪壮な邸宅。その環境差が、どのように住人に影響を与えるか な~んていう、たったひとつの設問に対する答案じゃない… 続きを読む »

ぼくのおじさん (2016)

寅さんでも描きたくなったのかと思ったら北杜夫ですか。 どくとるマンボウは、昆虫記以外は面白くないんですよ。 この映画を観て笑ってくれるのは、小学生?中学生?高校生? でも、そういう観客層の絞り込みさえしてないですよね? … 続きを読む »

もらとりあむタマ子 (2013)

タイトルが良い映画は、映画自体も良いことが多いので、ずいぶん前から 気になっていました。ここのところ、ハズレが続いたので、いい機会だと、 引っ張りだしてみました。 もし、日本語が全然わからなくて、英語も、私程度しか理解で… 続きを読む »

Blue Velvet (1986)

二日続けて「なぜか評価が高い」けれど、私には「ゴミ」という作品を 見てしまった不運を表現するのは、かなり困難です。しかも、それが デイヴィッド・リンチの作品なので、しゃがみこんでしまいたくなるほど 対処不能な状況に追い込… 続きを読む »

Don’t Look Now (1973)

うーむ。この映画が、なぜ、こんなにも評価が高いのか、結局、 わかりませんでした。単純に、ドナルド・サザーランドの顔が 苦手というハンデがあったせいかも知れず、(なぜか)イタリア映画と 思い込んでいたこともマイナス要素だっ… 続きを読む »