Monthly Archives: 10月 2021

カケンセメントフィラーの調合~下地処理5日目

毎回、その日の下地処理の様子だけを書いていては同じ事の繰り返しに

なってしまうので、今日は作業手順について書いてみます。

粉体、つまりは、セメントです。

移植ゴテですくって 500g を計量します。

水は、200cc をペットボトルで作った計量カップで量ります。

混和液は近くのケーキ屋さんのプリンのカップと、ホームベーカリーに使っていた

計量スプーンを使います。混和液は胃の検診のバリウム液みたいな感じでドロリと

しています。正体は、合成樹脂エマルションだそうです。

これで、材料が揃ったので、

まず、粉体に混和液を入れて

計量スプーンや計量カップに残った混和液を水で洗いながら塗料バケットに

入れていきます。

洗い水を全部入れて

あとは、ダマがとれるまで、しっかりとコテで混ぜれば処理剤のできあがり。

使った道具は、ただちに洗っておきます。困った末の手順紹介でしたが

次に塗り作業の手順を紹介したら、あとがないですねぇ。。。

本日の作業も、ちょっとだけナイターになりましたが、残業はありません。

今日の処理量は、7枚。予備瓦の処理が多かったので、いい結果が

得られたようです。

DUNE/デューン 砂の惑星 (2021)

今週の水曜日に、DUNE/デューン 砂の惑星 (2021)を観に行きました。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け (2019) 以来、劇場で

映画鑑賞するのは、約2年ぶりとなります。場内は、市松模様に

使用できる席が決まっていて前後左右に隣り合わないよう感染対策が

とられていました。

この映画を選んだのは、デューン/砂の惑星 (1984) において監督の

デイヴィッド・リンチが、ファイナル・カットの権利を有していなかった

ために、配給会社により大幅にカットされた不本意な状態で上映され、

興行的にも批評家の評価においても支持されず大赤字となってしまった

ようです。

しかし、私は、この映画が大好きなんですよ。たとえば、

↑↑↑ のシーン!!!私は悶絶するほど好きです。ぜひとも、画像を

クリックして拡大画面でご覧ください。強烈に憶えているシーンですが

どういうシーンかと言われると、さすがに40年近く昔に観た映画だし、

それよりも当時でもストーリーがよくわからなかったこともあって

自信がないのです。

今回の映画では、↑↑↑ のシーンにあたるのではないかと、密かに

思っていたのですが、調べて見ると、この昆虫系の生き物は、

スペーシングギルドのナビゲーターだったのかも。今回の映画には、

登場していません。このあたりを大胆に割愛したのでストーリーが

簡潔になったのでしょう。しかし、そのぶん作品としての重厚さを

損なってしまったということなんだと思います。

さて、今回の作品ですが、期待値には到底届きませんでした。それに、

上映時間 155分は、とてつもなく長い。まあ、これが長く感じなかったら

作品として成功しているんでしょうけど、最後の30分ぐらいは、ずっと

早く終わらないかなあって思ってました。でも、この作品にもいいところが

あって、前回、ストーリーがイマイチわからなかったのが、今回は、

単純明快、すごくよくわかりました。

デューン / 砂の惑星 (1984) の終盤の ↑↑↑ のシーンも、前後の関係が

よくわからず、なんで、こーなった?と当時は思ったのですが、今回、

全体図が簡明に語られていたので、2023 年 10 月に公開予定の続編で

このシーンにあたる場面が語られる可能性が高いと思ってます。

さて、今回の映画の評価ですが、単なる SF アクション映画であって、

前回の作品に感じたような叙事詩としての広がりは感じませんでした。

しかし、そのぶん、ストーリー展開は簡明で、わかりやすかったことは

評価できると思います。ただし、2023年の続編を観るかというと微妙です。

映像的には技術的な格差があるため、もう一回、前回の作品を見直す気に

なるには、特撮の稚拙さが邪魔しそうです。

原作の小説「デューン」は読んだことはあるのですが、この機会に

読み直すかと言われると、これまた微妙です。「デューン」の続編の

『デューン砂漠の救世主』(1969年)
『デューン砂丘の子供たち』(1976年)
『デューン砂漠の神皇帝』(1981年)
『デューン砂漠の異端者』(1984年)
『デューン砂丘の大聖堂』(1985年)

を読むことはないでしょう。

まして、原作者の息子とケヴィン・J・アンダースンとの共著で書かれた

11部作を読むことはありません。だって、そのうちの8部作は翻訳されて

いないようなんだもん。ムリムリ。

ちょっとだけ気になることが、ひとつあって、ハルコンネン家の男爵が

前作でも今回でも宙に浮かんでいるんですが、特に前作の男爵が

鞠のように空中を飛び交う様子は、倉橋由美子の「スミヤキストQの冒険」に

同様のシーンがあったような記憶があります。これを確かめるために

「スミヤキストQの冒険」をもう一度読む気にはなれません。しかし、

倉橋由美子作品のどれかを読んでみたいという気持ちが全然ないわけでは

ありません。ブルーベルベット(1986) は、いずれ機会をつかまえて

観てみようと思います。

困りました。

今日も、下地処理です。4日目。

3日目の5枚に加えて今日処理した6枚で11枚並んでいます。

日当たりの処理枚数が1枚増えた!みたいに見えますが、例えば、

3日目の処理量が 5.9枚で、4日目が、5.1枚なら、同様の結果に

なります。今回は、3日目が 5.7枚で、4日目が、6.4枚くらいなので

実際に処理量は増えたんですけど、小数点以下は感覚的なものです。

しかし、日を追うごとに技術は向上してきている実感はあるので、

分厚い部分が少なくなって来て1枚当たりのセメントの量が減って

日当たり処理量が増えたように思えます。

今日は、片付けだけがナイターになってしまいました。

配合のために使う道具は配合直後に洗っておいたので、すでに乾いて

収納済みです。

とまあ、ウダウダ書き連ねましたが、毎日の絵面に変化が望めません。

それに、このペースだと冬が来る前に下地処理が終わるとは思えません。

同じ事の繰り返しを毎日書いても……と、本当に困りました。

下地処理3日目と Windows11

たっぷり乾かした前回までの瓦。雨は降らなかったと思いますが、やはり、一部が

シラケてました。

今日の処理量は、5枚。日当たりで言えば、これまでと同様ですが

日没までに作業を終えることができたんです。もちろん、ノー残業。


ノートパソコンの Windows11 が、思ったより使えるので、デスクトップも

BIOS の設定を変えて、めでたく

要件を満たすことができました。発売時期の新しいPCから順次通知されてる

というウワサなので、自作の場合は待っていてもアップグレードの通知が

来ない可能性があるため、Windows 11 インストールアシスタントを使って

インストールすることにしました。

ダウンロードの所要時間は、1時間半でした。

次のステップのダウンロードの確認は、あっという間に終わって、

インストール中の画面になり、73% あたりから、徐々に時間が

かかるようになって、1%進行するのにかかる時間が1分→2分→5分と

増加していきます。このまま、待っていても仕方がないので入浴して

インストール中の画面になってから1時間5分後に画面を確認すると

再起動をうながしていました。すぐに再起動。

「更新プログラムを更新しています」の進捗は

0 → 30% 6分

30 → 61% 4分

61 → 74% 2分

74 → 80% 6分

80 → 85% 1分

85 → 92% 1分

92 → 100% 1分

といった具合で、21分後にログイン画面が起動しました。

ログインのパスワード入力をしてエンターキーを押すと画面には

「こんにちは 準備をしています」

と表示されて、やがて画面は暗転します。2分後に

「これには数分かかる場合があります」と表示され、1分後に

「PC をコンセントに接続して電源を入れたままにしておいてください」

と表示されます。さらに、2分後。

「すべての準備ができていることを確認しています」

1分後「もうすぐ完了です」と表示され、ほどなく、

Windows 11 が起動しました。ここまでで、ダウンロードを開始してから

約3時間。続いて、マザーボード付属のインストーラーを使って

Audio ドライバとチップセットを更新しました。さらに、Windows Update から

2021-10 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5006746)
2021-10 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 11 用) (KB5005537)

をダウンロードしてインストールしました。再起動をかけると、画面には

「あなたはそこに18%です。
 コンピューターの電源を入れたままにしてください。」

という微妙にあやしい日本語が表示されました。

3分後に 30% まで達したときに

「再起動しています」

さらに3分後、

「あなたはそこに35%です。
 コンピューターの電源を入れたままにしてください。」

から始まって、ほどなく 100% になって1分後、ログイン画面に。

更新プログラムをチェックすると

.NET Framework 3.5 用の2021-10累積的な更新プログラムのプレビューと x64 (KB5006363) のWindows 11 用の 4.8

をインストールしますか?はい。インストールしちゃいました。

これは、1分ほどで終わって再起動も要求されなかったので、

さらにチェックしてみると

最新状態になりました。ここまでで、約4時間経過。お疲れさまでした。

Windows 11

人柱になるのがイヤで、できるだけ Windows 11 へのアップグレードは

遅らせるつもりでしたが、ご近所サポート先のパソコンに

↑↑↑ が届いてしまっていたので、やむを得なくなってしまいました。

我が家の Windows 機は、私が使ってるノートパソコンとデスクトップ、

女房のノートパソコンと私が管理している町内会のノートパソコンの

計4台です。PC 正常性チェック アプリを使って要件チェックすると

デスクトップは、TMP 2.0 が、サポートされていなくて、

女房のと町内会のノートパソコンは、セキュアブートとプロセッサも

要件を満たしていないという結果でした。つまり、アップグレードが

可能なのは、私のノートパソコン1台のみ。

アップグレードの実行自体は、Windows Update に

「準備ができました」が表示されたら「ダウンロードしてインストール」を

クリックするだけでいいという手軽さなんですが、ネット環境によるとはいえ、

数時間かかります。私の場合は、夕方から始めて就寝時までには完了してなくて

翌朝、再起動を2度ほど行って、さらにWindows Update を2回実施して

完了しました。

使い始めてみて、特にうれしいということは何もありません。ただ、2025年

10月14日以降も使えるよってことだけです。

使ってみるとPC設定の画面が

↑↑↑ から、↓↓↓ に変更になっていて

微妙に使いにくかったり、ペイントがないないと探したら

新しくなっていたり、同様に、Snipping Tool も

新しくなっていたりします。電卓も同様みたい。でも、ショートカットで

簡単に呼び出すことができなくて何かいい方法はないかと研究してみる必要が

ありそうです。まあ、今後使っていくと、「Microsoft のクソがっ」と

何度も悪態つきそうな悪寒がします。

雨の日には

雨なので下地処理作業ができません。正確には下地処理そのものは

できるのですが、そのあとの乾かす場所が確保できません。

仕方がないので砥峰高原へのお出かけのときにわかった大黒柱の土台の先端が

バックドアを閉めるとき当たって邪魔になる件をなんとかしてみようと、

切り取りました。

で、続けていろんな作業する気にもなれずにいたら、

「お。そうだ。掃除機の吸引力をどうにか回復できなければ、新しい掃除機を

買わねばならなくなるんだった……」

と、思い出して、

いろいろ調べて見ると、ホースが詰まっていたのが原因でした。

これに気をよくして

ほんのりと、R2-D2 に似ていなくもないフォルムの↑↑↑ の掃除機の吸引力が

あまりに弱い原因を調べようと

モーターが入ったヘッド部分を分解したりしながら調べて見ると、これも、

ホースの詰まりが原因でした。しかし、ヘッド部分を元通り組み立てようと

しても、どうにもウマクできないままタイムアップになってしまいました。

続きは、今度また雨が降ったときにでも……

柿とユズ

気になっていた柿を見に行きました。たぶん、全部、鳥に食べられて

しまったに違いないと半分あきらめムード。

背が高くなりすぎですね。今年の冬には、てっぺんをチョン切らなければ……

熟れすぎてしまっているのでは?という心配がありましたが、まだ青いのが

半分くらいあって、今日の収穫はこれだけです。鳥のほうも、一つの実だけを

集中的に食べるという行儀の良さで、その実以外は全部無事でした。

去年は皮に黒い斑点が出ましたが、今年はきれいな肌です。でも、ひとつ

ボコボコのあばた面のがありますね。それに実の数がかなり少ないので

不作の年なのかな。青い実は穫らずに残したので今日と同じくらいの量を

もう一度収穫できる予定です。

ユズは、順調に育ってます。今年の摘果では20個残しましたが、残しすぎ

かしら?摘果した小さいユズを使って女房が柚子胡椒を作りました。これが

絶品で、早くも来年の摘果が楽しみなぐらいです。これから鍋のシーズンで

大活躍してくれると期待してます。実は、数年前に私も柚子胡椒作りに

挑戦してみたことがあります。ところが使用した青唐辛子が全然、

辛くなくて、おまけに水分も多いピーマンみたいなやつで大失敗でした。

リベンジしてくれた女房に感謝。

ちっちゃい柿は渋柿で干し柿にします。これも、女房の出番です。

今夜、さっそく皮をむいて熱湯消毒し、紐に吊しましたが、残念なことに

明日の午後は、雨の予報です。

本当は、↑↑↑ の柿が干し柿用なのですが、これは、なかなか熟れません。

それでも、いくつか、もう穫り頃の実もあったのですが隣の山茶花の

蜜を狙ってスズメバチが来てたので、君子危うきに近寄らず。

下地処理2日目

風化した瓦なら下地処理の前と後とでは大違いですが、予備瓦の場合、

上の写真では差がよくわかりません。肉眼で実物を見れば塗った跡が

アリアリで丸わかりなんですけど。

でっかいシンクでの作業は前かがみになって腰がツライので道具箱を

使って臨時の作業机を用意しました。今日は昨日下地処理した瓦の

縁廻りを塗っていきました。こういう細かい作業はキッチン用の

ゴムべらが最適です。

下地処理を終えた瓦は、屋根に並べて乾かすことにしました。一晩置くと

ほぼ、固まります。しかし、昨夜は強めの雨が降ったので雨に打たれて

一部シラケた瓦がいくつかありました。粉体と混和剤と水を混ぜるんですが、

混和剤は白色なので、おそらく粉体部分が雨で流されて混和剤が浮かび

上がってきたのではないかと思ってます。混合比は指定があるのですが

水だけは粉体の重さの 30~40% と幅があるので、40% にしています。

塗りやすいのと混合をしてから1時間半以内に使いなさい( 20 ℃)という

指定時間に間に合わないのとで柔らかめのほうが都合がいいんです。

指定時間の倍くらい過ぎた最後の最後でも何とかなります。

今日は、500g しか混合しなかったのですが、結局、ナイターに

なってしまいました。でも、残業時間は 30分程度で済みました。

今日までで 14枚の瓦の下地処理をしました。かなりの厚塗りながら

わりとすべての面をちゃんと塗れている感じなので2度塗りは

必要ないかなという感触です。裏面は塗る必要ないと思いますし、

このペースなら、全部の瓦の下地処理をするのに、今、買ってる

材料だけで充分足りそうな計算です。まあ、そのあたりは、今後、

処理が済んだ瓦が増えていくに連れてハッキリしてくることでしょう。

セメントフィラー

初めての作業なので、いろいろ準備が必要です。

混和液や水を指定通りに量るためにペットボトルを加工して

専用計量カップを作りました。

慣れない作業で、はかどりません。あっという間にナイターになって

しまいました。上の写真の色調がおかしくてセメントフィラーが泥みたいに

見えますが、太陽光の下ではセメント色です。セメントなのでコテで

塗りつけていたのですが、ウマクいかず、結局ゴムべらが一番使いやすいことを

発見しました。手持ちには幅広のものしかなかったので作業がやりにくく

何かないかなあと考えているとキッチンのゴムべらが思い浮かびました。

試してみたら、ちょうどいい幅で作業のスピードアップにつながりました。

帰宅した女房に事後承諾でキッチンのゴムべらを使わせてもらったことを報告すると

少しばかりイヤな表情をします。何でもメーカー品で高かったのだと。

このくらいかなーと用意した粉体 1kgのセメントフィラーは、なかなか

使い切ることができなかったので、次は 500gで試してみます。

使った道具を洗い終えて、今日の作業がやっと終了。2時間の残業。

次の工程の準備

カケンセメントフィラーを二階まで持って上がりました。20kg。重い!

下地処理に使う道具も用意しました。

このところ、エライ寒い日が続きます。このまま、冬になってしまうって

ことはないと思いますが、下地処理だけでも、どのくらい日数がかかるか

わからないし、長期戦に備えて安物土嚢袋ごと高級土嚢袋に入れました。