Monthly Archives: 5月 2024

佐渡島へ。

新潟港を出港

ウミネコ

なぜ、カモメじゃなくウミネコなのか。カモメは渡り鳥なので、今、日本にいるのだから、

ウミネコ。船客のひとりが与えたカッパエビセンを器用に指先から受け取って食べて

いました。

ここにも、ウミネコ。

上陸と同時にドンデン高原ロッジに向かって周辺をトレッキング。

シラネアオイが、たった一輪ですが残ってました。

ユキザサ

ニリンソウの大群落

ヒトリシズカ

エンレイソウ

わかんない。

アマドコロ?ナルコユリ?わかんない。

チゴユリ

5弁のと

6弁のと。はて。

ウツギの仲間?姫ウツギ?

今夜の車中泊は、佐和田海水浴場。

またもや自作キャンカーと出会った

道の駅 北はりまエコミュージアムで二人寝仕様で、ぐっすりと眠った晩の

翌朝。

隣の隣の駐車スペースに、どう見ても自作と思えるキャンカーがありました。

アトレーベースでルーフキャリアを載せて太陽光パネルを積んでいます。

私が朝食を済ませてもアトレーの住人が起き出す気配がありません。

そのうちに、隣の駐車スペースに、1台の車が入ってきたので私の車の中からは

アトレーの住人が起き出しても把握しにくくなりました。

そこで、車を降りてアトレーを道の駅のテーブル付きベンチに腰掛けて

監視を継続しました。

自作キャンカーと出会った 方も福岡ナンバーでしたがアトレーも

福岡ナンバー。

ついに、住人が起き出してトイレ方面に歩いて行きました。私と似たような

年格好の男性です。帰ってきたところで声をかけました。

「自作のキャンピングカーですよね?中を拝見させていただくことって

できますか?」

あっさりと許可をいただき、左のサイドドアから車内を拝見。高床式です。

運転席、助手席は、そのままにして、後部座席をたたんでバックドアまでを

フラットな床にしてあります。

特筆すべきは、床面の [A] の部分で、ここをハネ上げ式にしているので

車内に玄関があり、雨の時に、ここまで上がることができるため、ほとんど

雨に濡れずに傘をたたむことができるし、脱いだ靴はハネ上げを元に戻すと

そのまま床面の下になります。

棚と床面との間には隙間があるので就寝時には、ここに足を入れることができて

足を伸ばして寝ることができるようになっています。引き出し収納は押し入れなどに

使う

引き出し式収納ケースをそのまま3個使ってらっしゃいました。

私のように、走行モードから二人寝モードに変換するには、1時間ぐらいかかり、

その間、車外に荷物などを数多く虫干ししなければならないのとはエライ違いで

到着、即、居住スペースに移動できるのは、うらやましい限りです。

電子レンジも搭載されています。

収納ケースもそうですが、マグネット式のウインドウカバーや運転席、助手席スペースと

居住スペースを仕切る巻き取り式スクリーンなど市販のアイテムを上手に使って

らっしゃるのも見事でした。軽四でも、このレイアウトが可能なんですね。すばらしい!

二人寝仕様をセットしてみた。

荷物のやり場をどうするか問題を解決するアイデアが閃きました。

就寝時、天井から吊るのです。荷物の下の隙間はカゴのほうで 18cm ですが、

寝袋の足先がくるだけなので大丈夫です。

ミシンを発明したシンガーが、一番重要なアイデアを夢の中で思いついたというのは

有名な話です。槍を持った土人に取り囲まれた夢ですが、土人の持ってる槍の穂先に

穴が開いていて、それを見てミシン針の先に糸を通す穴を開けるアイデアを

得たというのです。

私の場合は、夢ではなく、朝目覚めた一発目で思いつくことがよくあります。

何日も思い悩んでいたことも、朝目覚めた寝床の中で考え直すと解決の糸口を

見つけることができることも、しばしば、経験しています。寝ている間の記憶の

整理が役立つんでしょうね。

感動の広さです。ひとり寝のときにも、これをやれば、広々と使えていいのですが、

何年かぶりにやってみると手順も忘れてるし慣れていないのもありますがセットするのに

一時間もかかるのでは、必要にかられないと、ちょっと……

後部は、↑↑↑ んな感じになります。

明日には帰宅しようと思います。いろいろ準備して、週末から佐渡へ

向かう予定です。

〝広重 東海道五拾三次 土山 春之雨〟の橋

この橋は、有料の橋だったんですね。橋のたもとに高札が掲げられています。

「この橋を渡ることのできるのは、安永四年(1,775年)の
閏十二月の二十三日からである。この橋を渡る時、幕府の用で
通行する人達や、武家の家族が渡る時は無料である。また、
近村に住む百姓達の中、川向うに田畑があり、毎日橋を渡って
生活しなければならない人達の渡り賃も無料である。しかし、
それ以外の住民および一般の旅人については一人につき三文、
また、荷物を馬に乗せて渡る荷主についても馬一頭につき三文、
渡り賃を取ることになっている。この規則は一時的なものではなく、
橋があるかぎり永遠に続くものである。」

東海道土山の宿の旅は、歩きではなくジンちゃんで言ったら

見逃す見逃す。これじゃダメだと公民館前の駐車場に置かせて

もらって

本陣などを見学させていただきました。

↑↑↑ 伝馬館

東海道のこの先は橋がなくて渡しがあったところで現在も橋がなくて

通行不可の箇所があるため、迂回してたら道に迷ってしまって、

そのまま、おさらばしてしまいました。やはり、街道観光は車じゃダメで

歩きに限るという教訓でした。

滋賀の旅の目的

五十数年ぶりに高校の同級生と再会するためでした。

今日、その目的を果たして3時間あまり、とりとめもない話をして

非常に楽しい時間を過ごすことができました。あいにくの天気でしたので

ジンちゃんの横ではなく、道の駅 琵琶湖大橋米プラザの2階にある

何時間でも話ができるスペースで、生水の里針江で汲んだ湧き水を

飲みながら語らったのです。

同期生のうち、お互いに共通の知人の話で盛り上がり、お互いの半生に

関わるエピソードやら、墓じまい、健康不安など話は、あちこちに飛びながらも

固有名詞が出てこなくて、エピソード自体を断念せざるを得なくなるという

前期高齢者あるある状態での会話でもありました。

ただひとつ残念なことを知ったのが、高校生の頃、非常に優秀な同級生が

統一教会に入信してしまって京大に進学したものの、実家の田畑を売り払って

献金したり、ついには合同結婚式で婚姻してしまって、それを苦にした実母が

自殺してしまったという件でした。その同級生が、今、どこで何をしているのかは

誰も知らないようですが、高校生の時に、皆で惜しんで特に親しかった数人は

何度も脱会するように説得したようですが、高校生ごときにできる話ではなくて

無力感だけを味わうことになったようです。しかし、子どもの入信を苦に母親が

自死したというのは、何とも痛ましく、今回、知るところとなり、何ともやりきれない

気持ちを今抱いています。

やっと和式トイレがなくなった。

昨夜泊まった道の駅 浅井三姉妹の郷です。和式トイレをなくしたので

ウォシュレットが2室あります。これに多目的トイレとで三台のウォシュレットが

使えます。今夜、泊まってる道の駅 びわ湖大橋米プラザの24時間使える

男性用トイレはウォシュレットが一個だけ。おまけに、今夜は、やたらと車中泊組が

多いのです。明日の朝は戦争だぁ。今朝のように4時半頃に目が覚めればいいけど。

三姉妹の郷では、旭川ナンバーの車を見かけたので話しかけたら「日本十周くらい

してるよ。もう見るとこなくなった」と、おっしゃってました。今朝も話をしたら

30℃超えると言うし来週から梅雨に入るって言うから旭川に帰るとのこと

でした。30℃に恐怖を感じるところは、さすが、北海道人。
 

今日は、160km走りました。地道ばかり。なので、観光は通りすがりに見た

彦根城だけ。

去年も買った佃煮を↑↑↑で買いました。実は、二つの道の駅で琵琶湖の魚の

佃煮を買ってはみたのです。でも、骨が柔らかくなってなかったり、味付けが、

う~ん。だったりして、やっぱり、「おさかな旭」の佃煮がおいしいのです。

おみやげ用も兼ねて8パック買ったら、1パックおまけしてくれました。

しかも、鮎の佃煮は、スーパーでは ¥680 で売ってるのを直接買うと

¥500 です。他の佃煮も、スーパーでは、消費税がついて ¥540 だけど

¥500 で売ってくれます。鮎は、4パックも買っちゃった。

「おさかな旭」は、生水の郷 針江にあるので、湧き水も2リットル汲ませて

もらって、もう、おおもうけ。リッター14kmで計算するとガソリン代でました。

安土城跡

滋賀県内を走ってると麦畑が、よく目に入ってきます。気になって

ランキングを調べてみると2012年の統計で、ちょっと古いですけど

なんと、全国第六位。やっぱりなー。香川県も走ってると麦畑を

見かけるんですが、こちらは、第18位。岡山県が17位でした。

香川県は平地が少ないし、そもそも、県の面積が少ないもんね。

1 北海道 592,800
2 福岡県 67,000
3 佐賀県 66,900
4 栃木県 42,600
5 群馬県 32,600
6 滋賀県 21,200
7 埼玉県 20,900
8 愛知県 20,000
9 茨城県 18,400
10 熊本県 18,000


ベストテンは、↑↑↑んな感じ。北海道が桁違いだというのは、わかって

いたつもりでも、ここまでの差があるとは!

滋賀県の大きな湖は、琵琶湖だけじゃない。余呉湖は、わりと知られてると

思いますが、走ってると「西の湖」「西池」など、そこそこ大きな湖に出くわします。

北海道と滋賀県の麦みたいなもんで、琵琶湖があるため、まったく目立たないん

ですけど。

昨日は、近江八幡伝統的建築物保存地域を散策したのですが、面白くなかった

わけでもないのに、どこか物足りませんでした。街並みを歩いていて出くわした人と

おしゃべりができなかったから、面白くなかったんですね。たぶん。

でも、ヴォーリズ建築は興味深かった。

特に、旧ヴォーリズ邸が好き。ここで、元華族令嬢の満喜子夫人と暮らしはったという

ことですね。ヴォーリズ氏は建築家だけじゃなくてメンソレータムの近江兄弟社も

設立したのね。歩いてるときに知りたかったですね。それも町の人から聞いて。

滋賀県って、麦畑も多いけど、お寺も多い気がします。これも、香川県と同じ。

調べてみたら、令和3年の人口1万人当たりの寺院数とその都道府県別の

ランキングで、滋賀県は堂々1位でした。ちなみに香川県は17位。こちらの

ほうが意外でした。

突然ですが、今日の昼食風景です。モンベルのリゾッタとアマノフーズの味噌汁は

すっかり、ランチの定番になりました。場所は、安土城跡の無料駐車場です。

ウワサ通り石段に石仏が使われていますね。

石垣には仏足石も。

墓石も石段に使われているとの話でしたが、私は見つけることができませんでした。

ひょっとして、石仏のように表示するのは遠慮したとか?

城内には、伝羽柴秀吉邸跡や、伝前田利家邸跡などがあり、特に前田利家の

それは、後生に大きく破壊されてしまったため詳細は不明とありましたが、

わかる範囲で復元されたものを見ると城内城というか、ひとつの城として

戦闘能力は高そうに見えました。

天守台跡です。この礎石は地下一階部分で、二階以上は、周囲の石垣を含めた

もので地下一階の2倍以上の広さがあったとされています。

天守台から琵琶湖を一望できたであろうことを忍ぼうと天守台跡の横から

琵琶湖を望みましたが、周囲はすっかり山に帰ってしまって見渡すことが

できませんでした。

三井寺(園城寺)

三井寺の案内板を見つけたので、ちょっと、寄り道。

しかし、駐車場500円の看板があったので、手前で右折して近辺を探したら見つけました。

無料駐車場。大津市伝統芸能会館の駐車場。

↑↑↑ という位置関係ね。

えーっと、一般入山料600円かあ。

仁王門だけ見て入山しないことにしました。

今回は昨秋の滋賀県北半分の続きとなる滋賀県南半分の旅に来ています。

北上しようとナビの言うとおりに走っていたら、湖西道路の大津入り口付近の

二車線が一車線に絞られる付近でネズミ取りを見かけました。私の車の2台前を

走ってた車が捕まってました。私も続けて捕まるはずでしたが、車線が減るところで

自衛隊車両の前に入ることができなかったので免れました。

自作キャンカーと出会った

カッコいいのです。

屋根に載った3個のプランター!

BOX代わりにプランターを使ったのではなく、ちゃんと土が入ってて

多肉植物が植わってるんだと。旅に出るのに留守番させると枯れちゃいそうだから

連れてきたんだと。屋根に置いてれば、陽も当たるし雨も降るからだと。カッコいいー。

ホントは、内装がカッコいいのですけど、内装を見せてもらったときには、まだ、

私も遠慮がち状態で、写真を撮らせてと言えなかったのです。

オイルステイン塗装でクラシカルな板張り内装です。車の中に、すっぽりと

板張り小屋が入れ子になっている状態。外から見たらツヤ消し塗装の

鉄製の車ですが室内から見ると板張りの壁に囲まれたウッディな空間。

荷室全体が高床式のワンルームなんですが、床下は、収納スペース。

バックドアを開くとギャレーが見えるのですが、真ん中から観音開きに

なっていて、無駄な空間ゼロの収納スペースになっています。

左サイドドアは半分が外開きドアで半分は換気扇付き窓になっています。

右サイドドアは、収納扉を開けると、そのまま木製のステップに早変わりの

タラップになるというトリッキーな仕掛けが。

随所に確かな工作に裏打ちされた素敵なカラクリが楽しいキャンカーでした。

いいものを拝見しました。ありがとうございます!