Monthly Archives: 5月 2023

上段の支柱(4)

支柱の底板を取りつける場所にはリヤワイパーの回転軸穴を防水するための

グロメットがあります。

グロメットの突出したぶんだけ底板を削らねばなりません。

凹みはディスクサンダーで掘りました。いい仕事をしてくれます。

部品同士をビスで繋ぎ合わせます。

支柱ができました。完成ではありません。腐食防止のためにスライドアウトの

部品も合わせて木部はすべて塗装する予定です。

上段の支柱(3)

支柱の2個目製作開始。

二回目となると、やっぱり上手にできますね。工作自体もジグソーでギリギリまで

攻めたので穴掘りはカッターをほとんど使うことなく壁面をきれいに精度も高く

ほぼノミのみで加工できました。

次回は、支柱を車体に取りつけるための底板の作成です。

リアル五月雨だが上段の支柱(2)

もう梅雨入り。入学式の代名詞だった桜の開花も年々早くなり、そろそろ卒業式の

代名詞になりそうです。日本が東洋のハワイと呼ばれるようになる日も近い?

2枚目の木型を作りました。

正直、木型はひとつでいいんじゃないかと考えました。しかし、二つ並べて

初めてわかることがある……今回がそうでした。リヤワイパーを外そうとしたときに

すでにわかっていたことですが、いつのまにか忘れてました。バックドアの中心線は

一点鎖線のあたりです。それを忘れて2個の支柱と支柱の間に中心線があると

錯覚しました。そうであれば、2個の支柱は同形になります。しかし、実際には

偏っているため、2個の支柱には微妙な差が生じます。

バックドアの形状は平面ではなく曲面です。そのため、左の支柱は、ほぼ中央にあって

バーとバックドアとの間隔は右の支柱のところよりも狭いので、左右の支柱を同じ寸法で

作ると右の支柱とバックドアの間に隙間が生じるところでした。

こういう思い込みは、しょっちゅう起こって、そのつど失敗につながったりします。

家の中って、直角も垂直も平行も水平も厳密に言えば存在しません。でも、ついつい、

部屋の4隅は直角になっていて向き合う壁は平行だと想像してしまうのです。

でも、畳屋さんは知っていて部屋がどのような不等辺四角形になっているかを

きちんと計測して畳を切り出すのです。ピタッと合ってる畳を見て感心する人は

少ないのかも知れませんが、日曜大工をやってると「神業だ」と思っちゃうのです。

部屋の天井も床と平行な平面だと思ってる人がほとんどでしょうけど、中央部が

ちょっと高くなってます。全部、同じ高さだと目の錯覚で中央部が下にたわんでいる

ように見えるので、中央部を上方向にふくらますのです。こういうのを「むくり天井」と

言います。

支柱を作ります。

8.5Φ の穴を開けて、そこにジグソーの刃を差込んで四角い穴を開けていくわけですが、

一方向に貫通させると木目によっては出口部分が壊れます。これを防止するために穴の

両側から開けていきます。穴を開ける位置に 3Φ の下穴を開けて(これは貫通で OK)

片側から途中まで穴を開けたら、ひっくり返して反対側から迎え撃つのです。

周囲の辺はノミで彫っていきます。このぐらいの厚みの板だと私のジグソーでは垂直が

出ません。木目に平行なところはノミを彫刻刀のように使って平面を出すことができますが、

木目を断ち切る方向の加工はむつかしいですね。カッターナイフを使って木の硬い繊維を

切りながら平面を出していったりしてます。

左側の支柱ができました。めったにないことですが、できばえには満足しました。

ピッタリです。右側の支柱作りのハードルが上がっちゃいました。

上段の支柱(1)

昨日の↑↑↑ は、

↑↑↑ に

貼り付ける発泡スチロールを切り出してました。

先日、ダイハツとトヨペットに行ったときの走行中、ギャレーがガッチャン、ガッチャンと

前後して、やかましかったので音止めです。小技ですけど、大事な作業です。

さて、今日の主題は上部バーの支柱作りです。かなり古いキャリアを使っていて、

しかもルーフではなく目的外の背面なので万が一にでも外れて落下したりしないような

構造にしなければなりません。

まず、ダンボール紙で支柱の形状を探って

次に、合板で精度を高めます。次回、この木型を元に、もう一つ合板で木型を

作って、さらに精度をあげようと思います。

バックキャリア~セカンドラブ

昨日の続きです。彫刻刀を使って四隅をカットしました。

金具の形状に合わせてカットした効果でボルトが貫通しました。

反対側も、まったく同じ作業をします。恋も二度目なら少しは上手になるの?と中森明菜が

歌いましたが、同じ作業の二度目は見違えるほど上手に、しかも早くできます。

見るだけでも手際が良さげでしょ?

できました。一度目の半分くらいの所要時間だったと思います。

余った時間は今後の構想を練ったり次の工程の準備をしたり……

それでも、時間が余ったので

↑↑↑ んな作業を……

バックキャリア製造決定

昨日のことですが、どうしても抜けないリヤワイパーを取り外してもらうために

ダイハツに出かけました。駐車場で受け付けてくれた人が「サービスに聞いて

きます」というので待ってると「予約の車で一杯で、いつ作業に取りかかれるか

わかりません」というので、それは仕方ないかな。待ちます。と答えると「車に

カーテンをつけてるので入庫できません」と言います。話してもムダとわかったので

「わかりました」とダイハツを出ました。途中、女房に言いつけられた買い物をして

冷蔵庫に保存しなければならないものだったので自宅に寄って、今度はトヨペットに

行きました。担当のフロントは休みで営業マンは商談中。じゃあ、サービスの方を

どなたかお願いしますと言って出てきた方にリヤワイパーを見せると、1~2分ほど、

かなり力を入れて引っ張ってくれると 抜けました! あの~ 料金は?「いりませんよ」

リヤワイパーを差込んでいるところが溝付のテーパになっているので、かなり力を

加えないと抜けない構造になっていたのでした。

上部のバー取りつけ位置は、↑↑↑ の一択なんですが

元のバーでは長さが足りません。

そこで角材を使うことにしました。材木店に相談して 30mm × 30mm × 1,800mm の

タモの角材を注文してました。タモは手すりなどに使われている木です。変形しにくく

強靱な材質が向いているのではないかなという判断です。一本 2,860 円(税込)しました。

ノミで加工していきます。

もう少し加工が必要なようです。

2面を削りましたが、まだ足らなくて

彫刻刀にも、お出ましいただいたところで、時間です。

黒竹の花とバックキャリア

黒竹の花が咲きました。実は十年ぐらい前にも一度咲いたので、120年に一度とか

60年に一度とかではないです。

ちなみに、花が咲く周期は、竹は 120年に一度、笹は 60年に一度とか言われてますが

黒竹が竹なのか笹なのか、よくわかりません。だいたい、竹と笹の違いは何かと言われても

明確な違いがないんだそうです。里山の黒竹は、45年くらい見てますけど花が咲いてるのを

見たのは、上にも書いた十年くらい前と今回だけです。前回は、どの竹も、いっせいに

花が咲かせたと記憶してます。今回は比較的若い竹が数本咲いただけといった印象でした。

竹にしろ笹にしろイネ科なので、イネの花にそっくりです。籾殻みたいなのがないところが

ちょっと違いますね。

バックキャリアは、難易度が高いですねぇ。まず、リヤワイパーの取り外しがウマクできません。

モーター部とワイパー回転軸が、どんなふうに接続しているのかが見えないので、試行錯誤するより

ダイハツに入庫したほうが早そうです。リヤスポイラーは、どうやら取り外し不能みたいです。

もし外すことができても取りつけ不能になるに違いありません。

下段のバーを取りつけただけで、かなり力を込めて閉めないと半ドアになります。何度も開閉してると

取りつけ金具が車体に当たって塗料を剥がすことになりそうです。下段はバンパー部で樹脂製なので

見てくれをガマンすればいいだけですが、上段は金属部なので防錆上、都合がよろしくないのです。

今回、工作に使おうとしているキャリアは、最初に買った乗用車に取りつけたルーフに自転車を

積載するためのものだったと記憶しているので、40年以上前に購入したものだと思います。

金具の取り付け部は樹脂で覆って車体を傷つけないように保護してあるのですが経年変化で

割れたり一部欠けたりして硬化もしてます。最初、寝マットで保護しようとしましたが、まるで無理でした。

上段のバーの長さが足りない件に関しては、材木店に折れない曲がらない強靱な木質の角材を

切り出せるかどうかを問い合わせ中です。たとえば、手すりなどに使われてるタモとかですね。

中央部の支えはリヤワイパーの取り外し跡を利用するとして下段については、バックドアに穴を

開けてボルト固定となるでしょう。位置的に雨もれを心配する必要はなさそうですが、半ドアの

要因になってしまわないかという課題があります。ただし、バックドアの材質はプラスチックなので

加工が容易であることだけは追い風です。

モバイルシンクの取りつけ方法も工夫が必要ですし、その他実際に工作に取りかかれば山のように

問題が続出するのは目に見えてます。要は、それでもやるかどうかなんですがソーラーパネルを

設置しているためルーフには積載スペースがないし、どうしても車外に置きたい荷物があるなら

背負うしかありません。(モバイルシンク以外はフロントキャリアという選択肢も、なきにしもあらず)

ただし、スライドアウトのように、最後の最後まで見通しが立たなかったのとは違って、ある程度は

事前に検討を重ねやすい感じではあります。

バックキャリア構想

スライドアウトは関連作業も含めて一段落し、さあ、次は何に取り組むかという

段階に進んだので

↑↑↑ んな物を引っ張り出して

ルーフキャリアの止め金具で車の塗装を傷めないようにキャンプ寝マット(超安い)を

切って緩衝材にしました。

[A] の位置だとナンバープレートの視認性に若干問題が起きそうだし、わずかといえども

灯火類に重なっています。[B] の位置なら両方ともクリアできそうなのですが、バーの長さが

わずかに足りないんですよね。だけど、リヤワイパーの回転軸部分を使って中央部にも

支点を作ることができそうです。

横方向から見ると、↑↑↑ んな感じなので、リヤワイパーの付け根が、いい仕事をして

くれそうでしょ?

上下のキャリア装着位置は、↑↑↑ あたりが妥当かなという印象でした。

もともと、何でバックキャリアが欲しいかというと、ただでさえ狭い軽四に冷蔵庫だ電子レンジだ

ギャレーだを積み込んだので就寝スペースの確保や生活用品の収納の確保が難しくなっていて

中でもモバイルシンクは図体もでかいし、食材や食器を洗った排水タンクもあるので(どこでも

廃棄できるわけではない)車内に置かずに済めばそれに越したことはありません。他にも、毎日

コインランドリーを利用できるわけでもないので洗濯物を置く場所や、生ゴミを筆頭にゴミ類も

法に遵った処理ができるまで車外に保管できればありがたいのです。もうひとつ、どうしても

車外に保管したい物があって、それは 5リットルの携行缶です。

ジンちゃんのガソリンタンクは、34~36 リットルしか容量がないため、いざというきに携行缶が

積んであれば安心です。5リットルあれば、計算上は 70km 程度走行できることになりますからね。

モバイルシンクは、↑↑↑ の位置だとナンバープレートも灯火類も見づらくなるし、縦置きしたら

車長の10%以内に収まらない可能性が出てきます。

↑↑↑ の位置がベストかなあ。

キッチン復元の手順

今回の記事を元にマニュアルを作っておこうかな ♪

左右とも最下層の底板を敷きます。

スライドアウト部分の底板を取りつけます。

左右ともコンベアローラを取りつけた板を敷きます。

ギャレーの台車をセットします。

レールの前端のストッパーを取りつけ。

冷蔵庫の台車をセットして後端ストッパーを取りつけ。

冷蔵庫を搭載。このとき、冷蔵庫の屋根や、その上に設置した部品置き場は外した

状態のほうが積み込みやすいことがわかりました。

キッチンの積み込みが完了しましたが

ストッパーの位置が後ろ過ぎてギャレーを充分に引き出せないし、積み込み時にも

大黒柱のガイドが邪魔して作業がやりにくくなることが判明しました。

そこで、ストッパーの位置と形状を変更して、できるだけ前に寄せました。

金属加工とストッパーと不動産侵奪罪

大っ嫌いな金属加工は、いつもの場所で……って、準備しましたが日射しがハンパねぇ。

それでも予定の穴開けと、その周囲のバリ取りは済ませました。

実は、上の2枚の写真の撮影時刻は3時間半以上の差があります。その時間を

何に使ってたかというと土曜日に立ち会う予定にしている境界確認に関連して

不動産侵奪されてる件で測量会社の人と話し合っていました。侵奪した場所に

設置したブロック塀を撤去しない限り、境界を確認することはできないという

申し入れですね。わが家の土地が侵奪しているのは、せいぜい、0.08 ㎡ 

程度なので侵奪されていることは承知で捨て置いてたのですが、お隣の場合は

2 ㎡ くらい侵奪されていて、持ち主が変わってしまえば是正をする機会を

失ってしまうので、その話し合いに時間がかかってしまいました。

作業可能な時間が残り30分くらいしかありませんでしたが、ちゃちゃっと部品を作って

あとは組立てだけですが、ギャレーの台車を載せるのが先で、そのあとストッパーを

取り付ける手順となります。冷蔵庫は積むときスッポ抜けて落下事故が起きるのを

防止するためストッパーを取り付けるほうが先です。