五十数年ぶりに高校の同級生と再会するためでした。
今日、その目的を果たして3時間あまり、とりとめもない話をして
非常に楽しい時間を過ごすことができました。あいにくの天気でしたので
ジンちゃんの横ではなく、道の駅 琵琶湖大橋米プラザの2階にある
何時間でも話ができるスペースで、生水の里針江で汲んだ湧き水を
飲みながら語らったのです。
同期生のうち、お互いに共通の知人の話で盛り上がり、お互いの半生に
関わるエピソードやら、墓じまい、健康不安など話は、あちこちに飛びながらも
固有名詞が出てこなくて、エピソード自体を断念せざるを得なくなるという
前期高齢者あるある状態での会話でもありました。
ただひとつ残念なことを知ったのが、高校生の頃、非常に優秀な同級生が
統一教会に入信してしまって京大に進学したものの、実家の田畑を売り払って
献金したり、ついには合同結婚式で婚姻してしまって、それを苦にした実母が
自殺してしまったという件でした。その同級生が、今、どこで何をしているのかは
誰も知らないようですが、高校生の時に、皆で惜しんで特に親しかった数人は
何度も脱会するように説得したようですが、高校生ごときにできる話ではなくて
無力感だけを味わうことになったようです。しかし、子どもの入信を苦に母親が
自死したというのは、何とも痛ましく、今回、知るところとなり、何ともやりきれない
気持ちを今抱いています。