》あとは、OSをインストールするだけ。。。
ということで、CentOS 8 をインストールします。
前回は、CentOS Linux 8.0.1905. をインストールしましたが、
今回は、最新リリースの CentOS Linux 8.1.1911. をここから
ダウンロードしました。たくさんのサーバーがありますが、
チョイスを間違えると、途中で失敗し、レジュームを効かしても
また、失敗しを繰り返して、一晩かけてもダウンロードできません。
私は、山形大学のサーバーから落としましたが、それでも
3~4時間かかりました。
前回も、一度でインストールできませんでしたが、今回も
一回目のインストールでは、起動できたもののログインできないという
謎の現象に出くわしてしまいました。しかし、前回覚えたように
インストール自体は、10分ほどで完了するので、なんかあやしいと
思ったり、設定をひとつ忘れちゃったなというときには、
迷わず、再インストールすることをオススメします。
まあ、今回は、たった2回目でちゃんとインストールできました。
続いて、設定ですが、これも、前回 [03] 同様に行っていきます。
操作は、今回も TeraTerm を使います。
1)一般ユーザーの追加
[root@CentOS-8-Server ~]# useradd dokolife
[root@CentOS-8-Server ~]# passwd dokolife
ユーザー dokolife のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
パスワードが一致しません。
passwd: パスワードサービスによる予備チェックに失敗しました
[root@CentOS-8-Server ~]# passwd dokolife
ユーザー dokolife のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: すべての認証トークンが正しく更新できました。
ハハハ…… 一回失敗しました。
2)selinuxの無効化
# vi /etc/selinux/config
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# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
# enforcing – SELinux security policy is enforced.
# permissive – SELinux prints warnings instead of enforcing.
# disabled – No SELinux policy is loaded.
SELINUX=enforcing ← SELINUX=disabled に変更
# SELINUXTYPE= can take one of these three values:
# targeted – Targeted processes are protected,
# minimum – Modification of targeted policy. Only selected processes are protected.
# mls – Multi Level Security protection.
SELINUXTYPE=targeted
--------
vi というのは、Linuxの標準テキストエディタです。いつも使わないものは
必ず忘れます。私の場合、いつも使ってるものでさえ忘れるのですが、
そういった話題は「老いも老いも」で。
従って、自分用のマニュアルを作っています。
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■入力コマンド
i (insert) カーソルの左側に文字を入力する。*
a (append) カーソルの右側に文字を入力する。*
I 現在行の先頭に文字を入力する。*
A 現在行の末尾に文字を入力する。*
o (open new line) 現在行と次行の間に新しい行を挿入する。*
O 現在行と前行の間に新しい行を挿入する。*
[n]>>[return] 現在行を含むn行の先頭にタブを挿入する。nを省略すると現在カーソルが
ある行の先頭にタブを挿入する。タブのサイズはオプションshiftwidthで値を変更できる。
*印はコマンド入力後、テキスト入力モードになる。入力終了後は[ESC]キーを押す。
■終了、中断 ZZ 編集中のテキストを起動時に指定したファイルへ書込んでviを終了する。
:wq (write and quit) 編集中のテキストを起動時に指定したファイルに書込んでviを終了する。
:q[!] (quit) viを終了する。編集中のファイルに変更を加えた場合は、:w実行後に行う。
変更内容を保存しないで終了する場合には、!をつける。
■検索(コマンドモード)
less や man コマンド内でも利用する標準操作です。
キー入力 | 動作 |
/<文字列> | 文字列 を検索する(順方向) |
?<文字列> | 文字列を検索する(逆方向) |
n | 順方向へ検索する |
N | 逆方向へ検索する |
% | (,[に対して対応する ),] や } を検索 |
■^M を削除する
昔のvi(vim)で「CR(改行コード)」が「^M」と表示されていたのを再現させる方法。
:edit ++ff=unix
青色に表示されるので、ひとつずつデリートする
参考:↓↓↓が効けば簡単なんだけど…
$ vi ./hogehoge.txt
:%s/^M$//s
^M は、Ctrl+vと押した後にEnterを押す
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これで、すべてです。しかし、実際に使うのは、
a (append) カーソルの右側に文字を入力する。*
と、
[ESC]キー
と、
:wq
と、
:q!
くらいなもんですかね。特に、:q! は、よく使います。
つい、Windows のクセで、テンキーを使ったりして意図しない入力に
なったときなどに、元に戻すために :q! で保存しないで終了して
あらためて、最初っからやり直すためです。Linux コマンドも
同様にマニュアルを作ってますが、TeraTerm が、過去に使った
コマンドを覚えていてくれるので、↑ キーで、どんどん、さかのぼって
使い回すほうが多いかな?
今夜は、このあたりまでですかね。おやすみなさい。