また、自作かよ。(復旧編)-01

By | 2020年5月3日

》あとは、OSをインストールするだけ。。。

ということで、CentOS 8 をインストールします。

前回は、CentOS Linux 8.0.1905. をインストールしましたが、

今回は、最新リリースの CentOS Linux 8.1.1911. をここから

ダウンロードしました。たくさんのサーバーがありますが、

チョイスを間違えると、途中で失敗し、レジュームを効かしても

また、失敗しを繰り返して、一晩かけてもダウンロードできません。

私は、山形大学のサーバーから落としましたが、それでも

3~4時間かかりました。

前回も、一度でインストールできませんでしたが、今回も

一回目のインストールでは、起動できたもののログインできないという

謎の現象に出くわしてしまいました。しかし、前回覚えたように

インストール自体は、10分ほどで完了するので、なんかあやしいと

思ったり、設定をひとつ忘れちゃったなというときには、

迷わず、再インストールすることをオススメします。

まあ、今回は、たった2回目でちゃんとインストールできました。

続いて、設定ですが、これも、前回 [03] 同様に行っていきます。

操作は、今回も TeraTerm を使います。

1)一般ユーザーの追加

[root@CentOS-8-Server ~]# useradd dokolife
[root@CentOS-8-Server ~]# passwd dokolife
ユーザー dokolife のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
パスワードが一致しません。
passwd: パスワードサービスによる予備チェックに失敗しました
[root@CentOS-8-Server ~]# passwd dokolife
ユーザー dokolife のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: すべての認証トークンが正しく更新できました。

ハハハ…… 一回失敗しました。

2)selinuxの無効化

# vi /etc/selinux/config

--------

# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
# enforcing – SELinux security policy is enforced.
# permissive – SELinux prints warnings instead of enforcing.
# disabled – No SELinux policy is loaded.
SELINUX=enforcing          ← SELINUX=disabled に変更
# SELINUXTYPE= can take one of these three values:
# targeted – Targeted processes are protected,
# minimum – Modification of targeted policy. Only selected processes are protected.
# mls – Multi Level Security protection.
SELINUXTYPE=targeted

--------

vi というのは、Linuxの標準テキストエディタです。いつも使わないものは

必ず忘れます。私の場合、いつも使ってるものでさえ忘れるのですが、

そういった話題は「老いも老いも」で。

従って、自分用のマニュアルを作っています。

--------

■入力コマンド
i  (insert) カーソルの左側に文字を入力する。*
a  (append) カーソルの右側に文字を入力する。*
I 現在行の先頭に文字を入力する。*
A 現在行の末尾に文字を入力する。*
o (open new line) 現在行と次行の間に新しい行を挿入する。*
O 現在行と前行の間に新しい行を挿入する。*
[n]>>[return] 現在行を含むn行の先頭にタブを挿入する。nを省略すると現在カーソルが
ある行の先頭にタブを挿入する。タブのサイズはオプションshiftwidthで値を変更できる。
*印はコマンド入力後、テキスト入力モードになる。入力終了後は[ESC]キーを押す。

■終了、中断 ZZ 編集中のテキストを起動時に指定したファイルへ書込んでviを終了する。
:wq (write and quit) 編集中のテキストを起動時に指定したファイルに書込んでviを終了する。
:q[!] (quit) viを終了する。編集中のファイルに変更を加えた場合は、:w実行後に行う。
変更内容を保存しないで終了する場合には、!をつける。

■検索(コマンドモード)

less や man コマンド内でも利用する標準操作です。

キー入力    動作
/<文字列> 文字列 を検索する(順方向)
?<文字列> 文字列を検索する(逆方向)
n 順方向へ検索する
N 逆方向へ検索する
% (,[に対して対応する ),] や } を検索

■^M を削除する

昔のvi(vim)で「CR(改行コード)」が「^M」と表示されていたのを再現させる方法。
:edit ++ff=unix
青色に表示されるので、ひとつずつデリートする

参考:↓↓↓が効けば簡単なんだけど…
$ vi ./hogehoge.txt

:%s/^M$//s

^M は、Ctrl+vと押した後にEnterを押す

--------

これで、すべてです。しかし、実際に使うのは、

a  (append) カーソルの右側に文字を入力する。*

と、

[ESC]キー

と、

:wq

と、
:q!

くらいなもんですかね。特に、:q! は、よく使います。

つい、Windows のクセで、テンキーを使ったりして意図しない入力に

なったときなどに、元に戻すために :q! で保存しないで終了して

あらためて、最初っからやり直すためです。Linux コマンドも

同様にマニュアルを作ってますが、TeraTerm が、過去に使った

コマンドを覚えていてくれるので、↑ キーで、どんどん、さかのぼって

使い回すほうが多いかな?

今夜は、このあたりまでですかね。おやすみなさい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語を使って書いてね。外国語わかんない。