Monthly Archives: 8月 2022

難問

キッチンの構想を練ります。

レールと車体が干渉しないためにコロコンローラの道床は、どのくらいの厚みが

必要かを見ています。

左右のコロコンローラの道床の厚みが異なる場合、ヤボシ 2号単車で

その差を吸収できるかどうかを見ています。

ベッドの後端と折りたたんだスライドアウトの底板との隙間が小さいことも

ネックになります。

キッチンはベッドの高さから上の部分は取り外し可能でないとベッドメイクが

できなくなります。

就寝時に足を伸ばした時、キッチンに邪魔されてはなりません。

キッチンに求められる機能としては、主としてガス台と調理台ですが、

ガスコンロや鍋、ヤカン、まな板などの収納ができたらうれしいですね。

ベッドメイクをするときには車から降ろさねばならないので軽いことや

持ちやすさなどが求められます。

こうしたいくつもの要素を満たしながら火を使うのですから安全性については

妥協できません。換気扇のようなものも必要になるでしょう。中には背反事項も

あるので、どのように折り合いをつけながら利便性を追求できるかが問われます。

うーむ。ちむどんどんしてきたー (少し、ウソ)

モバイル シンク (完成検査)

昨日の続きは、 鉢底ネットを巻いてパイプの竹馬づくりでした。

もうひとつの工作は、 流し排水栓カゴの脚へのウェイト取り付けです。

結束バンドが通る穴を計8ヶ所空けるだけなんですが、4Φの穴を

開けなければなりません。過去にドリル刃物語を書いたことがあります。

使い物にならない nachi と頼りになる 月光 というドリル刃の話でした。

そして、この4Φのドリルも地雷女です。木工ドリルのダメンズというのは

なかなか出会いませんが、鉄工ドリルだけは安物買いをしてはダメです。

じゃあ、いいからと言っていつも月光を買うことができるかというと、やはり

高いですからね。

コスパがいいとなると、ライト精機あたりでしょうか。

このドリルで穴開けができなかったので、まず3Φの下穴を開けて、4Φの

ドリルでいんぐりもんぐり 拡げました。

さて、ここで、おさらいです。

① のシンクに流した水は、② で受けて、③ の排水栓カゴを通って

⑤ の排水タンクに溜めます。④ は、③ が転ばないための脚で、

② の鉢底ネットのロング巻きスカートを上から ③ に突っ込むことで

排水タンクの中を ③ が走り回らないようにしています。

では、セットしていきます。

ペールの底に雑巾を敷きます。

③ と ④ をセットした排水タンクを置きます。

② をセットします。百均の水切りネットをからませないように巻きスカートを

押し込むには、ちょっとだけコツが必要です。もうちょっと、スムースに ② を

セットできるように、いずれ作り直さねばなりません。

最後にシンクをセットして組立て完了。次はテストです。

水を流してみます。ちなみに hana ちゃんの頃からポンプ給水は使いません。

最初は、使ったんですけどね。水の使用量がハンパなく増えます。

マイクロバスですから清水をたっぷり積載することはできるんですが、

水道使用量が大きければ自動的に排水タンクも、すぐに満タンになります。

何度か溢水事故を起こしたんですよ。

今でこそ、水場設備があるSAや道の駅が増えてきましたが、hana ちゃんの前の

ワゴンでの車中泊時代には、清水補給は大変でした。なので、全国の名水

一覧を整備して旅の補水計画を立てようとしたこともあります。

まあ、安全と水はタダ(みたいな)国ですからスーパーの裏手から惣菜を作ってる

おばちゃんに「水くださーい」と頼めば、いただくことはできましたが、

公共トイレの掃除用シンクから汲めば盗水ですからねー。

そんなわけで、節水のためにラッキョウ酢の容器を車内水道として使ってます。

洗い物も節水型で、ボールとパンチングボールを組み合わせて洗い桶にすれば

最少の水量で野菜なんかを洗うことができます。

食後の食器洗いもペーパータオルを使って汚れを取るのが主体で最後に残った

油汚れは熱湯+ペーパータオルで仕上げます。食器洗い洗剤は水道を自由に

使うことができるキャンプ場などで、ここぞとばかり、まとめて使用してました。

2本近く上水を流しても排水タンクの水位は、↑↑↑ くらいですね。このくらいだったら

捨てるのも容易です。

テストの結果は上々でした。

ただし、② だけは、改良が必要ですね。このままだと巻きスカートがスッポ抜けて

しまいます。たぶん、スッポ抜けないように固定するんじゃなくて、スッポ抜けた時に

元通りにするのが容易になる方向性を探ることになると思います。

しかし、今回は上水を流してみただけという簡易テストだったので良い結果が

得られただけかも知れません。

どこでもシンク。早く使ってみたいな。実際に使ってみたら、いろいろ不具合や

付加したい機能なんかも、でてくることでしょう。一旦、完了ということにして

次はキッチン製作に取りかかりたいと思います。

モバイル シンク (3)

今日は、買い物デーですね。

まずは、エポキシパテを使って

シンクの排水口とボロの灯油缶から作った部品との隙間を埋めます。

パテの塗布面の一部が乱れているのは、ここから、よぶんなパテを掻き取って

シンク底のビス穴の横を埋めました。丸印の2ヶ所だけです。シンクの上縁近くの

2ヶ所はパテ埋めしませんでした。

シンクの排水口に金網のゴミ受けをセットしました。流してはダメな物をうっかり

流したときに受け止めるのが主目的ですが、おおまかな残飯ゴミ等をここで受けて

おけば、便利なこともあるかなと。

次回は、園芸用鉢底ネットを使っての工作です。

モバイル シンク (2)

昨日作った部品を取り付けてみました。ボルトの長さが、ずいぶん余ってますが

ボルトではなくトラスねじを使うつもりなので最適な首下寸法がわかりさえすれば

いいのです。

シンクに排水用の穴を開けました。

排水ホースを取り付けて

長さを調整しました。まったく見えないところなので測定の方法がありません。

(ところが、この文章を書いてて、今、測定方法を思いつきました。時すでに遅し)

試行錯誤の最たるものという工作になってしまいました。

残るは、 黄色の流し排水栓カゴの設置とゴミの回収方法ですが、水切りネットは

百均で売ってるものを使うことになると思います。

排水タンクの中で自立している必要があるので脚を試作してみました。

↑↑↑ んな感じにしようかなあと考えてます。排水タンクの中で台座が浮かび

上がったら都合が悪いので、一つ上の写真に写っている角座金のような重りを

取り付けなければなりません。とりあえずは作って使用していく中で改良して

いくことになるんじゃないかと思ってます。

モバイル シンク (1)

我が家で使ってる灯油缶のうち、最長寿さんは

22歳です。灯油缶のオススメ交換時期は5年なので、なかなかなもんです。

灯油缶をカットして

さらにカットしました。シンクの曲面が当たる部分に合わせてティアーズ型の穴を

開けて、しっかりとシンクに沿わせるようにしました。

習慣

世界の片隅のブログも続けることによって日記としての効用が

ないわけでもありません。手書きの日記と違って検索ができますから

うろ覚えの事柄も書いてさえあれば、何年何月頃の出来事だったかが

判明します。しかし、始めたこととか継続してることは書いてあっても

やめてしまったことは書かれていなくて、例のタマネギ健康法 +α+β+γ

過去記事を検索して、いつごろから始めたかについてはわかるものの

いつやめてしまったかについては記事がありません。やめたのは、今年なので

記憶をたどって、おそらく3月頃。7年半くらい続けたってことですね。

やめたきっかけは、10年前くらいから毎年人間ドックで高コレステロールの

警告が出るため、何とか下げることはできないかと、いろいろやってます。

その一環としてタマネギ建基法を測定の一ヶ月前くらいから停止してみようと

思ったのでした。測定結果はいつもどおりだったので再開すればいいのですが、

健康によさそう……というだけで続けてきたけれど、健康になったという効果が

見えるわけでもありません。→ 自然消滅。

自分の食べるパンは自分でホームベーカリーを使って焼いていたのですが、

これも同じ頃にやめてしまいました。パン焼き生活も過去のブログを検索したら

2010年の年初から始めたという記事があったので、12年ぐらい続けたって

ことですね。これは、なぜ、やめたかなあ。そろそろ、小麦粉を補充しなければ

というタイミングで、ダマシダマシ使ってきたパン焼き機も寿命が近づいているし、

まっ、いいかとやめたんでしょうかね。

というわけで、長年続けてる習慣として残っているのは筋トレだけ?コロナ禍で

ふれあいセンターが閉じていた期間が通算で半年くらいあったので、それを

差し引いても、満5年を超えました。また、2年前から始めた自宅での腹筋と

骨盤底筋のトレーニングも、ちゃんと続いています。

腹筋は、3種類。昔ながらの足をちょっと上げた状態を保つというトレーニングは、

50秒くらいから始めて最近では200秒くらいまで平気になってきたので、

トレーナーに相談したら 「ウェイトをかけたら?」 というアドバイスをもらって

枕(約2kg)を足首あたりに載せて2分間保つというのをやってます。2分間と

いっても頭の中で数えているので、最大1割減くらいかも知れません。先ほど

頭の中で数えた120をストップウォッチで計ったら 01:53.699 でした。

↑↑↑ の写真は足先だけであげてますが、私は頭も少し持ち上げるようにしているので

頭を支える首の後ろの筋肉も同時に鍛えているつもりです。でも、頭を2分間保持するのは

困難で気がついたら後頭部が床についていますが、さほど気にせず気づいたら

また持ち上げるという感じでやってます。あとは、腹斜筋を鍛えるのと、空中で高速に

自転車こぎをやるイメージのトレーニングをやってます。3種類の腹筋の合間合間に

骨盤底筋のトレーニングをやって、全6種目で毎朝のトレーニングは終了です。

そして、夏の習慣の朝シャン。朝のトレーニングで汗が噴き出るので朝シャンは

快適です。ジンちゃんのお世話をしたあとのシャワーも気持ちイイのですけど

朝シャンの気持ちよさは、1.5倍以上です。夕刻のシャワーと違ってビール1本とは

いかないのが残念ですが、一夏かけて350ml を10缶程度の摂取量なので

ビールを飲まなくても苦になるわけではありません。ビールを飲むと、どうしても

体重がアップして、計るだけダイエットに反映されてしまうので、これが抑止力に

なって、「シャワーを浴びる → ビールを飲む」 は習慣にならずに済んでます。

そいうえば、計るだけダイエットも8年以上続く習慣でした。

思いついちゃった ♡

繰り返しになりますが、ギャレーを設置しようとしている場所はバッテリー庫の

真上です。排水タンクがオーバーフローしたりひっくり返ったりすると、最悪は、

十数万円かそれ以上の被害を被ることになりかねません。

バッテリーは泳ぎが得意とは言えないからです。

溢水が発生したときに被害を最小限に抑える方法に繋がる情報を

(主にネットの中でではありますが)集めていました。

たとえば、高吸水性ポリマー吸水シートでパンパースできない

だろうかとか、

立体構造のカーマットを植木鉢の下の受け皿みたいに使うとか

バッテリーの上に傘代わりに被せて排水で濡れるのを防ぐことは

できないだろうかとか、排水タンクのオーバーフローチューブの先端を

直接車外に繋ぐ方法はないだろうかとか、全力で調べて必死に考えて

おりました。

こんなふうに一所懸命に調べたり考えたりしていると、その直線上ではなくて、

ちょっとズレた位置で思いつきに出会うことがあります。

私の場合は、明け方に目覚めたときというタイミングで出会うことが

多いようです。就寝時に「思いつく」ことも多いのですが、こちらはロクな

考えではない場合が多いという傾向があります。

いつものように前置きばかり長くて済みません。

バッテリー庫の上だから問題が多いのであればバッテリー庫の上じゃない所に

流しを置けばいいのです。最適な場所がないのであれば、その時、その時で

次善の場所に置けるようなものにすればいいのです。つまり、、、、、

モバイル シンク !

「車内どこでも流し」……場合によっては、「車外でも流し」

思いついたら、ネットの中でウロウロしててもしかたがありません。

書を捨てよ町へ出ようじゃないですが、ネットから出ろ店に行けです。

買って来たのは、↑↑↑ です。いろんな店を回らなきゃダメかなって思いましたが

全部、コーナンにありました。竹製のまな板を見かけたので買いましたが、今回の

工作とは直接的な関係がないので省略です。消費税込みで 3,839 円でした。

これらを組み合わせて

ペールの中に排水タンクを置きます。排水タンクと洗い桶をホースで繋ぎます。

ホースの長さは、もちろん調整します。

洗い桶はペールの開口部に ↑↑↑ のように収まります。

接続は、洗い桶の底から出た排水管を塩ビ管継手で受けて排水タンクへと流します。

一番下の黄色いのは流し排水栓カゴです。排水の中のゴミを回収します。

この方式のハイライトは万一排水タンクがオーバーフローしてもペールで受け止める

ことができる点です。しかも、どこにでも移動できますから、バッテリー庫の真上を

避けて、安定が良いところで使えばいいのです。

流しとして使わないときには洗い桶の上に板を置いて調理台やガス台としても

使うこともできるので、冷蔵庫横に設置するギャレーと合わせて広い調理スペースが

得られます。

へっへっへっ この思いつきは、なかなかのものだと自画自賛 ♬

明日、娘家族が帰省してくるので、しばらくはジンちゃんのお世話が

おろそかになるかも知れません。

ギャレーの構想を練る

独り寝モードでは、マットの下に ↑↑↑ のようなスペースがありますが、

ここに排水タンクを設置することはあきらめました。そうすることによって

排水タンクを選択する時に寸法上の制約が少しゆるくなり、オーバーフロー

対策や排水処理を容易にすることを重視しやすくなります。

選んだ排水タンクは、岩谷マテリアルのウォッシャブルタンク 12リットルです。

クリアボディなので量の確認が容易なのと丈夫なポリカーボネイト製であることが

決め手でした。もう少し容量に余裕があるほうが使いやすい面もあるのですが

こまめに捨てるためにも、いちいち、カートで運ばなくてもよい重量と運びやすい

形状であることを評価したほうが良いだろうと判断しました。

今日は、もうひとつ発注しました。レールを転がすためのコロコンローラです。

買ったのはホイールが9個で幅が 50mm ホイールピッチは 35mm です。

すでに冷蔵庫のレールで使ってるものと同じなので安心して使えます。

レンジや鍋、ヤカンを配置して電子レンジと冷蔵庫のドアを開けた状態で

どこに、どんなスペースがあるのかを実際に見ながら脳内でギャレーを

作っては壊し、作っては壊しを何度も繰り返しました。

ギャレー製作着手

ギャレー予定地にポリタンクを置いてみました。

ギャレーの製作を開始したら頻繁にドアを開け閉めするようになるので

その前に左壁の各部を測定しておきました。

測定を終えて左右の壁を外し、ドアを閉めようとすると

左壁の縦桟と土台が干渉することがわかりました。この修正は、ギャレー製作中に

土台を外す機会があって憶えていたら、その時に。機会がなかったり忘れてたら

しかるべき時に修正しようと思います。

独り寝モード用のマットを敷くと10リットルのポリタンク2つを余裕を持って

置くことができたスペースが、たちまち、↑↑↑ んなに狭くなってしまいます。

マットの下には、380 × 370 のスペースがあるのですが、マットの床下部分の

高さは、せいぜい 200 mm 程度です。このマット下のスペースを目一杯

使うことができるなら、28リットルくらいのポリタンクを置くことができますが

そんなに都合がいい形状のポリタンクがあるわけではありません。

といって、ポリタンクを製作するなんてワザが使えるとも思えず、何とか

このスペースを効率よく使えるようなポリタンクを探すしかなさそうです。

ギャレーを作る上で最大の難問は排水タンクで、排水のオーバーフローが

万一、車内で起こってしまうと、この下にはバッテリー庫があるので

大惨事になってしまいます。オーバーフローしないような工作が必要なのは

言うまでもないのですが、それでも起きたときには、車外に流れ出るような

仕掛けにしておくことが必須条件です。

現場百回、しっかり観察することとネットを大徘徊して最適なタンクを

探し回ることから始めるしかなさそうです。金属缶なら、そこそこ、

使えそうなものがあるかも知れないし、ハンダ付けである程度の

防水工作ができるかも知れない……かも。

差し込み工程

楕円の中の一本を付け加えたのが曲がり角。半開き Slideout 工程を一旦停止して

ギャレー工程を差込むことにしました。

↑↑↑ の隙間を塞いだり

↑↑↑ も塞いだり、各部の固定や戸締まりをしなければなりませんが、

ギャレーを作っていく段階で「手が入らない・届かない」「干渉して壁を

固定する仕掛けが作動しない」などの不具合が出てくる可能性があります。

さらに、左壁には換気扇を設置したいので、その位置や方法もギャレーの

アウトラインが定まらないと見えてこないわけです。

ギャレー工程の準備のために助手席をたたんでいると、カーテンタッセルが

左右不揃いであることが気になって、ついつい直そうとしてしまいました。

すると、フックはビスとナットで留められていて、結局、↑↑↑ のように外さないと

カーテンタッセルを外すことはできても、再びフックを固定することができません。

さらに、ビスを外す段階でナットをひとつ落としてしまって、ワッシャーは見つけることが

できたのですが、ナットはいくら探しても見つかりませんでした。まあ、車内に落ちた

ままでも異音の原因になったりショートさせてしまうなどの不具合が発生するとも

思えないので手持ちのナットを使おうとしました。しかし、このビスが、まさかの M2 !

そんなに小さいものは在庫してませんから M3 のビスとナットで間に合わせました。

左右を均等に合わせて

すべて元通りにしました。

冷蔵庫を再搭載して、今日の作業は終了。