モバイル シンク (完成検査)

投稿者: | 2022年8月20日

昨日の続きは、 鉢底ネットを巻いてパイプの竹馬づくりでした。

もうひとつの工作は、 流し排水栓カゴの脚へのウェイト取り付けです。

結束バンドが通る穴を計8ヶ所空けるだけなんですが、4Φの穴を

開けなければなりません。過去にドリル刃物語を書いたことがあります。

使い物にならない nachi と頼りになる 月光 というドリル刃の話でした。

そして、この4Φのドリルも地雷女です。木工ドリルのダメンズというのは

なかなか出会いませんが、鉄工ドリルだけは安物買いをしてはダメです。

じゃあ、いいからと言っていつも月光を買うことができるかというと、やはり

高いですからね。

コスパがいいとなると、ライト精機あたりでしょうか。

このドリルで穴開けができなかったので、まず3Φの下穴を開けて、4Φの

ドリルでいんぐりもんぐり 拡げました。

さて、ここで、おさらいです。

① のシンクに流した水は、② で受けて、③ の排水栓カゴを通って

⑤ の排水タンクに溜めます。④ は、③ が転ばないための脚で、

② の鉢底ネットのロング巻きスカートを上から ③ に突っ込むことで

排水タンクの中を ③ が走り回らないようにしています。

では、セットしていきます。

ペールの底に雑巾を敷きます。

③ と ④ をセットした排水タンクを置きます。

② をセットします。百均の水切りネットをからませないように巻きスカートを

押し込むには、ちょっとだけコツが必要です。もうちょっと、スムースに ② を

セットできるように、いずれ作り直さねばなりません。

最後にシンクをセットして組立て完了。次はテストです。

水を流してみます。ちなみに hana ちゃんの頃からポンプ給水は使いません。

最初は、使ったんですけどね。水の使用量がハンパなく増えます。

マイクロバスですから清水をたっぷり積載することはできるんですが、

水道使用量が大きければ自動的に排水タンクも、すぐに満タンになります。

何度か溢水事故を起こしたんですよ。

今でこそ、水場設備があるSAや道の駅が増えてきましたが、hana ちゃんの前の

ワゴンでの車中泊時代には、清水補給は大変でした。なので、全国の名水

一覧を整備して旅の補水計画を立てようとしたこともあります。

まあ、安全と水はタダ(みたいな)国ですからスーパーの裏手から惣菜を作ってる

おばちゃんに「水くださーい」と頼めば、いただくことはできましたが、

公共トイレの掃除用シンクから汲めば盗水ですからねー。

そんなわけで、節水のためにラッキョウ酢の容器を車内水道として使ってます。

洗い物も節水型で、ボールとパンチングボールを組み合わせて洗い桶にすれば

最少の水量で野菜なんかを洗うことができます。

食後の食器洗いもペーパータオルを使って汚れを取るのが主体で最後に残った

油汚れは熱湯+ペーパータオルで仕上げます。食器洗い洗剤は水道を自由に

使うことができるキャンプ場などで、ここぞとばかり、まとめて使用してました。

2本近く上水を流しても排水タンクの水位は、↑↑↑ くらいですね。このくらいだったら

捨てるのも容易です。

テストの結果は上々でした。

ただし、② だけは、改良が必要ですね。このままだと巻きスカートがスッポ抜けて

しまいます。たぶん、スッポ抜けないように固定するんじゃなくて、スッポ抜けた時に

元通りにするのが容易になる方向性を探ることになると思います。

しかし、今回は上水を流してみただけという簡易テストだったので良い結果が

得られただけかも知れません。

どこでもシンク。早く使ってみたいな。実際に使ってみたら、いろいろ不具合や

付加したい機能なんかも、でてくることでしょう。一旦、完了ということにして

次はキッチン製作に取りかかりたいと思います。

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