塗っても塗っても終わらない

By | 2022年5月19日

去年11月末に秋の陣から一時撤退した屋根メンテナンス。

いくらなんでも長すぎるだろ冬休みをやっと終えて再開します。

去年は、工程表の下地処理までを終えたので春の陣(初夏の陣?)は

塗装からです。塗装には二段階あって、まずは下塗り。

静かに作業開始です。

鬼瓦の下塗りはムズい。

この作業を続けていて

バランスを崩して、もうちょっとで  のところに落ちそうになりました。

尻もちをつきかけながら身体をひねって横向きに写真で言えば蚊取り線香の位置に

お尻を着地させたので難を逃れることができました。中腰からの尻もちだったので

落ちそうになってから尻もちまでの時間は短くて対応するのが大変でした。

塗装作業用の装備です。ゴーグルと防毒マスクは必須です。

3M の使い捨てセットなんですが、繰り返し使おうと 有機ガス用吸収缶

11個買って、付け替えながら使っていく予定です。とはいえ、屋根メンテナンスの

塗装工程をすべて終えたら用済みにしようと思ってます。本体には吸気弁、

排気弁もついていて思ったより呼吸はラクです。ただ、有機ガス用吸収缶を

交換するタイミングが、ちょっと調べただけではわからなかったので、研究して

みます。今日、使った感じではニオイは、まったく感じませんでしたが

作業が終わってみると換気の悪い場所、昔のパチンコ屋とか映画館に長時間いた

時のような軽く頭が重い感じ(どっちやねん)はありました。

どんどん塗っていきます。

使用した下塗り塗料はマイルドシーラーEPO です。主剤が 10.5kg 硬化剤が

3.5kg のセットです。これが最小なんです。絶対に大半が残るし次の使い道が

ありません。どっか、残りを引き取ってくれる屋根工事屋さんを探してみようかなと

考えています。

奥の7枚の瓦は塗り始めの頃で、手前の3枚は1時間半ほど経った頃に

塗ったものです。最初は牛乳の水割りを塗っているような感じでした。

時間経過とともに、普通の牛乳くらいになり、ペンキみたいになり、

最後は胃検査のバリウム液くらいまでドロリとしてきました。

この下塗り塗料はホワイトですが、粘度がなくて水みたいな時には

いくら塗っても塗料が減らないんです。一斗缶から移すとき、ついつい

多くなって主剤は1kg硬化剤を330gを混ぜて使用したのですが

日も、とっぷり暮れて近くのマンションの明かりで作業を続けて

午後8時頃に、やっと1.3kgの塗料を使い切ることができました。

容量で言えば、塗料バケットに 2/5 です。そんなに泣くほどの量では

なかったはずでしたが、粘度が低いと厚塗りができませんから塗料の

消費量が少なかったということなんでしょうね。最初と最後では塗装皮膜の

厚さが数十倍違うと思うのですが、残念ながら測定するための手段を

持っていないので単なる山勘です。

山勘といえば、有機ガス用吸収缶が除毒能力を喪失するまでの時間を

予測しようとしても、ガス濃度を測定する手段がないので、結局わからない

ということになります。ただ、女房が一瞬現場を覗いただけで異臭が

ハンパなくて、ちょっと頭が重い感じになったというくらいなので、

全然ニオイを感じることなく作業ができたということは、やはり、

防毒マスクがあるとないとでは大違いということなんでしょう。

関連するサイトを覗いてるだけで、たとえば、次回の作業まで防毒マスクを

ビニール袋に入れて口をゴム輪でしっかり留めて密封しておこうなんて

考えつくことができないことを知るわけですし、物干し場ではなく屋根の上の

換気抜群の場所で作業しようとしたのも情報のおかげなので集めるに如くはない

ということだと思います。

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