昨日は、青梅の収穫をしました。落果が多かったので時期としては
出遅れぎみだったにも関わらず例年にない収穫量でビックリです。
梅の木は2本ですが、10.5 kg ありました。今年は春先の剪定を
サボったので、徒長枝に毛虫が集中したことで結実を阻害されずに
済んだのか?という手前勝手な仮説を立てて満足しています。
あとの処理をする女房は単なる悲鳴をあげていますが……
さて、表題。
町内会の持つ力として昔から同調圧力があります。時代の流れで
徐々に、その力は弱まってきてます。時代の流れの変化と言えば
家族葬の増加があります。実はこれ、町内会役員としては、大助かりです。
葬式は待ったなしですから、町内の方が亡くなると、至急便で回覧を
回して周知するとともに葬儀場に町内の方専用の香典受付を作り
町内会役員が詰めて弔問客の対応をしていました。これが、十年ほど前から
ピタリとなくなりました。
しかし、一方で町内の方が亡くなったのに町内会は教えてくれなかったという
クレームもいただきます。いち早く町内の方の不幸を把握すべく
町内組織の再編をはかれという声も届きます。そうですねぇと、
柳に風と受け流しているうちに、時代はますます家族葬が本流と
なってきてます。「お隣に不幸があったのに知らないままなのは困る」と
おっしゃるなら「困らないように、お隣と平素から親密な関係を
築いておいてください」と架空問答を頭の中で取り交わしながら
実際には「そうですねぇ」と神妙な顔をするだけにしています。
いやいや、表題。
話がそれますねぇ。事の発端は、2011年の気仙沼です。山形県から
応援に来ている自治体職員は大型デコトラに中古の自転車を満載してきた
袖口から入れ墨がチラチラさせてる連中を相手に一歩も引かずに
要求をハネのけたり、自衛隊の方は、↓↓↓ のように野営をしながら
黙々と復旧支援をしてくれたりしている中、気仙沼ボランティアセンター担当の
赤十字職員は何だかやたらとボランティア受付の場所の移動を繰り返させます。
不思議に思った誰かが理由を尋ねたところに私は居合わせたのでしょう、その職員の
答えが聞こえてしまいました。
「ヤツら(ボランティア)は仕事がしたくて来てるんだから仕事を与えたほうが
喜ぶんだ」
これが、私を赤十字大っ嫌いにさせた理由です。他の赤十字職員も二人一組で
各避難所や支援作業所を巡回して施設の担当者に案内させている、まるで国会議員の
視察のような任務?をするだけだったり、被災地を支援するというよりも被災地で
君臨する組織のように感じられたのです。ボラセン開設時には持ってるノウハウを
惜しみなく提供したのかもしれません。某県の自治労の職員は支援物資集積場の
掃除の仕方についてボランティアにダメ出しなんかしてましたが(その場所は体育館に
敷いたビニールマットの端が重なり合った場所で誰が掃除してもウマクできない場所でした)
多くの人が属する組織には残念な人は必ずいます。たったひとりの不心得者がいたから
といって組織全体が腐ってるわけでもないのですが、皇室をも巻き込んで発展してきた
赤十字が、そもそもの「報国恤兵」と「博愛慈善」の精神をどこまで持ち続けているか
(持ち続けていても、それはそれで議論の余地はあるけれども)疑問でしかありません。
まあ、そんなわけで町内会の同調圧力を利用して安易に集金を続けてきた赤十字に
対して一矢を報いるため数年前から脱退するための簡単な方法を実際に集金する
幹事さんに教えるとともに必ず集金時に言い添えるように頼むことを続けてきた結果、
最後の一人も「私が最後の一人と言われたら……」とついに脱退してくれました。万歳!
ちなみに、脱退するための簡単な方法とは継続加入票の裏の 「3.脱退」に丸をして
赤十字に提出するだけです。
次の目標は、赤い羽根脱退です。すでに、わりといいところまで来てます。