2月2日の夜あたりから、外部から自宅サーバーに繋がらなく
なっていたようです。昨日の昼頃に、友人から「 ひょっとして
サーバがダウンしてますか?」という連絡があって初めて
知りました。ふだんは、家庭内LANで接続しているので、
回線トラブルがあって外部から接続できなくなっていても、
気づくことができないんです。
夕方になって、回線終端装置(ONU)の設定画面がグレーアウトに
なっているのを見つけて、これはどうやら 月々、1,000 円安くなる
契約変更が関係していていそうだと考え始めました。さらに、
「接続先設定 グレーアウト」という検索語を見つけたので
この不具合の全貌が、だんだんと明らかになってきました。
Nifty の契約変更に伴って「@nifty v6サービス」が初期費用および
月額費用は無料で開始されて、IPv6 接続になっていたのでした。
しかし、 NTT西日本の問い合わせ窓口は平日の午前9時~午後5時なので
週明けまで待つしかないかなあと思っていたのです。
昨夜は、IPv6 接続時の自宅サーバー公開に関する情報をネット上で
いろいろ、集めてみたのですが、どうも、全体像が掴めないまま
でした。今日になって、そうだ、Nifty の問い合わせ窓口に電話を
かけてみようと思い立ったのです。これが正解でした。ついに、
トラブルの全容が明らかになりました。というより、うすうす、
「こんな感じかなー」と思っていたことがハッキリと裏付けられた
ようなものでした。
Nifty の IPv4 over IPv6 は MAP-E 方式なので、
ひとつの IPv4グローバルアドレスを複数ユーザーで共有させるために
「IP アドレス+ポート番号」で、個々のユーザーを特定させます。
私の場合は、上の表のように利用可能なポートが 16*63=1008 個
割り当てられていました。しかし、この中に、80 ポートがないので
Web サーバーを公開しようにも、80 ポートを解放するすべがなくなって
いたのです。もちろん、http://dokolife.net:1650/dokolife_3/ という
具合に許可されたポートを使って自宅サーバーを公開することは
可能です。可能ではありますが不可能です。たとえば、過去記事の中の
リンクをすべて修正するなんて、考えただけ体調不良になります。
というわけで、IPv4 接続に戻すことにしました。(そのやり方は
Nifty のサポートの人に教えてもらいました)「@nifty v6サービス」の
解除依頼をして、約6時間後には解除されました。