ゴンパチに、植木鉢とプランターを載せて里山に向けて出発。
到着して最初に目に入ったのは季節外れのシイタケ。しかも2個も。それぞれ種菌が
違います。植え付けた年も違います。それなのに、どちらも間違えて今頃生えてきたのは
3月の暖かさと4月、5月に寒い日があったことと関連しているのでしょうか。
プランターの苗はカボチャでした。料理に使ったカボチャから採ったタネを植えて
芽がでたものです。
植木鉢にあったのは、佐藤錦でした。
今日の収穫は、青梅6.1kg と
山椒の実。これ、「少なっ!」なんです。過去最低収量。今日里山に出かけた
最大の理由が、あっ!ひょっとしたら山椒の収穫時期を過ぎてるかも!と
気づいたからです。で、やっぱり、遅かった。いつもの年より早く見にいった
つもりでも遅かった!樹のてっぺん近くの実は赤く熟し始めていました。
こうなると皮が固くなって料理に不向きになるんです。つまり、採集不可。
3月の異常な暖かさが影響したのでしょうか。
今年は観測史上初めて(私の観測です)里山の池にオタマジャクシが一匹も
いない状態になりました。卵は順調に育っていたようでしたし、孵化した
あとの殻も見えたので誕生したのは間違いないと思うのですが、泳ぐ姿を
見ることはありませんでした。ひとつ考えられることは、オタマジャクシ池で
今年は3月にアメリカザリガニの子どもを見かけたので、あるいは、彼らに
食べられちゃった?いつもの年には、アメリカザリガニが活動を始める頃には、
オタマジャクシは泳ぎを覚えて逃げることができたのに、今年に限って
アメリカザリガニの成長なり活動開始が早くて殻から出たばっかりの
よちよち泳ぎのオタマジャクシを片っ端から平らげちゃったみたいなこと
なんでしょうか?
昔は、山椒や梅の実の収穫は、6月の仕事でした。それがだんだんと
5月末になり、ついには、5月半ばでも間に合わなくなってきてます。
昔といっても、二十年も経っていません。それ以前は、里山の仕事は
全部、父親まかせで、ほとんど手伝いらしい手伝いをしたことが
ありませんでしたから。だいたい、梅雨って、6月のものでした。
5月に梅雨になっちゃうなんて、記憶にございません。
これが地球温暖化のせいであるのなら、その変化が目で見える速度に
近づいているということになります。「できることをやる」ではなく
「やらなければならないことをやる」に切り替えないと地球規模の
災害となって人類に襲いかかってきそうな気がします。その被害は
コロナどころじゃない規模になると思えます。