最近の自作では、CPUをセットすることに一番気を使います。
ピンを曲げたり、最悪、折ってしまっては、大惨事ですからね。
CPUのセットが完了したら、次は CPU冷却グリスの塗布です。
グリスをポンと CPU の上に載せて、専用のヘラで延ばしていくわけですが、
どうしても、ムラだらけになるので最初は少なめのグリスを延ばしていって、隙間、隙間に
グリスを足して、徐々に均一な状態に持って行くという感じです。時には左手も使いながら
塗り延ばしていきますが、マザボを箱の上に置いた状態で塗れば利き手で塗りやすい方向に
回転させながら作業が出来るのでオススメです。マザボが入っていた箱が最適かも。
↑↑↑ くらい塗れたらOKかな?白トビして、よく見えないと思いますが。塗りすぎよりも
塗り足らずのほうがベターです。多少、不均一だったり厚さが均一でないところは、
CPU クーラーをセットした時に押しつぶされて均一になる……と、信じるくらいでいいと
思います。量が多すぎてグリスの層が厚くなるとクーラーとの距離が離れすぎて
グリスの効果が低下します。もっと厚く塗っちゃうと、クーラーを取り付けたときの圧力で
CPU の端からハミ出してマザボ上にこぼれてしまいます。
「塗りすぎより、塗り足らないほうがいい」と唱えながら塗るのがコツだと思います。
それと、均一に塗ろうとばかりしてコネすぎると気泡をかんじゃうかも知れません。
気泡があると、熱伝達率が劇的に下がってしまいます。
使ったグリスは、前回と同じ Ainex GS-08 です。というより、前回の残りを
使いました。CPU クーラーは、CPU に付属のもの。
純正 CPU クーラーの取り付けは簡単です。たすき掛け方向にピンを留めれば
いいのですが、どの向きに取り付けたら、コードの長さがちょうどいいかを
あらかじめ見ておいたほうがいいかも。
続いての作業はPCケースへの取り付けですが、実は、マザボが比較的新しいと知って、
この自作が終わったら、もう少し、ダウンしたサーバーをもう一度いろいろ確かめて
再生できるかどうか調べてみようと思ったのです。
なので、つい、Fractal Design Define XL R2 Black をポチッとなしてしまいました。
フルタワー型PCケースです。これが届かないと次のステップに進むことができません。ハハハ……