片山内科クリニックからの紹介で岡山大学病院を受診できたのは
9月19日のことでした。診察していただいたのは脳神経内科の教授で
私としてはビックリです。おそるおそる診察室に入ると、若い先生で
話し方もマイルドです。脳神経内科の教授挨拶のページを見ると
東大医学部を卒業したのが 2002年ですから、まだ40代という
若さである可能性が高いということになります。どおりで若いハズだぁ。
診察も、非常に丁寧で話し方もおだやか。お世辞抜きで魅了されました。
私の話にすべて耳を傾けていただいて血縁の親族のうち、私が生まれる
前に亡くなった血族を除いて寿命が長かった者、すべてが晩年は
認知症だったという話をするとメモに家系図を書き取りながら
聞いてくれました。私自身についても学歴や職歴を詳しく尋ねて
いただきました。病状については、現時点では生活する上で支障を
感じることはないけれど、家系的に認知症になる可能性が高いのであれば
早期発見、早期治療ができるなら受けたいし、常に最新の正確な
情報が得られるように定期的な受診をしたいということを伝えました。
この診察時にレケンビの話が出たかどうかハッキリとは記憶がないの
ですが、主治医となる先生を決めるので、その先生が、どのような
治療方針を立てられるか、ご希望通りになるといいですね。
みたいなことをおっしゃっていただいた覚えがあります。診察時間は
30分を超えていました。
教授が紹介してくれたのは、講師の先生でした。9月26日に
受診しました。講師の診察前に簡易の心理テストがありました。
結果は満点でした。診察内容は教授の診察で話したことを
なぞるように、またしても家系図を書き取りながら30分以上を
かけて詳しく聞き取っていただきました。レケンビについての
ハッキリとした説明を受けたのは、この時だったと思います。
レケンビ投与の必要条件としてアミロイドβの脳内蓄積状態を
知るために、髄液を採取しての検査かアミロイドPET検査かを
選んで、どちらかを受けなければならないけれど、どちらに
しますかと問われ、やはり、髄液を取るというのには恐怖を感じるので
アミロイドPET検査でお願いしますと答えました。髄液検査は
岡大病院で実施できるけれどアミロイドPET検査は行って
いないので他病院を紹介することになるというので紹介を
お願いしました。