先月末から今月初めにかけて、一泊二日の入院をして
第一回目の レカネマブ(レケンビ) の点滴を行いました。
このときは発熱があり夜中から明け方まで氷枕で冷却しました。
二回目は点滴前に解熱剤の飲用を勧められ、そのおかげも
あってか夜になっても発熱はありませんでした。三回目は
あらかじめ解熱剤を飲むこともなく、まったく発熱はありませんでした。
点滴は一時間ちょっとかかるので頻尿の私は少し不安に
なりますが、点滴開始直前にトイレに行き、点滴後の診察が終わると
同時にトイレに行って無事でした。切羽詰まれば点滴の途中でも
トイレに行くことも可能なのですが、ポンプの電源を抜いてもらうなど
看護師さんの手を煩わせることになるので尿意と相談しながら
できれば終わってからにしたいと思ってます。
どの看護師さんも、それこそ最後の一滴まで点滴しようと
努力してくれます。高いお薬ですからね。私の体重だと
年間440万円ほどのお薬代になります。もちろん保険や
高額療養費制度のおかげで自己負担は小さくなります。
通常レケンビの投与は少なくとも軽度認知障害がある方が
受けるのですが私の場合、ごくごく軽い症状で自分から言わなければ
誰も認知症だと気づく人はいません。レケンビを点滴するのも、
できるだけこの状態を続けたいからです。そのために早期発見、
早期治療に取り組んでいるのです。なお、お薬は、一般名は
レカネマブといい、レケンビ( LEQEMBI ® )は米国ブランド名です。
病院ではレケンビと言われるので、今後、この記事の中では
レケンビに統一しようと思います。
認知症患者本人が、こうしてブログに記事をアップするのは
珍しいと思うので私同様長生きした血族がすべて晩年を
強い認知障害とともに過ごすハメになったという方は
特に参考にしてみていただきたいと思います。
できるだけ詳しく書いていこうと思いますし、コメント欄に
質問をしていただければ、できるだけ回答をしていくつもりなので
遠慮なくどうぞ。