ソウルの春(2023)-【04】

投稿者: | 2024年9月23日

5・18 光州事件と聞いて、タクシー運転手 約束は海を越えて(2018) を

思い出しました。やたらと明るいタクシー運転手のソン・ガンホと、予算の

都合?なのか全共闘と機動隊の激突くらいの規模に感じてしまったと

記憶しているデモの鎮圧シーン。

光州事件の実際のデモ参加者は約20万人規模だったと言われています。

最初は学生中心だったものが主体は怒れる市民となっていき、市民側も

武装したので犠牲者は市民側だけにとどまりません。最終的に双方の

死亡者数を軍は144人と発表しましたが、その数倍の犠牲者だったと市民側は

主張しています。負傷者は、さらに、その10倍規模と推測されます。

5月18日の時点で軍側は市民に向けて、すでに一切射撃をしていて多数の

市民が射殺されました。

↑↑↑ は、2019年に光州に設置された「全斗煥の恥辱の銅像」首に縄をかけられ

後ろ手に縛られて跪(ひざまず)いています。半年後に、この銅像は壊されてしまいます。

「恨」 でしょうか。

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