5・18 光州事件と聞いて、タクシー運転手 約束は海を越えて(2017) を
思い出しました。やたらと明るいタクシー運転手のソン・ガンホと、予算の
都合?なのか全共闘と機動隊の激突くらいの規模に感じてしまったと
記憶しているデモの鎮圧シーン。
光州事件の実際のデモ参加者は約20万人規模だったと言われています。
最初は学生中心だったものが主体は怒れる市民となっていき、市民側も
武装したので犠牲者は市民側だけにとどまりません。最終的に双方の
死亡者数を軍は144人と発表しましたが、その数倍の犠牲者だったと市民側は
主張しています。負傷者は、さらに、その10倍規模と推測されます。
5月18日の時点で軍側は市民に向けて、すでに一切射撃をしていて多数の
市民が射殺されました。
↑↑↑ は、2019年に光州に設置された「全斗煥の恥辱の銅像」首に縄をかけられ
後ろ手に縛られて跪(ひざまず)いています。半年後に、この銅像は壊されてしまいます。
「恨」 でしょうか。