当日受付組の今日の仕事が決まるタイミングは県のバスが到着する
時刻に左右されます。9時より前なら県バス連中に優先的に仕事が
割り振られ、当日受付組は、その後になってしまうのですが、到着が
遅れると当日受付組が先に割り振りを受けて県バスが到着した頃には
出発できたりします。
今日は、タイミング的に微妙で当日受付組に仕事が割り振られた
直後に県バスの人数が予定されていた40人ではなくて30人に
減ったことがわかり、県バスの人にやってもらう予定になっていた
仕事の一部を当日受付組が代わりに請け負うということに変更に
なりました。
そういうイレギュラーな状況の中で今日初めてボランティアに参加する
という方から、皆さん、お昼はどうするんですか?という質問を受けて
各自、自分で用意した昼食を持って現場に行きますよと答えて、
用意していませんか?と聞くと車にあるので取りに行こうと思うんですが
と、取りに行くタイミングについて尋ねられたので県バスが到着すれば
オリエーテーションなどで時間がかかるので、その時に行くことが
できるけど、県バスより先に仕事が決まることもあるので、ちょっと
様子を見たほうがいいと答えました。
ところが、上のような状況で一旦割り振られた仕事が県バスの仕事の
一部をやることに変更になったので、県バスの第四グループの席に
座って当日組全員が仕事の説明を受けることになりました。
我々が出発するタイミングで県バスの人が到着したので、その雑踏を
かきわけるように外に出て道具の積み込みに取りかかったり誰が
どの軽トラに乗るかを決めたり打ち合わせと準備が同時進行で
行われて、しかも、自前の軽トラを持ち込んだ人が4人もいて
ボラセンの軽トラと合わせて8台が一緒に行動することになりました。
私はリーダーと同じ軽トラに乗ることになったので先導車として
最初に乗り込んだので、お昼ご飯を車に取りに行けたのか
行けなかったのかわからないまま出発してしまいました。
8台の軽トラが連なるコンボイは壮観で見事でしたが信号ごとに
取り残される車が出るので広いところを見つけては信号を渡りきった
車が後続の車を待つということを繰り返しながら、現場に着くことが
できました。
今日の総勢は12人だし、車は8台もあるので現場の三軒のお宅に
分かれて作業することになりました。リーダーは全体の差配を
しなければならないので乗ってきた軽トラは私一人で動かしながら
作業を進めることになりました。
午前中に積み込んだ廃棄物を三台で捨てに行くことになり、
一人が先導して残りの2台がついて行くことに決まって私は
ひとりでしんがりを勤めました。
…が、先頭は決められた先導車ではなく軽トラ持ち込み組の
地元の人だったとあとでわかったのですが、私はてっきり
最初に決められた先導車が走っているものと思い込んでいて
途中の交差点で先頭が道を間違えたと思ってクラクションで
合図して二番手を止めさせて、そのことを伝えましたが、
私の知らない近道かもしれないと先頭車を追うことに
しました。二番手の車を止めてしまったことが第一の失敗なんですが
先導車は、どんどん進んでしまって、どこにも待っていてくれなかったので、
再び二番手の車を運転をしている人と打ち合わせをしていると二番手の
助手席の人がスマホでナビできるようになったようで、それに従って
私もついて行くことにしました。仮置き場の近くになって、二番手の車が
直進しそうになったところで私がクラクションを鳴らして左折の合図を出して
みせたりしたところが一箇所ありましたが、とにかく無事に処分場に
到着できました。
処分場では短い列ができていて打ち合わせのために先頭の車に声を
掛けて初めて私が思っていた先導する役割の人ではなく地元の
軽トラ持ち込みの人とわかって、道理でスイスイ知らない道を行った
ことや後続の車のことを気にしなかったワケを知りました。
順番が来て荷下ろしが始まって二番手の車の助手席の人が
お昼ゴハンを車に取りに行けたかどうかわからない人だったことが
わかり、リーダーに連絡して現場に戻って昼食をするのではなく
この地区のボランティア休憩所があるところで昼食を摂っても
いいかと尋ねて了承を得ました。そのことを本来の先導車の
助手席に乗ってる人にも伝えました。
荷下ろしが終わって、本来の先導車は、すでに処分場を出発して
いたようなので地元の人に休憩所のある、この地域の拠点に
案内してもらえるかどうか聞いたらOKをもらいました。ただし、
この方は自宅で昼食を摂りたいとのことだったので案内だけを
お願いしたことになります。
3台連なって処分場を出発すると今度は本来の先導車が
出口のちょっと先に待っていて地元の方とそこでやりとりを
したようで本来の先導車に2台がついて行くことになり、地元の方は
そこで別れて自宅に向かうことになりました。
地元の方と本来の先導車の運転手と、どういうやりとりがあったのか
最後尾の私にはわからないまま出発してみると先導車は
休憩所ではなく現場へと向かってしまいました。やむを得ません。
現地の休憩場所では湯などの準備はありませんでしたから、私と
先導車の助手席の人は手持ちのバーナーで湯を沸かして昼食を
作っていました。その時、昼食を持ってきたかどうかがわからない方を
見かけたので結局昼食は取りに行けたのかどうかを聞くと取りに
行けてないとのことでした。こんなときのために2食ぶんほど
私が用意しているカップ焼きそばを差し上げることにしたのですが
作るための水が足りません。それでも先導車の助手席の人と
運転手のかたが水を提供してくれたので、何とか飯にありついて
いただけたと思います。この件に関しては失敗をカバーできました。
もう一つ大きな失敗があって、今日の仕事の大部分は壊れた
ブロック塀の片づけでしたが、ブロックを車に積み込むときに
軽トラの荷台に乗っている人と私の呼吸が合わなくて左手の
指をブロックとブロックの間に挟まれてしまいました。その場で
動かしてみて骨には異常がなく、ちょっとあとで作業手袋を脱いで
確認してみると爪も割れていませんでした。どうやら深刻なことには
ならずに済んだようです。今日の活動が終わって改めて確認してみると
中指の先がプックリと青黒く腫れていました。持ってきた荷物の中に
湿布があったので指先に巻けるサイズにハサミで切って貼っています。
心なしか腫れが治まっているように見えます。
昼休憩の時に事故の時に車の上にいた人から様子を聞かれたので
「心ウキウキ中指ズキズキ」と答えましたが通じませんでした。
これが、今日最後の失敗。