太公望と湖底の城

投稿者: | 2023年4月5日

宮城谷昌光という小説家を知ったのが 「太公望」 でした。これが

初めてかどうかがわからなかったのは高校生の頃に読んだ 「三国志」 が

ひょっとひょっとひょっとしたら、宮城谷昌光著の 「三国志」 だったかも?

と思ったからでしたが、私が50歳を過ぎた頃に書いた本のようなので

違ってました。おそらく読んだのは吉川英治著のものなんでしょうね。

さて、 「太公望」 は、主人公 望 の住む村が商の国の人狩りに遭って

全滅させられそうになったとき、少年少女5人を引き連れて逃げ延びる

迫真のシーンから始まります。このときが、15歳くらいなのかな?

父や母を含む村人を殺されたり奴隷として連れ去られた復讐を

遂げるために商を滅ぼすということを目標として、さまざまな人との

出会いを得て成長していき、やがて太公望として国と国を結びつけ

連合軍を形成して商との決戦に挑むという壮大な歴史ドラマが

描かれています。

とにかく文章が重厚で、それでいて読みやすく、ぐいぐいと物語に

引き込まれていくものですから、読了間近となって宮城谷昌光の

他の作品も読みたくなって県立図書館で湖底の城全9巻を三冊ずつ

三回に分けて借り出して今日読了しました。

実は、「太公望」 を読み終えたのも今日です。

ヤフオクで 「晏子」 三巻と「重耳」 三巻を落札したものが、昨日

届きました。本日も、「子産 上下巻セット」 「孟嘗君 全5巻セット」

「夏姫春秋 上下巻セット」をヤフオクで落札しました。

読書三昧の日々が、まだまだ続きます。

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