こちらの屋根の淀の下半分は継ぎ足しなので座金がひとつ多く必要です。
余っていた角座金を使いました。
今日は、3mm の鉄工ドリルが見当たらなくて大騒動。燃えないゴミに
出そうとして階下まで持って行っていた古釘の中に紛らせてしまったのでは
ないかとか、昨夜、屋根のどこかに落としてしまったのではないかとか
大探しをした結果、あるべきところにありました。黒ずんでいると思って
いましたが金属色で長さもちょっと長く、ステンレスのビスの中に混じっていて
判別できなかったのが敗因でした。
道具は、よく見失いますねぇ。最多はメジャーで一日ぐらい出てこないことは
よくあります。第二位はノギスかな。袋があっても中身がない!
でも、そのうちに見つかるので買い換えたりしなくて済んでます。
淀の2階部分も取りつけ完了。
瓦を仮に並べてみました。矢印の瓦は袖瓦という名前で破風のところに
使います。
袖瓦には垂れがあるので他の桟瓦などを丸印のところに持ってきても
合いません。かといって袖瓦が入るスペースもありません。こちらがわの
屋根は瓦桟と瓦桟の間隔が正規より狭くて瓦の重なり部分が大きいのです。
正規の幅にすると下段の瓦の端が、つっかえてしまいます。
写真を見る限り二段の瓦が腰折れしているように見えますね。
もう少し淀の厚みを増したほうがいいのかも知れません。
丸印のところに使う瓦は、どの種類の瓦を使おうとも何らかの加工が
必須ということになりそうです。