瓦屋根の手前側の半分以上がトタン屋根で覆われているのですが
その上端は 10mm ほど直角に折り曲げられていて瓦桟の代役を
果たしていました。今回は、ちゃんと瓦桟を設置することにしましたが、
最初は上端を折り曲げた状態のまま取りつけようと考えていました。
しかし、瓦桟をルーフィングの下に取りつけると瓦桟にキチンと瓦が
引っかからないし、ルーフィングの上に取りつけると折れ曲がった部分が
邪魔になるし、いずれにしてもルーフィングが折れ曲がった部分で
腰折れっていうか角度が変化するためルーフィング上の雨水の流れを
澱ませる原因になるし、最悪は堰とかダムのように水たまりを作って
しまいかねません。
結局、折り返した状態で使うことにしました。最初はプライヤーを使って
曲げていましたが、これだと塗膜が剥がれるので
当て木の角度を変えながら曲げていくという高等技術?で折り返していきました。
でも、ハンマーを打つとき外れたりして塗膜剥がれゼロとはいきませんでした。
上塗りのときに使った塗料バケットをうすめ液で洗ったときの廃液を保管して
いましたが、うすめ液が上澄みとなって底に上塗り塗料が残っていました。
少量でしたがプライヤーやハンマーでできた塗装剥がれを筆差しするには
充分でした。
最後に破ってしまったルーフィングの補修をして、明るさが残っているうちに
今夜から降るという予報の雨に備えたブルーシート養生をして今日の作業は
終了。