虫喰いのまま使うと強度的な心配は当然ですが、木の割れでビスが
利かなかったり安定が得られなかったりとロクなことがないので、
虫喰い部分をうめるための木片を作成しました。
加工した面は、↑↑↑ こちら側です。宮大工には、曲面を光る(測定する)技術が
ありますが、2D の曲線なら光る方法を習ってますけど 3D の曲面となると私には
無理です。削っては合わせて当たりを見て厚い部分を削っていく作業を重ねて
徐々に曲面を探り出していきました。
途中、やっちまいました。親指の横の白い部分はサンダーが当たってヤケドした
ところです。つい、夢中になってしまうんですよね。このヤケドよりは小さいですが
ハンマーにも サンダーの刃が当たってしまいました。
ケガをしないように充分気をつけているつもりですが、完全にゼロには
できません。DIY では、木を扱うことが多いのでトゲが刺さることが
よくあります。作業手袋をしていれば、かなり低減できるとは思うのですが、
回転工具を使っているときに手袋をしていると、大ケガにつながることが
あるので、ついつい、素手で作業してしまいます。また、今回のように微妙な
削り出し作業を行っている時には眼だけでは小さな差がわからないので
指の腹でさわった感覚で見ていきます。そんなとき、いちいち手袋を
脱いだり付けたりできるかって感じですね。指先だけ手袋の先を切って
両立させるという方法がないわけでもないんですが、古い材を扱うときには
こまめに面取りをしてやるなどトゲ防止策をキチンとやるべきでしょう。
交通事故防止と同じでヒヤリハットに出会ったら、やり方を変えていくことと、
重大事故を起こさないように情報収集を怠らないとか掃除や片付けをちゃんと
やるというような基本をおろそかにしないということが大切だと思います。
義木片を虫喰い部分に木工ボンドで貼り付け。このまま、次回まで放置プレイ。
棚段の位置決めなどをして作業場での仕事は、ここまで。
珍しく時間が余ったので
ひみちゅ基地の片付けに着手しました。かっきり、1時間かけても
この程度。うーむ。先が思いやらるれろ。