橋脚と中央の橋桁を取り付けた状態で電子レンジを載せてみると
やはり、たわみによる隙間が出るなーと眺めていました。
ところが、反対側には隙間がないんです。あれれ?
電子レンジを降ろした空荷状態でも隙間がなくならないので、いろいろ、
調べてみると、[A] の隙間と [B] の隙間の寸法が、約 5mm も違うことが
わかったのです。接合木片の取り付け位置を変更することで、この隙間を
ゼロにしよう思いましたが、
残念ながら、1mm 程度の隙間が残っちゃいました。1mm の差で下穴を開け直すことは
できないので、ガマン、ガマンです。
作り直した前側の橋脚をスペアタイヤの上に置いてみると手前側の寸法が
足らなくて水平が出ません。
① が最初の橋脚で ② が、スペアタイヤの上に載せてみたら寸法が足りなかったもの。
さらに作り直した ③ の A の辺の長さは、② と同じだけれど、B 辺の長さを
5mm ほど伸ばしました。こうまで寸法を変えると後ろ半分の橋脚も作り直すしか
なさそうです。
ところで、
さんのコメントがあるまで、気づかなかったというか思い込んでいたのですが、電子レンジの重心は前面から 2/5 のあたり、
前寄りにありました。何となく後ろ側のほうが重いと思ってました。
上の画像でいうとオレンジ色の破線の位置ですね。橋脚の位置も電子レンジの
真ん中よりは後ろだという認識はありましたが、後ろから 1/4 あたりでした。
青色の破線の位置になります。真横からの写真を撮っていれば、もっと、わかり
やすかったのですが、すいません。
つまり、
さんが、おっしゃるとおり、「 電子レンジの荷重の大部分は横架材と支える板を繋ぐL金具に掛かって」いました。
しかし、電子レンジを押し込むためにカットした左上部分(点線部分)は、天井の
形状を保つためや、ウインドウカバーを留めるためだったりするステーなので
ここに、電子レンジを押し込むことによって思った以上にガッチリと掴んで
電子レンジがお辞儀しそうになるのを抑えてくれていたのです。電子レンジを
上下左右に動かそうと力を入れても、ビクともしないくらいです。
結局、支える板2のたわみと思っていたのは工作精度が劣っていたために
起きた隙間でした。とはいっても、14kgもある電子レンジですから
走行中の揺れによって絶えず衝撃荷重がかかり続けることになり、何の対策も
打たなければ間違いなく電子レンジは落下して、大惨事となることでしょう。
今日も、電子レンジを降ろすときに、つい、注意力散漫で支えきれなくて
電子レンジの角で顎を打ってしまいました。かなり痛い思いをした小惨事でした。
こうした悲劇を防ぐために、支える板2と冷蔵庫の上面との間に枕木を
設置して下から支える予定です。同時に枕木の一部で支える板1が左にズレて
落下しないようにカンヌキの役割も担わせるつもりです。冷蔵庫の摺動を
妨げないためには枕木の底には戸車を取り付けることになるかもしれません。
いずれにしても、冷蔵庫の外装工作を済ませたあとに行うことになる予定です。