スペアタイヤキャリア自作開始

By | 2021年3月25日

ここ数日、どのように、スペアタイヤキャリアを取り付けるかの構想を

練っています。予定位置を眺めては、あーでもない、こーでもないと

考えるというよりは、同じ所をグルグルと迷っているばかりだったかも

知れません。で、いつも通り「やってみなければ、わからない」と

試行錯誤方式で取り組むことにしました。

当初は、カバーを外した状態で工作するつもりでしたが、いざとなれば

寸法的な余裕はあるので、まずは、カバーをつけた状態でやっていくことに

しました。

A ~ D の4ヶ所を使って、キャリアの土台を M6 のボルトで固定し、

その土台に自作したキャリアビス止めしようという計画です。強度的に

不安が出たら、土台を下から支える橋脚のような柱を考えなければならないかも。

まあ、このあたりのことはやりながら順番に考えて行きます。

A と B は、車体に溶接された M6 のナットがメクラ蓋を外すだけで見えるので

簡単ですが、C と D は、カバーのどの位置になるのか正確に計測することが

非常に困難なので、ここぞと思うところに、まず、3mm の試し穴を開けて、

どちら方向にズレたかを計測し、正しい穴の位置を割り出してくしかありません。

それでも、最終的には、1 ~2 mm の誤差が出てしまったのでヤスリでバカ穴化

して調整しました。最後の D は、夕食時間が迫ってきたため、ついつい、調整が

足りないまま、無理ぎみにボルトを締めようとしてしまいました。

ひょっとすると、ネジ穴をナメてしまったかも知れません。カバーを外して

確認しなければならなくなりました。あせりは、大敵ですね。

ところで、昨日、伐採が終わったあとの雑談で、「サブバッテリーって、

過充電による水素の発生が気になりませんか?」と、おっしゃる人がいました。

hana ちゃんなんか、6個もバッテリーを積んでいて、4個が完全室内搭載でした。

しかも、普通のスターティングバッテリーで、もちろん、開放型。しかも、

とことん使い切ってました。だから、バッテリー液が減ってるのを気づかないまま

使ったりして、水素ガスを発生させていた可能性がありますが、まったく気にしたことは

ありませんでした。

しかし、改めて指摘を受けると狭い軽四にバッテリーを三個も積んでいるのですから

一応、気になって、いろいろ検索してみました。すると!

硫化水素 の文字が…… 発生するガスは水素ガスだけだと思っていました。

しかし、バッテリー内には希硫酸が満ちているのですから、水素+希硫酸で

硫化水素が発生するとなると、おだやかな気持ちのままでいるこはできません。

水素ガスだけなら、水素爆発するほどの濃度にはならないだろうという見通しと

水素ガス自体は毒じゃないからという安心があったのですが、硫化水素は、

さすがに怖い。

なんとか、硫化水素だけでも車外へ排出したいもんだと、ちょうどバッテリーが

露わになってますから、つくづく眺めました。

ACDelco Voyager のガス排出口は、それぞれ、丸印の位置なんですが、左ふたつは、

工夫次第でなんとかなりそうでも、右端のバッテリーは、インバーターが邪魔して

排出ホースを取り付けるのが困難っぽい。どうしても無理なら排出口が左側に

なるようにすべてのバッテリーをくるりと回転させなければなりませんが、正直、

これはおっくうです。

それぞれに排気ホースを接続できたとしても、どの経路から車外へ排出するかという

課題が残ります。今、考えているのは、硫化水素は空気より重いという性質を

利用して下向きに排出することです。この場合、水素ガスが排出され他場合は

狭い隙間に溜まることになりそうなので、これはこれで、何もしないよりも水素濃度を

高めそうなので不安があります。

スペアタイヤキャリア自作と平行して、バッテリーガス排出についても、いろいろ

試したりしながら検討していきたいと思います。

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