やっぱり、完全B級映画のはずなのに、だんだんとエンディングが近づくにつれて
ちゃんとしたストーリーの骨があったことに気づかされて、あらららとなっちゃいました。
その収束の良さで、この映画への評価がイッキにアップしました。
女の穴も原作は漫画で、この映画も原作は漫画なんですが、ストーリーを
組み立てる力に差があったということだったのでしょう。
考えて見ると漫画家さんの仕事って脚本から撮影(作画)から監督から
すべてを一人で行うわけで、アシスタントがつけばラクになるかというと
常に彼らを養っていくために作品を産み続けなければならないし、小規模で
あっても経営能力も要求されてくるわけです。こうして映画化されると報酬的には
少しは報われるのかな?でも、この内容でヒットしたはずはないし……
てんちむは、ヘアヌードまで披露してガンバっていますが、ヘア部分は、たいてい
強いボカシが入ってます。繭のほうは、ヘア部分のかなりきわどいアップも
ボカシなしであるんですけどね。
どちらの映画にも相手役として小林ゆういち君が出演していて制作年は
同じ2014年のはずなのに、こちらの映画では、ちゃんと高校生に見えるし
女の穴では、先生に見えちゃうというのは不思議というか立派というか。
なんだかんだと言ってもはじまらないのですが、両者を比べれば私は
こちらの映画のほうが楽しめたかな?
てんちむの5億円裁判の行方も気になるっちゃ気になりますが、まだまだ
何年もかかりそうだし、結果が出る頃には完全に忘れているでしょうね。