氷河期を生き抜いた大佐渡石名天然杉

By | 2024年6月9日

四天王杉

日本列島を氷河期が襲ったとき、列島のほとんどの地域で杉は死滅し、佐渡と

屋久島と伊豆の一部など限られた地域でしか日本古来の天然杉は生き残り

ませんでした。

二度目の危機は大正時代、国から払い下げられて県有林になったとき、

良木の杉は購入代金調達のために伐採されましたが、曲がったり特異な形状の杉は

商品にならないため伐採されずに今日まで残りました。

象牙杉とイワカガミ。白花のイワカガミは初めてみました。

多いのは、ピンクですね。遊歩道はアップダウンも比較的少なくて歩きやすいです。

でも、一応、山道なので、ちゃんとした靴のほうがいいと思います。

大黒杉

家族杉

遊歩道へのアクセスは、本来は石名側と和木側の2つのルートがあるのですが

今年から3年間、石名側は道路工事のため通行禁止になっています。

和木側の道路は、対向不能箇所が多くて対向車が来ないかとハラハラドキドキ

します。慎重な方は、2027年以降まで待ったほうがいいかもしれません。

そんなに待てないよという方はチャレンジしてみてください。なお、積雪期は

どちらのルートも通行止めになります。今年は、5月17日に開通しました。

例年、11月には閉鎖になるようです。

私の場合は対向車なしで済みました。駐車場に到着して準備を

してると、もう1台やってきました。ご夫婦連れのようで、奥さんらしき方が

「他にも人がいて良かったー!」と言ってました。駐車場には簡易トイレが

設置されていた跡はありましたが、撤去されたようです。この点においても

2027年以降に、お出かけになるほうが無難だと思います。

羽衣杉。光の関係もあって、写真的には一番見ごたえがありますね。

杉も見ごたえがありますが、山野草も豊富なので楽しめました。ランも咲いてましたよ。

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