「せっかくダウンロードしたのならUSBメモリとかSDカードとかで
インストールできないの?」
というコメントをいただき、それもそうだと思ったのです。
私の頭の中のUSBメモリは、最初に入手したものが 8MB だったので
そのまま凍結状態で、容量については、DVD > USBメモリという
刷り込みから逃れることができないままだったのです。よく見ると
CentOS 7 のインストール用に用意したUSBメモリは、16GBでした。
十数時間もかけてダウンロードした
CentOS-7-x86_64-DVD-2207-02.isoCentOS-7-x86_64-DVD-2207-02.iso
をインストールしてみることにしました。
また、最初っから?と思われる方が多いと思いますが、現在のFTPが
なぜ接続できないかを追及するより、最初っからのほうが簡単なことって
多いのです。
前回は、ポートを開く方法は、あちこちに書いてあるけど閉じる方法を
わかりやすく書いてあるところを探すのはむつかしいと書きましたが、
前へ前へと進むのは簡単でも後ろに下がるっていうか元に戻していく
作業って意外と困難なことが多いのです。
だから、もう一度、インストールから始めるって大変っぽくっても、
すべてを元に戻す一番簡単な方法でもあるのです。
それに、今回はネットインストールするために
CentOS-7-x86_64-NetInstall-2009.iso
を使ったわけですが、DVD 版なら、2207-02.iso が使えます。
新しいほうが、必ずしもいいわけではないし、最新のパソコンに
インストールするのでなければ、大勢の方が使っている
2009.iso のほうが安心感は強いし情報も多いのですが
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NOTE:
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The *2207* ISOs are only provided for xtra hardware support or Time Zones
not supported in September 2020 when the older 2009 ISOs were released.
You should only use the 2207 ISOs if you are having issues with the
2009 ISOs.
ということなんだそうです。ネット翻訳しただけでは、よくわかりません。ハハハ……
な~んてことを書いているうちに、USBメモリの準備ができたようです。
インストール開始です。「ソフトウェアの選択」では、今度こそ
インフラストラクチャサーバー
を選びました。FTPサーバーも、ここでインストールします。
たった、三日前と同じ事をするだけなのに「CentOS インストールタスクの確認」に
50分もかかってしまいました。おまけに IPアドレスを固定にする設定を間違えて
起動後に、手動で設定し直さなければなりませんでした。
[root@CentOS-7-Server ~]# nmcli device
DEVICE TYPE STATE CONNECTION
デバイス名 ethernet 接続済み デバイス名
lo loopback 管理無し —
wlp11s0 wifi 管理無し —
↑↑↑ でデバイス名を確認して
# nmcli con mod デバイス名 ipv4.addresses "192.168.1.**/24"
# nmcli con mod デバイス名 ipv4.gateway "192.168.1.1"
# nmcli con mod デバイス名 ipv4.method manual
# nmcli con down デバイス名 ; nmcli con up デバイス名
で、自動的に再起動して設定した固定アドレスに変更されていました。
selinuxを無効にして、 vsftpd.conf を編集しました。
FTP ユーザーとユーザ設定ファイルの作成
このプロセスで Apache httpd がインストールされていないことがわかったので
最新バージョンをインストールしておきました。
そして、FTPとfirewall の設定を済ませて繋いでみたら……
繋がりません!
しばし、奮闘。っていうか、すごく長時間奮闘。
…… 繋がりました!
いろいろあったのですが、Next FTP が
500 OOPS: priv_sock_get_result
というエラーを吐いてくれるまでになり
/etc/vsftpd/chroot_list にFTPユーザーの名前を
書き忘れていたことが判明したんです。
メリークリスマス!