型落ちスマホの利用法として、ジンちゃんのデジタルインナーミラーの
カメラとして使えるのでは?と思いついて試してみました。
使用したアプリは、AtHome Camera です。インストールも設定も特に
難しいところはありません。ビューワーは、AtHome Video Streamer で
セットになったアプリなので、これまた、簡単にインストールと設定が
済んで、ちゃんと型落ちスマホと現行スマホのペアをカメラとモニターとして
使うことができました。画質的にも不満はありませんでしたが、
型落ちスマホ SC-01F のスペックが足りないのか、撮ったものと
映したものに、約 10 秒程度のタイムラグが生じてしまうという致命的な
欠陥があることが判明したのでオーディションの一次審査を通過できません
でした。
なかなか、ちゃんと再開ができていない軽四キャンピングカーの自作 ですが、
リヤドアの半開き Slideout で、リヤカーテンは使いにくいので透過率 0 %の
自作カーフィルムでプライバシーを保護しようかと考えているのです。
そうなると、運転中にルームミラーを使用することができなくなります。
そこで、カーフィルムの一部にカメラ穴を開けて、そこに型落ちスマホを
セットし、現行スマホはルームミラーに固定してデジタルルームミラーに
してしまおうなどと思いついてしまったわけです。ルームミラーの映像が
10 秒前だったら、事故が起きてからノンブレーキの車両が近づいてきている
ことに気づくことになり、意味ありませんね。
次に、WiFiDirectCamera を試してみましたが、カメラを作動させると
WiFi-Direct の設定が解除される?みたいな状況になったり、WiFi に
繋いでいないと、WiFi-Direct が設定できない?みたいなことになり、
カメラとモニターとして思うように使えるところまで到達できませんでした。
車内で使うので、Wi-Fi ルーターを常時作動させるつもりはないのです。
言うなれば、スマホ2台だけで車内LAN の環境を作ってカメラと
モニターというペアにしたいのです。
次に試したのが、IP Webcam でした。これは、モニターにはブラウザを
使うので、2台のスマホが、同じセグメントのプライベートIPアドレスを
持っていさえすれば、目的を達成できます。手段としては、Wi-Fi テザリングが
ピッタリです。IP Webcam が Web サーバーとして働くので、DDNS と、
ルーターのポート解放あたりができる人なら、自宅のペットの見守りや
防犯カメラとして室内外の状況を外出先から簡単にチェックできそうです。
IP Webcam で録画した映像をアップしてみました。手ブレがヒドくてすみません。
多少、画質に不満はありますが防犯カメラや監視カメラの録画としては充分だと
思いません?解像度は 1440×1080 にセットしています。1920×1080 まで
あげることができます。しかし、デジタルルームミラーとして使うには、モニター映像が
瞬きして見苦しいので、オーディション通過とはなりませんでした。しかし、解像度を
下げれば、映像の瞬きは気にならない程度に抑えることができるかも知れません。
長時間作動させたときの発熱がどのくらいかとか、実際にルームミラーにモニター用の
スマホを固定した場合、映像を左右反転しないと不自然な映像になってしまうので、
そのあたりを解決できる機能があるかどうかとか、気になることはいくつかありますが、
使い方次第では、大いに役立ってくれそうです。たとえば、車中泊時の防犯カメラとして
就寝時録画しておくというくらいは、すぐにでも使えそうです。動体検知機能があるので、
もし、ちゃんと作動すれば、ますます活躍の場がありそうです。でも、レビューには
「 自分は未だに動体検知がうまく働かずに困ってる。」というのもあったので、
他のアプリも試してみながら考えようと思います。でも、結局、ゼロ円ルームミラーは
あきらめて3カメくらいのルームミラー型ドラレコを導入することになりそうな
悪寒がします。