今日は、台座の脚部分を3本製作するところから開始。
三本の脚の両端に、29mm 弱の深さの切り込みを入れていきます。
右側の三ヶ所が終わったら、くるりと左右を変えて反対側の三ヶ所を
切っていきます。どういう物を作ろうとしているかというと
最初の台座の脚は直方体だったために矢印で示した2ヶ所に隙間が
できています。この隙間を作らないために逆凸型の脚を作ろうと
しています。
丸印が、直方体の脚です。どうせなら、逆凸型の脚は4本作りたいところですが
使用した木材が3本しか取れない長さでした。1ヶ所だけは、直方体のものを
使うしかないかも。
切れ込みを入れてあるので、ノミを数回入れれば ↑↑↑ のような状態に簡単に
なります。
残りの部分は、縦方向ではなく横方向から慎重に削っていきます。ところで、
ノミを使うときに絶対に守らねばならない注意事項があります。両膝を
開いて、膝と膝の間に工作物を置いてノミを使っては絶対にダメです。
ノミに内モモを見せてはいけません。内モモには大動脈が通っていますから
誤ってノミの刃で切ると、ブシューッ!と血が吹き出て死んでしまいます。
指の1本や2本飛ばすのとはワケが違って命がありません。腰掛けて
作業するときは両膝を揃えて横にひねり、モモの外側で作業します。
逆凸型の脚が、ひとつ完成しました。凸部の深さは、30mm ピッタリになってます。
切り込み深さは、1~2mm 控えめにしておいてノミでの作業で調整します。
材質によっては、もっとマージンをとっておかないと悲しい出来事が起こります。