毎年、一度はカキオコを食べに行くのが習慣みたいになってから
もう何年経つんだろ。
去年、ランキング1位の店に行ってみたら50組待ちで、2時間待ちか
3時間待ちか、とんでもないことになりそうだったので、今年は
作戦を立てて、京阪神方面から来る人が利用しにくい17時半頃を
ねらって行きました。
到着してみると、お店に近くて道路からも目立つ駐車場が全空きだったので
シメシメ。作戦通りと店に向かいました。店の入り口近くは二部屋に
分かれていて、それぞれベンチがズラリと並んでいました。しかし、
ベンチには誰も座っていませんでした。ここで再び、シメシメ。作戦通り。
さて、いよいよ、お店のドアを開けるとーーーーーー。
一組二人が食べてるだけで、あとは全部空席!ひゃあ!まさかここまでとは
思いもよりませんでした。
私は、カキオコモダン(手前)。女房はカキオコを注文して、いっただきま~す。
どちらも、ソースが半分しか、かかっていないでしょ?実はソースカキオコと
岩塩カキオコが半々になっているんです。このお店のウリはアンデス産岩塩を
使うということは知っていたのですが、これが、ウマイ!というよりも牡蠣を
味わうジャマをしないんですね。そして、牡蠣!とにかく絶妙な加熱で
これより短かったら生煮えになってしまうをピッタリ超える職人技としか
言いようがない焼き加減で、これには感心してしまいました。
タマちゃんのカキオコのおいしさの秘密は他にもあって惜しみなく入れた
微小サイズの揚げ玉に、ひっくり返して具に熱を加えるタイミングで
お好み焼きをちょっと持ち上げて鉄板とお好み焼きの間に
↑↑↑の形状の油差し(ジェットオイラーと呼ぶらしい)を使って
ピュピュピュッと油をさします。これがオリーブオイルなんだそうで
揚げ玉やモダンのソバなどをカリッカリッにしてくれて、この食感が
たまりません。
注文時に指定すれば、ソースと岩塩を半々ではなく全部岩塩にも
してくれるそうなので、来年は岩塩カキオコモダンだな。