今春、イノシシ対策にトウガラシの種を蒔いたのですが、残念ながら
生育しませんでした。そこで、次の対策として、今日、ニンニクを
植えました。ニンニクは地中の硫黄を取り込みます。ニンニクをすり潰したり
みじん切りにするとアリシンが大量に生成されます。
アリシンは強力な抗菌・殺菌効果があり、虫や動物によって傷つけられたり、
カビや細菌に侵されたりすると、対抗策として「アリシン」を生成・放出して
身を守るんですね。
このアリシンを野生動物は苦手とします。人間も同じなんですが、
熱を加えると安定した硫黄化合物「スルフィド類」というものになります。
非常に反応性が高く、酷ければ炎症を起こさせたりするアリシンと違って
スルフィド類は、安定していて血液サラサラ作用や、スタミナ作用、降圧作用、
抗がん作用をもたらします。
まあ、以上のような知識をチコちゃんに叱られるで知ったので、植え付け用の
ニンニクを種苗店で買っておいたものを植え付けたわけですが、4個ほどの
種球なのに、地面はカチコチに固まっていて唐鍬でほぐしては植えていくという
手間がかかり、たっぷりと時間を使ってしまいました。
来春、無事に芽を出してくれるでしょうか。
今日の栗の収穫は、1.1kgでした。