今日から中難度工程に突入

By | 2023年7月15日

野地板ができたので、次は瓦(板瓦)を作って屋根を葺くというのが順当な工程なんですが

その前に、最重要かつ最高難度の屋根を取りつけるためのステーをリヤスポイラーに

設置するという工程の見通しを立てないことにはモバイルシンク搭載が実現しません。

そこで、見通しが立っている板瓦葺きは後回しにして屋根取りつけステーの設置に

取りかかることにします。まずは、ステーの取付位置の確定から。

ステーの取付位置を記入するために、今まで貼っていたマスキングテープを剥がして

新たに貼り直しました。この作業の難易度は、ほぼ、ゼロですが

昨日までに作成した屋根の枠には重要な部品がひとつ足りていなくて

↑↑↑ の横棒を一本加えておかないと野地板で屋根枠を支えることになるし、

横棒の取付位置によって ① と ② の部材が、まっすぐ並ぶように調整する

設計なので、これがないと ① と ② は、一点鎖線のように直線ではなく

折れ曲がってしまいます。この条件を満たすように横棒を取りつける工作が

意外や意外、中難度の工作なのです。

まずは、破風板に横棒を取りつけるため下穴を開けなくてはなりません。ドリルスタンドが

使えるなら簡単ですが手持ち状態で垂直にドリル穴を開けるのって、むつかしいのです。

背景が雑然としていて、とても見にくいのですが、横棒を取りつけるべき

位置を割り出したら下穴を左右それぞれ二つずつ計4個の穴を開けます。

破風板の下穴を頼りに横棒に追い下穴を開けます。75mm の長さのビスを4本

打っていくわけですが、かなり神経を使いながら慎重に工作を進めねばなりません。

ことを急いたら横棒が割れたりするリスクがあるからです。

横棒を取りつける前に割り出したステーの位置は、取付後、3mm ほど修正しなければ

なりませんでした。

真上から見た状態での位置が定まったら水平がでるように調整していきます。

つまり、平面図が決まったら、どの方向からみた立面図も水平が出るように

調整していくということですが、このあたりの作業をおろそかにすると、スポイラーに

穴を開けたあとで、思ったようにならない!しまった!……と嘆くことになります。

しかし、この作業、無限に続くか?という調整をやりとげる根気が必要で難易度も

決して低いものではありません。

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