朝のうちは、ときおり、小雨交じりの空気っていうくらいでしたが、正午ごろから
本格的に降りだして、そのせいで肌寒いし、なんだか、ときおり雷まで鳴ってるしで、
一日お休みにしました。
今月末に中学の同窓会で徳島に遊びにくるので、昨日は、その下調べを
予定してました。それと、事前にネットなどで下調べをしていなかったので、
今回の旅のための情報取集もしようと考えてました。ネット検索は、調べたいことが
明らかな時にはいいのですが、何を調べればいいかが、わかっていないときには、
意外と限界があるものです。その逆がTV番組で、どうでもいいようなことを
取り上げられるとういう弊害もありますが、思ってもいなかった情報を得ることも
あります。4月30日に山陽放送のローカル番組で、「2時間スペシャル四国
八十八ヶ所霊場開創1200年情熱へんろ自転車旅 ~逆打ち香川170キロ~」
という放送をたまたま見ていて、海岸寺という別格寺を紹介してくれました。
四国には、八十八ヶ所以外にも、弘法大師ゆかりの地があって、それらは、
番外霊場として人々の信仰を集めてきたようなのです。その中の20の寺院が
昭和43年に四国別格二十霊場を創設したようで、八十八足す二十で
108と煩悩の数になり、これらを巡って煩悩を滅するもよしということで
八十八ヶ所に加えて参拝することが薦められていると知りました。
別格第十八番 海岸寺の住職が面白い人で放送の中で「百八ったって、
消費税やおまへんで」なんてことを言ってたので、よし、別格二十寺も回ろうと
決意したのでした。
4月30日の放送を見るまでは、別格二十寺の存在さえ知らなかったわけで、
位置や名前一覧を徳島で調べておこうと思ったのですが、最初に泊まった
鳴門西PAで、あっさりと情報収集が完了しました。
PAの情報コーナーに置いてりあました。このパンフレットが優れもので、
四国八十八ヶ所霊場ばかりか、別格二十霊場の位置と名前が記されていて、
道の駅や名所、温泉など必要な情報が満載されているし、一枚の地図におさまって
すごく便利そうです。しかも、裏にも、プランニングアドバイスや札所での作法、
豆知識など遍路旅に関する情報も掲載されています。別格二十霊場については、
高速でもらった地図に手書きで挿入しなければならないかなと、思ったりしてたので
ホントに、このパンフレットには助かります。
昨日は、「道の駅どなり」に泊まりました。別に怒鳴ってるわけではなくて、漢字で
書くと「土成」となります。山間部の温泉に併設されたっていう感じの道の駅です。
わりと、あっさりとしたつくりです。一日や二日は、じっとしてても大丈夫なだけの
水や食料は、hana ちゃんに積んであるのですが、食料を買い込んだスーパーに、
菓子類の気にいったのがなくて買ってありません。道の駅のショップにあるかなと
覗いてみると、まさかの月曜定休で閉まってました。一日、暇だし、隣の温泉旅館で
日帰り入浴できるかなと行ってみたら、こちらも休館!しかも、定休日なんて
なまやさしいものではなくて、どうやら、永久休館かもっていう雰囲気です。
玄関ドアなんて、内側から新聞紙貼って中が見えないようにしてあるし…
今回の旅でのネット環境は、
先月買った、Windows 8.1 機にスマホのテザリングでネットに繋いでいます。
この道の駅では、さすがに 3G 接続はできないので、写真をアップロードする場合、
手間取りますが、インターネットを閲覧するぶんには、さほど不便を感じさせません。
パソコンデスクに使ってる衣装ケースは、食事時には、食卓。大人数でお出かけで
下駄箱が足りない時には、シューズケース、もちろん、長期間のお出かけの時には
本来の役割である衣装ケースとしても使います。
マウスを置いてる「サイドテーブル」は、食事の支度をするときには、まな板に変身!
って、それが元の姿じゃん。車内は約6畳分のスペースがあるとはいえ、一畳は
運転席と助手席の走行用スペースだし、もう一畳は、キッチンや物入れになってるし、
半畳が下駄箱と玄関。今回は、バイクを積んでるので、もう半畳分デッドスペースが
あるし、余分なものを置くスペースはないのに、あれやこれや積み込んでるもの
だから、兼用兼用で工夫せざるを得ないのです。
お休みは、午前中を一日目のブログ記事の編集と、この二日目の記事の下書きに
あてて、あとは、昼食やら、画像を見るソフトとレタッチするソフトをダウンロードして
インストールしたり、車内の片づけやらで、ぽかーんと時間が空いたのは、
15:30ごろ。さて、何をしようかと考えて思いついたのが、車の掃除。
黄砂やら、鳥の糞やら、枯葉、枯れ枝、虫の死骸などで汚れに汚れて、ちょっと、
あわれなほどの外観になってます。なぜに、雨の日に掃除かというと、こびりついた
汚れは、雨でふやかしていないと、ちょっとやそっとでは動かないほどのガンコです。
少しだけでも浮いた汚れをこの機会に布でこすっておけば、あとは、雨が洗い流して
くれるだろうという淡い期待から、思いついたのでした。でも、雨ガッパを着込んで
本格的にやろうというつもりもなく、汚れても濡れても、比較的差支えがない
格好に着替えて始めちゃいました。高い位置は縁石から背伸びして、
1時間半ほどかけて、屋根の上を除く全体をどうにかこうにか、こすり終えました。
明日、晴れたところで見たら目も当てられない状態になっているかもしれませんが、
泥だらけ状態になって、何度もすすいだ雑巾のぶんだけはキレイになったと
信じております。