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LDL-コレステロール劇的低下

昨年末の人間ドックは期待感を持って受けました。

週二回の有酸素運動を一年間続けた成果が出ると信じていたからです。

しかし、結果は、まさかの上昇。昨年や一昨年よりも高い数値になって

いたのですから、そりゃあもう愕然としました。

2014年12月の LDL-コレステロール値 196 の衝撃を受けて、まずは

食生活を変えました。いわゆる糖質制限で具体的には夕食のゴハンを

茶碗一杯から茶碗半分に減らしました。その結果、1年3ヶ月かけて

180 くらいまで下がったものの、翌年は横ばいのまま。

そこで週2回の運動も始めました。しかし、数値が逆に上昇してしまった

ので愕然としました。

でも、ここで考えました。

この結果から考えられることは、これまで行ってきた対策は、

LDL-コレステロール値を下げる効果がないか、かなり低いという

ことですから、これまでやってないことに取り組まねばならない

ということです。

私は二つのことをしました。ひとつは、一年前から始めた1日一個の

煮卵摂取の停止と、もうひとつは、3年前の人間ドックの一週間ほど

前から始めた「たまねぎ健康法」でのオリーブオイルとゴマ油摂取量を

十数分の一以下に減らすことです。それまでは、たまねぎを

炒めるために油をビンから直接投入してフライパンを回すことで

全体に行き渡らせていました。油が、ちょっと多く出たりすることもあるし、

フライパンを回すだけで行き渡る量って、おそらく、小さじ一杯か

2杯。かなり多かったと思います。これを、ビンから直接投入することは

変えていませんが、できうる限り最小限にしてフライパン全体に

行き渡せるためには、1/8枚のキッチンペーパーを3回折って

1/4くらいの大きさにしたのを油引き代わりにしました。

投入量が少なくなる上に余分な油をキッチンペーパーが吸い取ってくれますから、

油摂取量はドーンと減りました。

おお!一挙に、11年前の数値に戻ることができました!

ついでに、体重もマイナス2kg。BMI は、21.8 と、標準体重になりました。

すばらしい結果を得ることはできたのですが、2013 年から2014 年に

かけて LDL-コレステロール値が急上昇した原因として煮卵は

関係ないし、たまねぎ健康法の油量も、はたして一週間くらいで

158 → 196 という急上昇をさせるかというと、そうは思えないし、

次回の人間ドックで今回の数値が、ちゃんと維持できているという

保証はないのですが、一方で毎日の習慣というものの怖ろしさも

わからないことではありません。とりあえず、たまねぎ健康法における

油摂取量を最小にすることは継続していこうかなと。煮卵については、

週二回の運動直後に半分か一個摂取するのがいいかなと思ってます。

クラック!(2)

とにかく、解体にかかる費用を抑えなければなりません。とはいっても、

クラック発見以前に、いろいろ計画を入れてるし、計画があれば

その準備もあるので、すぐさま、作業に取りかかることができるわけでも

ありません。

翌日は、近所の人にヤギ汁を食べさせるイベントを予定してたので

ヨモギを摘みに行かねばならないし、週末は、koji さんとこでランチ。

そのためには、やりかけのカーテンパイプ取り付けブラケット工作を

一段落させておかねば、ジンちゃんでのお出かけに支障が出ます。

一番急ぐのは、解体費用の見積もりですが、見積もってもらう前に

建物内のゴミを搬出して少しでも安い見積もりを得られるようにしなければ

なりません。粗大ゴミの予約。ケーブルTVの移設の申し込み。

解体ではなく、もし、修理したときの修理見積もり。この見積もりは、

一応、「100%とは言わないけれど、建物が壊れたことに対して

中電さんにも責任があると思いますよ」という交渉するときのベースとなる

損害額として知っておきたかったのです。

実際には、中電との交渉は修理見積もりが出る前に始まりました。

この離れに入ってる電線とは別に母屋に入ってる電線も、あまり

余裕がない状態で張られており、しかも、アンカーが 離れに

使われていたものと同じものだったので

母屋まで壊されちゃかなわんという思いが強まったからです。つまり、

起きたことは、ある意味しかたがないという一面がありますが、起きた

ことの原因を探り、再発防止を考えなければ事が起きた意味がなくなる

ことになってしまうからです。

地震の翌週は茶話会から始まり、ケーブルTV会社の見積もり、

翌日には、もう工事。ご近所麻雀大会があって、粗大ゴミの予約日が

木曜日で、解体工事の見積もりに来るのが土曜日。

第一回目の粗大ゴミ ↑↑↑ 椅子が6脚半、畳3枚、ガラス戸2枚、本棚1本、

コタツふとん1枚、コタツ天板1枚、自転車1台、風呂ボイラー1個でした。

小型家電や都市鉱山ゴミも ↓↓↓ のとおり。

第二回目の小型家電など ↓↓↓

↓↓↓ 燃えるゴミ 255 リットル

資源化ゴミ ↓↓↓

第三回目の小型家電など ↓↓↓

電気毛布は、小型家電としては取ってもらえなくなっていました。蛍光灯も

蛍光管は蛍光管で資源化ゴミとして出さねばならなくなってました。

しかし、小型家電などの持ち込み3回目にして初めて、ギロチン材Bとして、

このゴミが324円で売れました。うち、24円は消費税ですけど、これって

免税?個人事業主の免税については国税庁に説明ページがあるんですが、

純然たる個人が売却した物に消費税を支払われた場合、どうするのが

正しいのか、きちんと説明してあるページを見つけることはできませんでした。

まあ、こちとら、年金暮らしなので、ちゃんと雑収入として申告して

往復に要したガソリン代を必要経費として計上すれば、赤字計上

できちゃいますが、これは所得税に関する話。消費税をきちんと

申告して納税してしまったら、いくら控除が大きいからといって

還付を受けるってことにならないのかな?

ところで、これほどゴミを出すと気持ちいいです。クラックをきっかけに

良い終活ができています。元々、解体する建物は、主として父が生前

使っていたので父の遺品がたくさん残っていました。死後十数年を経て

遺品整理ができたことも、気持ちがすっきりした要因となっています。

がんばって、建物内のゴミを、ほぼ、ゼロにした結果が報われたのか

解体工事の見積もりは、税込み160万円になりました。これに加えて、

とうとう、ヤフオクで落札者がなかった自動車のシート二組 ↓↓↓

の処分代として3万円を加えた163万円から中電の補償費を差し引いた

金額が解体費用ということになります。中電は思ったより手厚く補償して

くれたので正直助かりました。また、母屋への電線の張りがゆるくなるように

無償で工事もしてくれたので、この点においても安心が得られました。

解体工事はすでに始まっています。工事初日で

屋根がなくなりました。工事2日目で ↓↓↓ で

2階がなくなりました。2t トラックがやっとという狭い道に面した建物なので

重機で一発取り壊しというのができなくて、しかも、取り壊さない建物との

境を既存の建物に影響がないように解体しなければならないので、

コンクリート基礎を壊す工程以外は、すべて手作業になってしまいます。

それでも、4人作業で、この早さ。やはり、プロは違います。

解体してみて初めて知ったのですが、まさかの土壁でした。

ということは、筋交いが入っていない構造だったことになります。

クラック!(1) で唱えたリフォームで筋交いを切ったために構造が

脆弱になったという説は論拠を失ってしまうかと思われました。

私が習った建築基準法では、土壁の壁倍率は0.5でしたが、

平成15年に出された建築基準法施行令第46条への告示1100号 で

土壁作りの際の仕様によって、壁倍率は、0.5だけではなく、1.0 や

1.5 も認められることになったようです。壁倍率1.5 といえば、

厚さ3cm以上で幅9cm以上の木材の筋交いを入れた構造と同じという

ことになるので、クラック!(1) で唱えた脆弱問題は、そのまま通用する

ことになるのでしょうか。実際に、どの土壁にも割れや欠損は

なかったので、地震による変形はなかったと考えていいのでしょう。

里山水道復活プロジェクト 2

里山水道は、いったい、どれほどの長さなんだろうという疑問を

抱き続けながらも、測定したこともなく、目測でわかるはずもなく、

謎のままです。しかし、水道管に使っている呼び径 40mm の

ポリパイが、各社いろいろだけど、一巻き90mのものを使って

いたとすると、父が作ったものは、継ぎ目が一箇所なので

2本分の180mではなかろうかという推測ができます。

これを地形図に当てはめると、おおよそ、上の図の紺色の

線ぐらいなのではないかと思っています。管は蛇行しているので、

実効長さは、せいぜい、150m くらいでしょうか?

この地形図にジョイント箇所を加えると

 

父の継ぎ目は、管の中のエア抜きも兼ねてますが、この一箇所だけで

エア抜きするのは大変なので、もうひとつエア抜きを作ったのが、

10年くらい前のことでした。そのときに、私の継ぎ目(3)と

継ぎ目(4)が、できました。

昨年、砂詰まりで水が止まったときに、取水源を

川下にしようと継ぎ目(2)のところで切断しました。

砂詰まりが「里山水道復活プロジェクト 1」で解消できたので、

3FNジョイントで継いで1ヶ月ほど水を流しっぱなしにしていました。

管の中に残っている砂を洗い出せたらいいなと期待してのことですが

「クラック!」事件があって里山水道工事を再開する余裕もなく

放置状態だったという面もあります。

↑↑↑ が、継ぎ目(3)と継ぎ目(4)の間に接続するエア抜きです。

ジョイント本体は元の物を使いましたが、パッキンを新しいものに

替えました。(このパッキン1枚は320円ですが、2枚分の送料が

1,500 円もかかって、ずいぶん高くつきました)

継ぎ目(4)を接続しました。

継ぎ目(3)も、OK!

無事、オタマジャクシ池に水道は繋がりました。

クラック!(1)

↓↓↓ のドア。

長年の風雪にボロボロになってしまったドア。(「風雪」という表現には、ちょっと

誇張が含まれています。当地では、ほとんど雪は降りません。積雪なんて

10年に一度あるかどうかです)先月の10日の早朝に、ふと目が覚めて、

このドアの修理(もちろん自分でやるつもりでした)についてのアイデアが

思い浮かんだものですから、いつもより早起きしてドアを見に行きました。

そこで見つけてしまったのです。クラック!

んんん???

実は、この前日に島根県を震源とする地震がありました。岡山は震度3。

え?え?え?

まさか、震度3で、このクラック?

やがて原因が見えてきました。

この電線。上空から見ると

電柱から我が家まで、電線がピーンと張ってます。だから地震による揺れを

吸収できずにモルタルの壁が割れてしまったのでしょう。

建物が地震で右方向に揺れたとき、柱は電線に引っ張られているため

その場に残ってしまい、結果的に左に強く引っ張る状態になったのが

原因でクラックが走ったのでしょう。別の写真で見ると ↓↓↓ んな感じ。

というわけで、実行犯は確かに電線ですが、実は他にも犯人がいて、

こちらが主犯格でした。

この建物は、倉庫だったものを居住できるようにリフォームしたものです。

倉庫だったときには、↑↑↑ のように四隅すべてに筋交いが入っていた

はずです。ところが、リフォームしたときに窓を設けたため、筋交いや

間柱を取り払ってしまって、↓↓↓ のように脆弱な構造になってしまったと

考えられます。

↑↑↑ の図では、表現し切れていませんが、他にも窓を後付けして

筋交いが取り払われたと思われる箇所があります。築50年を超えた

老朽家屋である上に、このように構造的な脆弱性を持っているとなると

とても修理して使い続けようという気になれません。考えようによっては

南海トラフ地震が来る前に発覚して良かったと言えます。

私は解体を決意しました。しかし…… 果たして費用はどれほど

かかるのでしょう?