いえ、間違ってたのは、私なんですが…
タマネギ健康法 +α+β+γ で、ショウガを毎日30g程度
食べようとしていると書きました。その目的は、ヒザの
軟骨がスリ減るのを遅らせようということにあるわけですが
大きな勘違いがありました。ショウガオールを摂取すれば、
効果があると思い込んでました。ところが、本当は
ジンゲロールを摂らねばならなかったのです。
それに、これまでの調理法では、ショウガオールさえも、
壊れてしまってた可能性が高く、毎日、せっせと食べていた
ショウガでしたが、ほとんど何の効果もない食べ方だった
ようです。加熱すれば、ジンゲロール → ショウガオールに
変化するというくらいの知識はあったのですが、80℃ 以上に
加熱すると壊れてしまうことは知りませんでした。タマネギの
甘さを十分引き出して、ショウガの辛さに対抗するため、
これでもかというくらい強火で長い時間炒めていたのでした。
おまけに、朝食前に食べた残りを昼食前に食べていたので、
中華鍋に残しておいたタメネギ+ショウガをさらに加熱して
完膚なきまでにショウガオールを破壊していたのです。
でも、ショウガオールの一日の摂取量って、2~3g が
適量らしいので、かろうじて生き残ったショウガオールだけでも
このくらいの量はあった可能性も?でもでも、仮に適切な
調理をして最大限にショウガオールを生成できたとして
ショウガ何g を使えば、2~3g のショウガオールが摂取できるのか
そこのところがわからないと、意味なさげですね。
前置きが長いのは、いつものことですが、さて、どのように
調理法を変えたかというと、
1)まず、タマネギをできるだけ薄く千切りにする
2)オリーブオイル+ゴマ油を引いて熱した中華鍋に
タマネギを入れて弱火で加熱する
3)ショウガをできるだけ細く千切りにする。長さも、3cm
くらいに揃える
4)味噌を少量の料理酒で溶いてタマネギに味付けをする
5)中華鍋の火を止めて、ショウガを生のまま混ぜて完成
あとは、ひと匙ひと匙、アマニ油をかけて食べるわけですが、
弱火でも、ショウガを刻むのにかかる時間をかけているので
タマネギは甘くなってます。弱火加熱には細胞膜を破壊しない
という効用もあるようですし。熱を加えないので、ショウガが苦く
なることもありません。でも、炒めて体積が減ったタマネギと
ほぼ同量のショウガを混ぜるので、生ぬるくなってしまいます。
アマニ油のオメガ3脂肪酸が破壊されにくくなりそうなのは
いいのですが、生ショウガが勝ってしまって、これまでに
比べると味は相当に落ちました。今後、思いつくことや、
情報があれば調理法には工夫を加えたいと思いますが
意味のない食べ方をしていたのが是正できたのは、
とても良いことだったと思います。