Monthly Archives: 12月 2015

今度はシマンテックに撃たれた。

土曜日に、ある方から

「ドコライフに、http://dokolife.serveblog.net/dokolife.html で

アクセスすると『危険な Web サイトを遮断しました』と

ブロックされてしまう」という情報をいただきました。

ゲゲゲゲーッ!去年の7月に、Microsoft の誤爆により

何日間か接続不能状態に陥った悪夢がよみがえり

ました。

今回は、ノートンセキュリティを使ってる方が、特定の

サブドメイン名でドコライフに繋ごうとした場合のみ、

ブロックされてしまうという現象です。

前にも書きましたが、ドコライフには、推奨の

http://dokolife.net/dokolife.html 以外にも、

http://doko.sytes.net/dokolife.html

http://dokofuku.hopto.org/dokolife.html

今回の http://dokolife.serveblog.net/dokolife.html

などなど、幾通りもの URL を使ってアクセスできます。

なぜ、ひとつに絞らないのかという疑問を

持つ方もいらっしゃるでしょうが、大げさに言えば、

これまでの歴史的経緯もありますし、私の個人的な

事情もあります。それに、私だって、できるだけ

統一したいのですが、推奨以外の URL で

アクセスされる方が、一定以上いらっしゃる限り、

なかなか、ふんぎりがつかないというのが実情です。

それはさておき、危険な Web サイトというレッテルを

貼られたままでは、たまりませんから、月曜日まで

待ってシマンテックに電話しました。でも、電話するだけでも

大変で、最初に見つけた電話番号では、「10月から、

事業部門ごとに別々の会社になった」という説明のあと、

早口で、長々しいURLを会社別に、エイチティティピー

コロンスラッシュスラッシュ…と一回だけ言って一方的に

録音テープによる電話を切ってしまうのです。

もう一度かけて、URL をメモする気にもならないので、

主に法人相手のサポート担当電話番号をなんとか見つけて

かけました。

ところが、電話に出たお姉さんに事情を説明しようとしても、

どうにも、通じません。だって、DDNS なんて、どうやって

説明すればいいのでしょう?東京への市外電話なので

通話料が気になるけど、ひかり電話だから気にしなくても

いいのかな?でも、同じことを何度も説明してるのに

「遠隔操作によるサポートもありますが…」って、うわあ!

と、大声をあげたくなります。

ついに、「せめて、ネットワークについて知識がある方に

電話を代わって」というと、「かしこまりました。技術担当から

かけ直させていただいてよろしいでしょうか?」よろしい。

「その場合、海外から電話をおかけすることになりますが

不都合はございませんか?」日本語ですか?

「日本語です」じゃあ、そうして。

2時間ぐらい経ったかなあ。中国から電話が入りました。

少しだけアクセントがおかしいけれど、東京のお姉さんより

ちゃんとした日本語を使います。かなり詳しく状況を

述べて、私のサイトの再評価をしてもらうことにしました。

その際、dokolife.serveblog.net だけではなく、

dokolife.net や、IPアドレスに直に繋いだ場合も

評価してもらうように依頼しました。というのは、

私としては、dokolife.serveblog.net だけが危険な

サイトとしてブロックされて、他のものはブロックされない

ことから、なんらかの誤検知に起因すると考えていたの

ですが、実は、評価されていていたのが、

dokolife.serveblog.net だけで、その他のものは、

まったく、未評価の状態だったからブロックされなかった

ということが、サポートのお姉さんと話していて、

わかりました。この際、ちゃんと評価してもらって

おいたほうが、この先、他の URL が評価を受けたときに

またまた、誤検知されるリスクを少しは減らすことが

できるかもと思ったのです。それに、私のサイトに

まったく危険が無いと言い切れるわけでもなくて、

なんらかのマルウェアに感染していたり、最悪、

バックドアから侵入されて改竄されている可能性だって

あるわけですから、きちんと調べてもらうに越したことは

ないと考えたのです。

中国のお姉さんと長々と話をして、以上のことを伝えました。

最初の情報をいただいた方から、月曜日の夜には、

危険な Web サイトとしてブロックされなくなったとの

連絡をもらってましたが、シマンテックからの正式な

回答は、火曜日の昼頃になりました。

電話は、やっぱり、中国のお姉さんからで、一応は、

申し訳ないと言いながら、内容は淡々と解除したという事実を

伝えようというものだったので、ちょっと待てよと言いました。

再発防止は、どうなってるの?被害者救済はできるの?

ある方が知らせてくれなかったら、私のブログが

危険サイトとされてることに気づかないわけで、

いつも来てくれた方が急に訪問しなくなった理由が

シマンテックにあったとしても知り得ないのですね。

いやあ、けっこう、ゾゾッとする話です。

それに、もし、サイトを訪れなくなった人に

「実は、ノートンの誤爆で危険サイトとされてました。

安心して帰ってきて下さい」なんてメールしても、

かえって、「ぁゃιぃ」てことになりそうじゃないですか。

訪問しなくなった理由がそれと確定できるもんでも

ないですし…

まあ、一方的に苦情を言いつのって、私の電話が

終わるまで、相手は、申し訳ございませんを

繰り返すだけという不毛な申し立てに終わったと

思いますが、言わずにはいられません。

調べてみると、ノートンだけじゃなく、トレンドマイクロには

一年八ヶ月にわたって、対応もせず、被害者は、疲れ

果てて自らのサイトを閉じてしまったという例もあって、

なんとも言えない気持ちになりました。

たとえ話で言えば、シマンテックにしても、トレンドマイクロに

しても、「これをかけてネットを歩けば、誰が悪人か

わかりますよ」という眼鏡を売ってるようなものです。

その眼鏡の性能が悪くて、悪くない人が悪く見えた

ところで、眼鏡をかけた人は、その時点でだまされようが

だまされまいが、さほど大きな被害は受けないと

思われますが、悪人という色眼鏡で見られてしまった人の

被害は、毎日のように訪れてくれていた人が、ある日

突然、訪問をやめてしまっても、その原因が

あるメーカーの眼鏡の性能のせいと知ることは、

難しいことにあります。

しかし、一方で、たとえ、性能に問題があろうと、何も

見えない状態でネットを歩くというのは、もっともっと、

危険なので、眼鏡をかけないという選択肢はないのです。

ここに、ジレンマがあります。

今回の件で、いろいろ調べていく中で、自分のサイトを

含め、危険なサイトかどうかチェックしてくれる無料の

Webサービスがいくつかあることを知りました。

中には、危険と判断されたけど、どういうサイトか見たい

という人のためにサイトを画像にしてプレビューできる

というサービスもありましたし、サーバー証明書をどこが

出しているかという情報まで教えてくれるサービスも

ありました。

ということで、ブックマークは、

http://dokolife.net/dokolife.html

にしてください。心から、お願いします。

ドコ立

退職日から3年と4ヶ月が経過しました。残った有給を使い切って

辞めたので実質的には三年半が経ちました。

その間、ずーっと、晴れやかな気分で過ごしています。

中には、曇り空だったり、パラパラッと雨が降る日があったかも

知れませんが思い出せません。

35年間勤めている間には、何度か青空の日もありましたが、

たいていは曇り。数年も雨続きだったことも3回ほど

あったし、口惜しさに明け方まで寝付けない嵐の夜も

幾度となくありました。

なんで、こんなに勤めていたときと退職後では心の平和が

違うのだろうと漠然とした疑問は、ずっと持ってました。

結局、会社勤めに向かない性格なのだろうか、協調性に

問題があるのだろうかと、いろいろ考えていました。

しかし、退職後も町内会の活動など協調性を必要とする

場面がなくなったワケではありません。

利害関係がない?いいえ、生活者でいる限り、日常的に

利害関係は発生します。企画、営業、会計処理…

その他、会社でやっていたような活動は、いくらでも

ありますし、ちゃんとやっていかねばならないのも

同じです。

誰にも命令されない?そんなこともありません。町内の

長老からのブーイングを受けたら、おわびしたり、

説明したり、方向修正したり、その前に未然に防ぐための

根回し的なこともやらねばなりません。近隣のマンションの

オーナーや管理会社、岡山市などとの交渉ごとも

日常的に発生します。

でも、心が曇る場面がないのです。

なぜ?という疑問が最近になって解けたような気がします。

戦後の吉田茂の活躍とサンフランシスコ講和条約締結に至る

ドキュメンタリーの再放送を見ていて、はたと気づいたのです。

あ、そうか。会社勤めをしてるということは、占領下にあるのと

同じなんだ。経営者や役員はGHQ。上司たちには、G.I. も

いれば、官憲もいて、理不尽な要求をしてきたり、アホな決断を

したり、不当な評価をしたり…

それでも、営業をしていた頃に、いろんな会社を訪問してるので

比較的マシな会社ではあったと思うのですが(アメリカではなく

ソ連や北朝鮮、アサド政権の占領下にあるような会社が、

数多くありました)それでも、他人が決定し他人から評価を

受けるということは、独立している社会人とは言えないんですね。

では、出世の階段をキチンと登って経営側になったら良かった

のでは?という意見もあるでしょうけど、出世する人って

自分の意見は決して言わず、間違ったことだろうが、

正しくないことだろうが、平気で飲めちゃう人が多いんですよ。

それに、勤めていた会社は同族経営だし、親会社は絶対権力

持ってるしで、ヒラなら雨が降れば傘をさすこともできるし、

少なくとも退社後や休日は自由だけど、仮に経営側になったら、

隷属度は、さらにアップしたことでしょう。

会社勤めに向かないし、といって脱サラして何かができるという

能力があるわけではなし(これまた、営業時代に、いろんな

商売人と会ってみて、自分は商売には向かないことが

ハッキリとわかったし、企業内起業みたいなことを二度やって

二度とも大失敗したので、事業を起こすことにも向かないと

知りました)結局、私の天職は無職です。

反則のドリルスタンド

里山は、今が紅葉のさかり。今年は遅いですね。

植え替えたワサビは順調に根付きつつあるようです。

さて、妄想計画A のほうも、じわじわと進行しています。

左側の支柱が完成しました。

筋交いの工作精度も、満足できる範囲でした。

寸法を測るのに斜めの部分は一人ではできないので

女房に助っ人を頼みましたが、測り直すたびに寸法が

違うので、結局、上端部は現物合わせにしました。

微妙に寸足らずになったようなので、隙間ができずに

済んだのは、ある意味、奇跡かな?

ということは、右側の支柱工作の時に、苦労しそうです。

さあ、据え付けという段になって、

排水口の金具が邪魔になることが判明。以前、ここには

洗濯機を置いていたので、そのための排水口なんですが

金具は接着されていて外すことが出来ません。3mm くらいの

厚みがあるので、設置するには、支柱側の工作が必要です。

トリマーで難なく解決。

次は、右側の支柱工作です。

上下の横木の穴開け作業が完了した時点で、

何やら、怪しげな作業を始めています。

ひゃあ。ドリルスタンドを横倒しにしてる!見るからに危険な

香りのする作業ですね。

↑↑↑ というような部品を作っているわけですが、上側の横木に

はめて使います。なぜ、このような部品が必要かというと

右側の支柱ができあがるとハンガーを掛けるためのパイプを

渡します。っていうか、この妄想計画A は、この4本のパイプを

この位置に設置するというのが目的なわけで、もし、空中に

浮かすことができて、多くの洋服を吊り下げても何の問題も

起こらないのであれば、こんなに大仰な柱なんて必要ない

ということになります。それは、さておき、パイプの長さは

柱と柱の外側の面を結ぶ長さです。

ということは、手前三本のサッシ窓がある部分は別として

一番奥の柱は裏側が壁なので、両方の支柱が設置された

あとでは、パイプを渡すことができなくなります。

一方、手前三本はパイプがあとで抜け落ちないように、

両側を押さえてやらねばなりません。このあたりのことを

ウマクやるための部品が、この木片なんですが、

これを作るためには ↑↑↑ のような砥石や、ジグソー、

サンダー、ノミなど、いろんな道具と腰が痛くなる長時間作業を

よぎなくされます。

万力があれば…

↓↓↓は、何をしようとしてるのでしょう。

↓↓↓んなふうにカットして

↓↓↓んなふうにビス留めします。

一人作業なものですから、実は、↓↓↓の横木をビス留めするとき、

反対側の端を支えるための助っ人でした。

こうした作業補助のための木片や、万力作業をするための

作業台を端材を使って、ちゃちゃっと作ったりするところが、

我ながら、工作の腕をあげてきてるなあと悦に入ってたり

します。

万力を取り付けた板を下の角材に渡しただけでは、重みで

向こう側に引っ繰りかえります。初心者の頃なら、それを

防ぐために手や足で押さえたり、何か重い物を載せるだけ

だったのが、ビス二本打つだけで、ちゃんと作業台になって

ます。それに、ビスが二本だけというのも進歩です。

ついつい、4本とか、6本使って留めちゃうのが、素人の

赤坂の夜は更けてなんです。たいてい、ビスを打ち過ぎて、

木材を割って強度を下げたりしてます。ビスの費用なんて

知れてますが、ビスの位置を決める墨つけや下穴開け、

ドライバーでの締め付けなど余分なビスが増えるだけ

作業時間もかかってしまうことが問題なんです。

逆に時間がかからなければ、おっくうでないから、必要な

補助具や作業台をホイホイ作っちゃう。そのぶん、安全で

精度の高い仕事ができるというものです。

我が家には、ビデオレコーダーがないというのが、一種の

裏返しの自慢みたいなところがありました。女房が

今回の朝ドラ「あさが来た」を気に入って、出勤日は

朝の放送を見ることができないので、23時からの

再放送を見ようとするのですが、起きてるのがツライし、

つい、居眠りで見逃したりしてました。気の毒だなあと

思ってたら、ふと、何年か前に買い替えたTVには、

録画機能がついてたはずと思い出しました。さっそく、

取説と首っ引きで、録画予約できるようにしました。

HDDの価格が下がり、3TBが一番コスパが良くて、

6TB、8TBも、さほど躊躇無く買ってきている現状では、

250GBのUSB外付けHDDなんて、戸棚の隅で

ホコリを被ってるだけです。これを引っ張り出して、

HUBで4台繋いだのですが、USBケーブルやら、

電源やらで、TVの裏が大混雑するし、HDDを並べる

場所もありません。

そこで、端材を使って、ちゃちゃっと、↑↑↑んなものを

作りました。男子力が上昇してきてると感じます www