数年前から岡山のような地方都市でも外人さんを見かけることが
多くなったなあと実感する機会が増えました。おそらく、コロナの
期間は少なくなっていたと思いますが(私の外出も少なくなって
いたので実態がわからない)コロナ明けから再び実感することが
多くなったのです。
ふだんの行動範囲が、どうしても限られていて郵便局にしても
うどん屋にしても歩いていける近所か、病院とか法務局とか
出かけるにしても車で往復してしまうので雑踏の中を歩くという
機会が非常に少なくなっています。
ところが、今月からボーカルトレーニングに通うようになりました。
脳トレの一環ですな。女房と近所の方と三人で月2回のペースで
教室に通うことを始めました。その行き帰りに駅の 岡山一番街や
さんすて岡山を通過します。地下街から地上に出て岡山市でも
数ヶ所しかない借地権割合60%の本町を通って教室に至ります。
駅構内や地下街では外人さんを見かけることが、まことに多いのです。
白人や黒人など肌の色が違う人は、一目で外人さんとわかりますが、
黄色人種は会話が聞こえるか、行動様式(多人数で通りの真ん中を
しやべりながら歩くとか)で見分けがつきますが、どこの国の人なのか
まではわかりません。
大阪駅や内環状、新世界でも半分は外国人かというくらい山ほど
見かけたので、この一文を書こうと思ったのです。外人さんを
見かけるのは雑踏だけではありません。こんなところに!という
くらい意外な場所で会うこともあります。去年の暮れから
今年の3月までジモティーでの取引をきっかけに岡山市内に住む
ベトナム人と交流がありました。得がたい経験でした。しかし、
主としてメールでのやりとりであり、相手が、あまり日本語が
得意というわけではなかったので中途半端なまま、交流は
終わってしまいましたが、いろいろと学ぶところがありました。
外人さんだけではなく、ダイバーシティ&インクルージョンへの
取り組みとなると、とても個人には手に負えそうもない課題ですが
まだ、外人さんは見かけや言葉で見分けがつきやすいだけマシかも
しれません。しかし、これが、深層的ダイバーシティとなると
どう考えればいいかから始めなくてはならず、どうにもこうにも
途方に暮れてしまいます。