軽四キャンピングカー自作」カテゴリーアーカイブ

J計画 アイドリングストップキャンセル自作続き

本来は、A接点に接続すべきではなかったのかの疑惑に応えるため、

付け替えてみることにしました。

↓↓↓ を外すために

まずは、

↑↑↑ のコネクタを外しました。

コネクタの位置は矢印の裏側です。真下から覗くとよく見えます。両横を

つまむようにすると割と簡単に外すことが出来ます。このコネクタは

調べたわけじゃないけど、おそらく車載コンピュータに接続するための

ものだと思います。だとするととても重要なコネクタということに

なります。無理に引っ張って接続不良や断線させると大変です。

↑↑↑ ツメの数が多いので、かなりの力が必要でした。

自作リレーは厳重にビニールテープを巻いておいたので外すのに

ちょっとだけ手間取りました。

↑↑↑ B接点からA接点に付け替えました。

さっそく取り付けてエンジンをかけてみると、

が消えるだけで

は点灯しません。B接点に接続したときとの違いは、エンジンをかけずに

一度ONの状態にしてから始動した場合も同じように

が消えるだけです。

うーん。むしろ、B接点に接続したままのほうがマシだった?

だんだん、頭が煮えてきました。

eco IDLE OFF スイッチの ON OFF は、

ということになりますかね。エンジンをかけずに一旦 ON の状態にしてから

エンジンを始動した場合は

となりますから、B接点に接続したときには手動で eco IDLE OFF スイッチを

ON したときと同じ状態になるので

↑↑↑ が点灯したのでしょう。

「エンジンをかけずにON」ではなく、ACC 状態 → エンジン始動 → 走行でも

ちゃんとアイドリングストップキャンセルのインジケーターは

表示されるんでしょうね。うーん。こうなると元のB接点に戻したほうが

いいような気もしてきました。でも、A接点のままでもアイドリングストップ

キャンセルはできているような気がします。そのときには、走行中

ずーっと、eco IDLE OFF スイッチを押したまま指を離さない状態って

ことになるんでしょうけどね。

やっぱ、B接点に戻したほうがいいかな?ところで、いずれにしても

リレーのコイル部分には走行中電気が流れっぱなしってことになると

思うんですけど、リレーの寿命とか発熱とか問題はないんでしょうか。

どうも電気の世界は目に見えないので苦手です。

4月4日追記:


結局、B接点に戻して接続しました。3週間あまり経た今日、市役所まで

出かけたので走行テストできました。結果は、エンジンをかけると予想通り

 ←アイドリングストップインジケーターが

消えて、信号待ちや渋滞時中もアイドリングストップしませんでした。

成功……としておきましょう。

それはよいのですが、スマアシII の「車線を踏んだゾ警告」の

ピピピ音が鳴りません。その他の機能は街中運転では試しようが

ありませんでした。

今は後部荷台付近をバラした状態なので、できるだけ原状復帰できた

時点で動作確認のため入庫してみる必要がありそうです。

 

J計画 アイドリングストップキャンセル自作

アイドリングストップって、バッテリーやセルモーターに負担をかける

わけで期待される燃費向上や排気ガス削減に見合うのならガマンしても

いいけど、たぶん、排ガス規制か何かをクリアするためだけの方便だろうし、

排ガス規制そのものも温室効果ガス排出量削減か何かの方便と思えて

しまうんですよね。

主にメルヘン殺伐「アイドリングストップ常時オフリレー取り付け」

記事を参考に(実は丸呑み)エンジンをかけるとアイドリングストップを

キャンセルできるリレーを組み込みました。

パーツ屋で部品を買ってきました。ネットで買うより高めの値段ですが

送料とか振り込み手数料などがかかりませんからね。細かく言えば、

お店までの往復のガソリン代が3~400円かかりますからビミョーに

なっていきますけど。基板のICB-288 が 90円(税別)、スミチューブは

280円(税別)でした。

メルヘン殺伐」から引用

配線図に従って基板にリレーとダイオードを挿して

配線を繋ぎます。

きたないハンダ付けでゴメンナサイ。

↑↑↑ んな感じになります。スミチューブで固めて ↓↓↓

このリレーを eco IDLE OFF スイッチに結線します。

リレーの黄色い線をスイッチの空色のコードに、紺色の線は紫色のコードに

それぞれ割り込ませて、赤色の線は ACC に繋いで黒色の線はアースに

繋ぎます。

eco IDLE OFF スイッチの配線は非常に細いので、普通の電工ペンチではなく

細線用の電工ペンチが必要です。今回、買いました。

思ったほど作業は難しくありませんでしたが、間違えて空色の線ではなく

青色の線を切断してしまったので余分な作業をしてしまいました(苦笑)

ACC は、アクセサリーボックスから取りました。

実は、↑↑↑ の画像。よく見ると ↓↓↓

A、B 2本の ACC 電源を取ってます。ついでにドライブレコーダーを

取り付けたので、そのための電源です。

eco IDLE OFF スイッチの取り外し方ですが、

運転席用のカップホルダーは、ちょっときついんですけど上に抜くことが

できます。まず、二つのオレンジ色のツメを外しておいてから残り三つの

ツメを外します。カップホルダーのところから手が入るので中から

オレンジ色のツメを押してやると外しやすいです。

あ。でも、その前に ↓↓↓ は外しておかねばなりません。

これを外したのは去年のことなのでハッキリとは憶えていませんが

そんなに苦労せずに外すことができたと記憶しています。

アースは、すぐ近くの ↓↓↓ から取りました。

ここからアースを取るならリレー作った時にアース線にギボシ付ける必要は

ありませんでした。裸線をグルグルッと巻き付ければいいだけですから。

ところでアースの取り付け場所のナットのスパナ径は13です。ちょっと

ビックリしました。というのはトヨタ車ではスパナ径13というボルトや

ナットに出会ったことはありません。軽四の中身を見るのは初めてなので

いろいろ驚くことがありますねぇ。トヨタ車では、M8 のスパナ径は12です。

そんなことはさておき、組立完了後テストしてみました。

エンジンをかけてみると、

が消えるだけで

は点灯しませんでした。あれっ?

ただし、すぐにエンジンをかけずに、一度ONの状態にしてから始動すると

が点灯します。狭いガレージの中なので排気ガスが充満するため何度も

エンジンをかけて試すことができません。それに車内は

↑↑↑ という状態なので屋外で試すこともできません。

でも、この結果から、これはひょっとすると eco IDLE OFF スイッチの

空色のコードは、B接点じゃなくて A接点に繋ぐべきじゃなかったのかと

思えてきました。というのはリレーによるアイドリングストップ

キャンセルの仕組みはセルモーターを回したときに ACC電源が

OFF になることを利用したもの。だったら、通常は OFF 状態になる

ハイゼット キャディの eco IDLE OFF スイッチをキャンセルさせるためには

セルモーターを回したときに ON にさせる……つまり、空色のコードは

A接点に繋がねばなりませんよね?

 

J計画 12月

J計画の次なるステップに進むためにジンちゃんのお泊まりセットを

床の間に飾りました(どうせ床の間なんて使ってないし他に適当な

収納場所がなかった)

目指すは、

車内を空っぽにすること。簡単そーに見えません?でも……

まずは、運転席と助手席を取り外しました。

右側が運転席、左側が助手席です。それぞれ、4本のボルトで

留まっているだけなので、甘く見てました。固定するための

8本のボルトすべてにカバーがついてます。このカバーが

固いので無理に力を加えたら8個のうち2個を破損させてしまい

ました。

正常なものは、↑↑↑ のような形状をしてますが、

青色円のところには、正常なものと同様の白いクリップが

セットされますが、ハズした状態です。

オレンジの円内の台座から、赤色の楕円内の棒状部分が

ポキンと折れてしまいました。

そんなに高い部品ではないはずなので購入してもいいのですが、

この棒状部分はガイドの役割しかしてないので修理しました。

強力なエポキシ系の接着剤を使用しました。二液タイプなので

工具箱の奥に長年しまっておいたものなのに使用できるところが

良いところ。おまけに、A液はコニシのもの、B液はセメダインの

ものなのに、ちゃんと使えたんですからスゴイ!B液なんて、

おそらく30年モノくらいだと思います。A液は15年モノ?

↑↑↑ ちゃんと直りました(ピンボケごめんなさい)。

他にも、クリップの台座部分が割れたものもありましたが、

セメダイン・コニシ接着剤のおかげで復活しました。

とはいえ、壊れないに越したことはないので、

矢印方向へトントンとやさしく叩いてやると、安全に外れます。

座席外しのあと、Bピラーのカバーの取り外しも行いましたが

上半分のカバーを外すときにクリップの台座を割ってしまいました。

もちろん、接着剤で修復できたのですが、壊さないためには、

外し方のコツがあります。

周りがゴチャゴチャしていて、ちょっと見にくいのですが ↑↑↑ が左右の

Bピラーです。手前が下側です。まずピラーの上側を室内方向に引いて

上側のクリップを外し、上向きにずらすように持ち上げてやると下側の

クリップも外れます。そのとき、クリップは ↓↓↓ 柱側に残りますが、

クリップの受け部分が割れるよりは、相当にマシです。

インパネ系で外すのに一番苦労したのは、エアコンの吹き出し口選択と

風量調整のための二つのダイヤル式のつまみでした。手前に引っ張れば

外れる構造ですが、指でつまんで外すには、たぶん、かなりの怪力が

必要だと思います。

外すコツとしては、↓↓↓ のようにつまみ部分をマスキングテープなどで

養生してプライヤーでつまんで抜くと、あっけなく外れます。

あとは、カーペットを外すためにドアまわりの押さえやスペアタイヤ、

最後部のカバー類を外していくわけですが、

↑↑↑ んな感じのリムーバーがあれば、さほど苦労しなくても外すことが

できると思います。それと、いまさらですが、ラチェットハンドルタイプの

ソケットレンチセットは必須ですね。作業効率があがるだけではなく

ボルトの頭をなめたりしないためにも揃えましょう。ソケットは、

6角タイプよりも12角タイプのほうが使い勝手がいいと思います。

↓↓↓ が取り外したカーペットです。

取り付けに必要なクリップ類はビニール袋に入れて、くくりつけておりまする。

フロアが全部露出できて冒頭2枚目の写真状態になったのが、12月の7日。

年末の残りの日々は、床に断熱材を塗って過ごしました。

J計画 ギリギリ

就寝スペースの続きです。

運転席は後ろに、助手席は前に畳みます。各席に、↓↓↓の橋脚代わりの工作物を置きます。

運転席の橋脚の裏側には、↓↓↓のように厚い板を貼り付けて座席面の形状に合わせました。

次に、運転席、助手席の橋脚に板を渡します。

この板の上面とプラ収納カゴと、最後部の木製収納箱は、同じ高さになっていてベッドボードを

水平に支えることができます。

まず、ベッドボードの左側を敷いて、

↓↓↓右側も敷きます。

次に、フロントのカップホルダーに立てた柱にフロントウィンドウ用のカーテンを掛けます。

外から見ると、↓↓↓んな感じ。

サイドのカーテンも閉じると、↓↓↓んなふうになります。

後ろ半分は、↓↓↓んな感じ。

ちなみに、左側だけベッドを敷くと、

ベッド常設の単独放浪バージョンになります。以上の工作ができたのは、出発日の

早朝?a.m.2:30頃のことでした。

実際、使ってみての感想は、ベッドメイクの時に寝袋やふとん類を右や左に

移動しなければならず、積み込んだ荷物の一部を車外に出す必要がありました。

ただし、ダッシュボードが広いので、夜間に使う物や貴重品などを置くことが出来て

便利でした。

カーテンレールを支える中央の柱は、運転席の背もたれを倒したり起こしたりするときに

金具部分がジャマになったので、ベッドメイク時に、よけいな時間がかかりました。

それに、晴天時なら問題が少ないけど、雨天時にベッドメイクするとしたら、大変だし、

引き出し式の台所部分などができたとき、どうやってベッドの板を降ろしたり収納したり

するかについても、アイデアが固まっていません。前途多難ですが、ボチボチと

進めて行こうと思ってます。

J計画ふたたび

J計画って、何?と質問が来そうです。

三代目キャンピングカーを自作しようという例の計画です。

2月の記事以来、まったく、J計画についての記事をアップして

いませんからねぇ。記事を書かなかったのではなく、記事の元となる

自作工作が進んでいなかったのですから事態は深刻です。

これは、いつものように大風呂敷広げただけか?と思った方も

いらっしゃるでしょう。

11月7日の長野・仙仁温泉に間に合うように 、室内の就寝用

フラット化工作を仮設でもいいから完成させなければなりません。

ついでに、夫婦揃って口をあけて寝ているところをあまり他人には

見せたくありませんから、全周カーテンぐらいは設置したいところです。

計画では、こんなものも作ってました。の電話台が完成したら、

すぐさま、J計画に取りかかり、何とか間に合うだろうという希望的

観測がありました。ところが、痔の手術後、社会復帰にかかる時間を

甘く見ていて、そうでなくてもギリギリなのに、10日ほどロスして

しまいました。もう、泣きそうです。でも、泣いてちゃダメなので、

10月16日に、↑↑↑んなものを作りました。

10月22日には、↓↓↓んな工作をしてました。

10月22日に作っていたものは、10月24日には、↓↓↓んなふうに

なりました。

そして、今日、運転席と助手席の上に置かれたあやしげな工作物の

上に板を渡し、新たに作った箱状の物を最後部に置きました。

hana ちゃんから降ろしたマットをその上に敷くと

まず、一人分の就寝スペースを確保!

このマットは、もう一枚ありますから運転席側にも ↓↓↓のように敷けば

もう一人分の就寝スペースも確保!

といっても、このマットを二枚並べるだけの室内幅はありませんから、

ぴったり収まるように加工が必要です。

11日かかって、やっと、ここまで。

残り9日!果たして間に合うのか?

ジンちゃんのお世話

ヤフオクでソーラーパネルやらTVチューナーやらを落とすくらいで

ジンちゃんのお世話ができないままでしたが、まず最初にやらねば

ならない工作をしました。作業中は基本的に動かさないので

ほっとくとバッテリーあがりを起こしてしまいます。めでたく

キャンピングカーとしてデビューしたあとも、旅から帰ると

ガレージで眠ることが多くなるので車載バッテリーの

充電装置は必須なのです。thom さん監修の元、PC用の

ACアダプタのジャンク品を入手し、

手持ちのチャージコントローラーと使わないブースターケーブルを

組み合わせて

作りました。ブースターケーブルは大袈裟ですが、適当なY端子が

コーナンになかったので代用しました。これなら、ジンちゃんで

お出かけするときにも、簡単に取り外せるし。

ジンちゃんとゴンパチのツーショット。

続・悩ましきサブバッテリー

前回のシンプル サブバッテリー案は、

という結論に至りました。最大の理由は、SEAWorks さんも、

thom さんも、軽四のオルタネータでは、こんなバッテリーを

充電できるわけがないと、おっしゃるからです。

2対0の絶対多数で却下です。ちなみに、私は投票権を

持ってません。

そして、20回に及ぶ通信教育の結果、ジンちゃんの

サブバッテリーシステムは、↓↓↓ という計画で進めようと

思っております。

thom さんが、いまだに首をかしげる箇所をかかえながらも、

あきらめ?黙認?いただいた案です。

私のほうには、hana ちゃんでの体験しかないので、その延長線上で

考えてしまうのですが、平成5年式の3,400cc ディーゼル

エンジンの hana ちゃんと、新車の軽四のジンちゃんとでは、

同じようにいくわけがないということをやっと理解したのでした。

hana ちゃんから降ろした始動用バッテリーの流用はやめて、

あらたにディープサイクルバッテリーを購入します。

サブバッテリーは、ソーラーパネルから充電します。

電子レンジ使用時にドカンと消費した電力をオルタネータを

一時借用して補充電するときに使うのが緊急充電用

スイッチです。旅から帰って、また次の旅に出かけるまで

長期間ガレージに保管するときには、ソーラー発電

できないので 100V電源から充電できるようにしています。

サブバッテリー側は、オートキャンプ場などで電源が使える

ときにも、このコンセントを繋ぎます。車載バッテリーも

放電するので、同じように長期保管時には、家庭用電源から

充電します。システム全部で、10万円はかからないという

試算ができています。ただし、設置は、すべて DIY です。

悩ましきサブバッテリー

研究すればするほど、サブバッテリーには悩ましい問題があふれています。

実は、(秘密裏に)thom さんから通信教育を受けておりました。しかし、

ついには、thom さんが嘆きの声をあげるほど、ダメダメな生徒です。

そして、現時点では、↓↓↓ のようなものにすることを考えています。

シンプルでしょ。車載バッテリーかサブバッテリーのどちらか、あるいは両方を

繋ぐかどうかを手動で切り替えて使っていくだけです。切り替えスイッチは、

バッテリーの電圧計などと一緒に運転席横に設置して、「やらかす」ことを

できるだけ防止したいと思います。去年、京都観光の間、ずっと、BOTH のまま

長時間駐車してしまい、買ってきた夕食用の弁当は暖められず、ロードサービスが

来るまで2時間くらい足止めをくらいました。ロードサービスを呼ぶまででなくても

操作を間違ったことは、何度もあります。

新車の状態では、車の中の配線は、そのまま車載バッテリーに繋がっています。

つまり、青色の線と緑色の線が直結しているわけですが、間に切り替えスイッチを

入れます。運用は、

A.長距離走行時には、BOTH
B.車泊あるいは長時間駐車時には、(サブバッテリーの)2
C.旅から帰って次の旅に出るまでは、OFF
D.短距離走行と駐車を繰り返すときも、2

A.は、車載バッテリーとサブバッテリーを満充電状態にするためで、旅の目的地への

往路と復路は、原則、この状態になります。

B.は、車泊時と観光や登山で一日くらい駐車する時です。

C.は、1ヶ月とか、2ヶ月ガレージ内でジンちゃんが眠ってるときで、その間は、

家庭用電源から充電します。また、旅先でも山小屋で泊まるなど、2~3日

車を離れるときも、このモードです。

D.は、旅の目的地に到着し、現地で動き回るときです。

このシステムは基本的に hana ちゃんで使っていたのと同様です。違うのは

サブバッテリーが一個だけという点です。hana ちゃんでは、4個使ってました。

24Vですから、12Vのバッテリーを2個直列にします。これを2組並列に

繋いで使ってたわけです。この並列が問題で、今回、thom さんの嘆きの

原因であるトンデモな繋ぎ方をしてました。並列だけではなく、直列も

前側と後ろ側では体験的に寿命が違います。しかし、むちゃくちゃな

パラ接続でも、バッテリー寿命は、三個が3~4年。残る一個は5年経過でも

使ってました。

で、すぐにこのサブバッテリーシステムに移行するのではなく、hana ちゃんから

降ろした 85Ah と 105Ah 、それに、5年使って、そろそろ寿命かなと

思ってるゴンパチのバッテリーを、トリプルで接続して使ってみようかと

思ってるのですが、このことを、thom さんに上申しましたが、バッサリと

「見事に全てにおいてそれダメ」とのお墨付きをいただきました。

まあ、1年使えれば元がとれるので強行して、thom さんの「やっぱり…」

という声を聞いてみようかと思っています。

なお、図だけではわかりにくいのでサブバッテリーに使用する予定の

バッテリーの型式は、GSユアサの PRODA BUS PBS-180G51 です。

5時間率容量が、128Ah なので、180Ah くらい欲しい私としては、

少し物足りないのですが、普通充電電流が、12.8A とバス用バッテリーでは

低い値なので何となくこれがいいかと。「何となく」では、また、thom さんから

叱られる?だって、電気って、ホントにわかりにくい。だけど、hana ちゃんでは

ショート起こしたスパナが溶けるという強烈な体験もしましたし、12Vになったと

言っても、間違えると車両火災だって起こりかねないくらいの感覚はあります。

PRODA BUS PBS-180G51 の実勢価格は、約4万円で、重量も47kg と

許容範囲(バッテリー3個よりは、確実に軽い)だし、バスの使用環境を考えて

過充電に強く深放電に強いという特性も気に入りました。何よりもパラ接続の

悪夢から逃れることができるのが、いちばんイイ ♪

J計画の全貌

そもそも、J計画の「J」とは何かというと、三代目キャンピングカーの名前が、

カイテイ・ジンで、愛称が「ジンちゃん」 その頭文字をとって「J計画」なのです。

代々、我が家の車は、その名前にちなんだプレート番号になっています。

初代 Jiro は 「2600」 二代目 hana ちゃんは 「・・87」 トラックのゴンパチは

「・508」です。Jiro が、「・・26」ではなく「2600」なのは、「風呂」と呼ばれない

ためだったか、あまりに覚えやすい番号をちょっとだけ避けたか、その理由は

忘れました。ジンちゃんは、「8823」というプレート番号になる予定です。

ハチハチニーサン、カイテイジン♪ のカイテイ・ジンです。小惑星探査機の

ハヤブサでさえ、すでに人々の記憶から薄れているというのに、果たして

海底人を知っていて、しかも覚えている人が何人いるか不明ですが、まあ、

訳わからん三代目の名前ですけど、「プリンセスメゾン」の主人公が勤める

居酒屋が「じんちゃん」だったので女房の黙認を取り付けることができました。

さて、ジンちゃんのベース車は軽四ですから、当然、マイクロバスベースの

hana ちゃんのようにはいきません。絶対的にスペースが足りないのです。

しかし、カリーナ、クラウンワゴン、コースターと乗り継ぐ中で常に車中泊を

続けてきた私にとって、どうしても外すことができない装備というものがあります。

今後、10年位を目途に車泊の旅を続けるなら、ランニングコストを下げつつ

車上生活の質を落とさないことは、必要条件なのです。さらに、昨夏の

鶴居村での経験から電気一辺倒ではなく、可能ならガスに切り替えていくこと。

例をあげると炊飯器はカセットボンベで炊けるもの。トースターは積まずに

フライパンで焼く方法など教えてもらったノウハウも活かしたいと考えています。

また、インバーターも大容量のものを積めば、サブバッテリーの消耗が

大きいので、冷蔵庫も電子レンジも12Vで動作するものを積みます。

また、基本的に冷蔵庫は、24時間動作なのでソーラーパネルでの充電も

行います。12Vとはいえ、電子レンジは高出力なので使用時は、エンジンを

かけてサブバッテリーの負荷を減らします。つまり、走行充電できるような

システムにしてやらねばなりません。さらに、場合によっては、2ヶ月とか

3ヶ月ガレージに眠ったままということもあるので、走行充電と太陽光の他に

100V電源からも充電できるようにしておく必要があります。

また、車体の断熱については床面は関西ペイントの Zウォール工法を

DIYしようと思っています。その作業性を見て、側面や天井面にも

Zウォール工法を適用するか、あるいは、別の方法を考えるかを決めます。

少なくとも、側面については、Zウォール工法を用いても、さらにウレタン

フォームも詰めることになろうかと思っています。しかし、このあたりは、

現車が到着してみないと何ともいえません。

就寝スペースは、おおむね下図のようなものを自作するつもりです。

ウェイクと違って、後席がないぶん、床下が収納スペースとして有効に使えるはずです。

ただし、ウェイクのように応急パンク修理セットではなく、テンパータイヤが積み込まれて

いたりします。靴脱ぎスペースも作らねばなりません。車泊時以外に、ふらっとキットを

どのように収納するのかも考えながら設計しなければなりません。床下に収納した物を

取り出す方法も考慮しなければなりません。結局、自作するしかないのですよ。

しかも、今後、使い勝手から改良を加えたり作り直しなんていうこともあるかも。

さて、就寝スペースが上記のような方法を取るなら、冷蔵庫やシンクはどこに

置くの?という疑問がわくと思いますが、答えとしては引き出し方式を考えて

います。

走行時のジンちゃんは、

↑↑↑ んな感じの収納バックを背負って、就寝時には、↓↓↓ のように、荷室スペースに積んだ

生活パッケージを引き出して就寝スペースを確保する計画です。

とはいっても、頭の中だけの計画なので、実際に冷蔵庫などを横に置いて実車を

見ながら設計する必要があります。生活パッケージには、自炊のための設備として

清水タンク、排水タンク、ガスコンロ、調理具、食器、炊飯器、電子レンジなどを

収めねばなりません。野菜など冷蔵庫に入らない食材や、ペーパータオルなどの

食器片付けに使うものや、車内で煮炊きするためには、換気扇もつけたい

ところです。あれば便利な物と、どうしても必要な物を峻別しながら、限られた

スペースを有効に使う工夫が必須です。また、走行時に背負うランドセルには

ゴミや洗濯物を収納するわけですが、車長を4m以内にするためにフェリーに

乗るときには外して車内なり屋根の上に収納できる構造でなければなりません。

まあ、こういったDIYを楽しいと考えることができるかどうかが鍵ですが、

私は、あれこれ、考えることは好きです。しかし、取りかかるまでに時間が

かかりすぎたり、実際に工作するとき、手が遅いという弱点もあります。

いずれにしても、ふらっとキットもランドセルも生活パッケージも合板などを

多用した仮設的なものを作ろうと思っています。使っていくうちに改造を

施していって最終形が固まった時点でエクステリアにも気を配ったものに

したいと思ってます。

J計画始動

初代キャンピングカーの「Jiro」 、二代目の hana ちゃんに続く三代目は、

軽四をベース車として自作することにしました。10年以上キャンピングカーを

利用してきて、今さらキャンピングカーなしの生活は考えられません。

後継車を選定する上で、まずは、使い慣れたバスコンの中古を探しに行きました。

しかし、予想通り、店頭に並んでいませんでした。っていうか、hana ちゃんを

手放すことを覚悟した時点で、よっぽど購買力をそそるものがない限り、

三代目は軽四にする気持ちが 固まってきてました。だから、hana ちゃんの

装備や搭載物を自宅に運ぶとき、レンタカーは軽四を使いました。

これまで、一度も軽四を自家用車にしたことがないので、試乗を兼ねようと

思ったのです。実際に乗ってみると、ノンターボでは、高速道路の走行時、

加速のたびにキックダウンしてエンジン音がスゴいことになることが

わかりました。今回は新東名と新名神なので、登り坂も知れたモノでしたが、

勾配の強い場合を考えてターボは必須だと感じました。他にも、横風の

影響によるふらつきや思った以上の室内の広さなども体感できました。

ベース車の選定にあたっては、SEAWorks さんの貴重なアドバイスに

助けられ、ハイゼット キャディに決定しました。もちろん、現車も

しっかりと見に行きました。

キャディは、ウェイクをベースにした商用車です。実は、あの一連の品のない

コマーシャルから、ウェイクだけは選ぶまいと思っていたのですが、

決め手は、スマアシ Ⅱ 搭載車を選ぶことができる点でした。荷室の広さで

圧倒的に有利なハイゼットカーゴには、この選択肢が用意されていません。

アトレーも同様です。納車は来月初めと予想してます。そこそこ

キャンピングカーとして使うための改造が済むまでには半年以上

要することでしょう。

私も、今年の8月で満65才になります。軽キャンカーを十年使えば

75才。だんだんと運転は、あやしくなっていく一方でしょうから、

一度でも、たとえばスマアシ Ⅱ の単眼カメラが40m先の歩行者を

検知して、よそ見による衝突を避けることができたら、十分に

その価値があります。

また、この機会に軽四にしようと思った大きな理由として、そろそろ、

マイクロバス級の車を運転するには、注意力が足りなくなってきていると

自覚しだしたということにもあります。今年だけでも、一度は縁石に、

二度目は、さようなら、hana ちゃん にも書いたように自然石に

ぶつけるという事故を起こしているわけですから、この先、さらに重大な

事故を起こしてしまう可能性は十分すぎるほどあるわけです。

ただひとつ、キャディを選ぶ上で考え込んだのは、2シーターであること

でした。hana ちゃんは、乗車定員10人だったので、それと同等というのは

軽四を選んだ時点で無理な話ですが、二人しか乗れないとなると、

いざという時に困りはしないだろうかと考え込んでしまったのです。

「いざという時」ってどんな時だ?と、じっくりと考えてみても思い当たる

ことがありません。ふだん用に5人乗りのゴンパチを持っているので、

軽四は旅専用車にできることが大きな理由ですが、自作していく上で、

後部座席をどうするかということを考えずに済むとか、むしろ、2シーターで

あることの利点も、いろいろありそうです。どうせ、夫婦二人で、

あちこち出かけるための車ですから、最初っから二人乗りのほうが、

設計上もアレコレ考えずに済むことも多いと思えてきました。

しかし、キャディって、徹底してますね。後部スライドドアの窓は開閉が

できません。電動スイッチの部分はメクラ蓋がしてあって、手回しハンドルさえ

ついていないのです。費用をかければ、あるいは、左右どちらかだけでも

開閉可能にすることができるかも知れませんが、キャンピングカーとしては

むしろ、ハメ殺し窓と割り切れたほうが、断熱工作も単純なものにできます。

しかし、いろいろと悩みもあります。今時の車なので、たとえば、

充電制御車になっているハズです。これが、サブバッテリーを積もうと

思っている身には困ったチャンなんです。どうやっても走行充電の方法が

複雑になってしまうのです。情報を求めて、ネットをさまよい、

まつらさんの「サブバッテリーと走行充電方式の選択」という記事などは

何度も何度も読み返しました。

その上で、今の時点では、充電制御そのものをキャンセルして常時充電に

ならないだろうかという考えに傾いてきています。車載コンピューターを

ダマして、たとえば、常にエアコンが動作してるとか、ヘッドランプが

点いてると思い込ませる方法。あるいは、オルタネーターをオフする方法が

どうなってるかを調べて、オフするための信号を遮断するとか、いずれに

しても、キャディの配線図集を入手しないことには、どうにもなりません。

 

# 調べた限りでは、アイドリングストップ車ではあるけど、充電制御システムは、
搭載されていないみたい?

# アイドリングストップもサブバッテリーに負担をかけちゃうだけなので、
フラッシュサーキットを使った毎回自動キャンセルボタン押し工作が必要かも。