研究すればするほど、サブバッテリーには悩ましい問題があふれています。
実は、(秘密裏に)thom さんから通信教育を受けておりました。しかし、
ついには、thom さんが嘆きの声をあげるほど、ダメダメな生徒です。
そして、現時点では、↓↓↓ のようなものにすることを考えています。
シンプルでしょ。車載バッテリーかサブバッテリーのどちらか、あるいは両方を
繋ぐかどうかを手動で切り替えて使っていくだけです。切り替えスイッチは、
バッテリーの電圧計などと一緒に運転席横に設置して、「やらかす」ことを
できるだけ防止したいと思います。去年、京都観光の間、ずっと、BOTH のまま
長時間駐車してしまい、買ってきた夕食用の弁当は暖められず、ロードサービスが
来るまで2時間くらい足止めをくらいました。ロードサービスを呼ぶまででなくても
操作を間違ったことは、何度もあります。
新車の状態では、車の中の配線は、そのまま車載バッテリーに繋がっています。
つまり、青色の線と緑色の線が直結しているわけですが、間に切り替えスイッチを
入れます。運用は、
A.長距離走行時には、BOTH
B.車泊あるいは長時間駐車時には、(サブバッテリーの)2
C.旅から帰って次の旅に出るまでは、OFF
D.短距離走行と駐車を繰り返すときも、2
A.は、車載バッテリーとサブバッテリーを満充電状態にするためで、旅の目的地への
往路と復路は、原則、この状態になります。
B.は、車泊時と観光や登山で一日くらい駐車する時です。
C.は、1ヶ月とか、2ヶ月ガレージ内でジンちゃんが眠ってるときで、その間は、
家庭用電源から充電します。また、旅先でも山小屋で泊まるなど、2~3日
車を離れるときも、このモードです。
D.は、旅の目的地に到着し、現地で動き回るときです。
このシステムは基本的に hana ちゃんで使っていたのと同様です。違うのは
サブバッテリーが一個だけという点です。hana ちゃんでは、4個使ってました。
24Vですから、12Vのバッテリーを2個直列にします。これを2組並列に
繋いで使ってたわけです。この並列が問題で、今回、thom さんの嘆きの
原因であるトンデモな繋ぎ方をしてました。並列だけではなく、直列も
前側と後ろ側では体験的に寿命が違います。しかし、むちゃくちゃな
パラ接続でも、バッテリー寿命は、三個が3~4年。残る一個は5年経過でも
使ってました。
で、すぐにこのサブバッテリーシステムに移行するのではなく、hana ちゃんから
降ろした 85Ah と 105Ah 、それに、5年使って、そろそろ寿命かなと
思ってるゴンパチのバッテリーを、トリプルで接続して使ってみようかと
思ってるのですが、このことを、thom さんに上申しましたが、バッサリと
「見事に全てにおいてそれダメ」とのお墨付きをいただきました。
まあ、1年使えれば元がとれるので強行して、thom さんの「やっぱり…」
という声を聞いてみようかと思っています。
なお、図だけではわかりにくいのでサブバッテリーに使用する予定の
バッテリーの型式は、GSユアサの PRODA BUS PBS-180G51 です。
5時間率容量が、128Ah なので、180Ah くらい欲しい私としては、
少し物足りないのですが、普通充電電流が、12.8A とバス用バッテリーでは
低い値なので何となくこれがいいかと。「何となく」では、また、thom さんから
叱られる?だって、電気って、ホントにわかりにくい。だけど、hana ちゃんでは
ショート起こしたスパナが溶けるという強烈な体験もしましたし、12Vになったと
言っても、間違えると車両火災だって起こりかねないくらいの感覚はあります。
PRODA BUS PBS-180G51 の実勢価格は、約4万円で、重量も47kg と
許容範囲(バッテリー3個よりは、確実に軽い)だし、バスの使用環境を考えて
過充電に強く深放電に強いという特性も気に入りました。何よりもパラ接続の
悪夢から逃れることができるのが、いちばんイイ ♪
軽自動車だとオルタネータの発電量が心配…
充電は、走行充電+ソーラーになります。Jiroは、ソーラーパネルを
2枚窓に垂直にぶら下げた状態で、半年間、いっさい他の充電を
しなくてもちゃんとエンジンがかかったという実績があります。
今回は、パネルは1枚ですが、水平設置なので、晴れなら、かなりの
発電量が期待できます。それはそれとして、電圧は常に監視して
雨ばかり続くときには、オートキャンプ場に逃げ込んで100V充電器で
空腹状態を満たしてやらねばならないと思ってます。
とはいえ、どの程度の走行発電量なのかソーラーの威力は?とか、
インバーターは230Wのものだけにするつもりですが、電子レンジも
使うし、一晩でどのくらい電気を消費するのか、そういった
データを集めるために、いきなり、バス用のバッテリーを積むのでは
なくて、禁断のトリプル接続で発電量と消費量の関係を把握したい
のです。キャディは、寒冷地仕様を注文してますが、オルタネータの
容量アップはないそうです。