J計画の全貌

By | 2017年1月13日

そもそも、J計画の「J」とは何かというと、三代目キャンピングカーの名前が、

カイテイ・ジンで、愛称が「ジンちゃん」 その頭文字をとって「J計画」なのです。

代々、我が家の車は、その名前にちなんだプレート番号になっています。

初代 Jiro は 「2600」 二代目 hana ちゃんは 「・・87」 トラックのゴンパチは

「・508」です。Jiro が、「・・26」ではなく「2600」なのは、「風呂」と呼ばれない

ためだったか、あまりに覚えやすい番号をちょっとだけ避けたか、その理由は

忘れました。ジンちゃんは、「8823」というプレート番号になる予定です。

ハチハチニーサン、カイテイジン♪ のカイテイ・ジンです。小惑星探査機の

ハヤブサでさえ、すでに人々の記憶から薄れているというのに、果たして

海底人を知っていて、しかも覚えている人が何人いるか不明ですが、まあ、

訳わからん三代目の名前ですけど、「プリンセスメゾン」の主人公が勤める

居酒屋が「じんちゃん」だったので女房の黙認を取り付けることができました。

さて、ジンちゃんのベース車は軽四ですから、当然、マイクロバスベースの

hana ちゃんのようにはいきません。絶対的にスペースが足りないのです。

しかし、カリーナ、クラウンワゴン、コースターと乗り継ぐ中で常に車中泊を

続けてきた私にとって、どうしても外すことができない装備というものがあります。

今後、10年位を目途に車泊の旅を続けるなら、ランニングコストを下げつつ

車上生活の質を落とさないことは、必要条件なのです。さらに、昨夏の

鶴居村での経験から電気一辺倒ではなく、可能ならガスに切り替えていくこと。

例をあげると炊飯器はカセットボンベで炊けるもの。トースターは積まずに

フライパンで焼く方法など教えてもらったノウハウも活かしたいと考えています。

また、インバーターも大容量のものを積めば、サブバッテリーの消耗が

大きいので、冷蔵庫も電子レンジも12Vで動作するものを積みます。

また、基本的に冷蔵庫は、24時間動作なのでソーラーパネルでの充電も

行います。12Vとはいえ、電子レンジは高出力なので使用時は、エンジンを

かけてサブバッテリーの負荷を減らします。つまり、走行充電できるような

システムにしてやらねばなりません。さらに、場合によっては、2ヶ月とか

3ヶ月ガレージに眠ったままということもあるので、走行充電と太陽光の他に

100V電源からも充電できるようにしておく必要があります。

また、車体の断熱については床面は関西ペイントの Zウォール工法を

DIYしようと思っています。その作業性を見て、側面や天井面にも

Zウォール工法を適用するか、あるいは、別の方法を考えるかを決めます。

少なくとも、側面については、Zウォール工法を用いても、さらにウレタン

フォームも詰めることになろうかと思っています。しかし、このあたりは、

現車が到着してみないと何ともいえません。

就寝スペースは、おおむね下図のようなものを自作するつもりです。

ウェイクと違って、後席がないぶん、床下が収納スペースとして有効に使えるはずです。

ただし、ウェイクのように応急パンク修理セットではなく、テンパータイヤが積み込まれて

いたりします。靴脱ぎスペースも作らねばなりません。車泊時以外に、ふらっとキットを

どのように収納するのかも考えながら設計しなければなりません。床下に収納した物を

取り出す方法も考慮しなければなりません。結局、自作するしかないのですよ。

しかも、今後、使い勝手から改良を加えたり作り直しなんていうこともあるかも。

さて、就寝スペースが上記のような方法を取るなら、冷蔵庫やシンクはどこに

置くの?という疑問がわくと思いますが、答えとしては引き出し方式を考えて

います。

走行時のジンちゃんは、

↑↑↑ んな感じの収納バックを背負って、就寝時には、↓↓↓ のように、荷室スペースに積んだ

生活パッケージを引き出して就寝スペースを確保する計画です。

とはいっても、頭の中だけの計画なので、実際に冷蔵庫などを横に置いて実車を

見ながら設計する必要があります。生活パッケージには、自炊のための設備として

清水タンク、排水タンク、ガスコンロ、調理具、食器、炊飯器、電子レンジなどを

収めねばなりません。野菜など冷蔵庫に入らない食材や、ペーパータオルなどの

食器片付けに使うものや、車内で煮炊きするためには、換気扇もつけたい

ところです。あれば便利な物と、どうしても必要な物を峻別しながら、限られた

スペースを有効に使う工夫が必須です。また、走行時に背負うランドセルには

ゴミや洗濯物を収納するわけですが、車長を4m以内にするためにフェリーに

乗るときには外して車内なり屋根の上に収納できる構造でなければなりません。

まあ、こういったDIYを楽しいと考えることができるかどうかが鍵ですが、

私は、あれこれ、考えることは好きです。しかし、取りかかるまでに時間が

かかりすぎたり、実際に工作するとき、手が遅いという弱点もあります。

いずれにしても、ふらっとキットもランドセルも生活パッケージも合板などを

多用した仮設的なものを作ろうと思っています。使っていくうちに改造を

施していって最終形が固まった時点でエクステリアにも気を配ったものに

したいと思ってます。

6 thoughts on “J計画の全貌

  1. 何処吹く風 Post author

    でしょでしょ!
    しかし、現車を目の前にしたとき、
    「こ、こんなハズでは…」
    と、絶句するかも。生活パッケージに
    必要なだけのスペースを取ることが
    できるどうかが鍵だと思います。

    Reply
  2. thom

    サブバッテリチャージャー SBC-001A なるものが手元に転がっております。
    http://www.newera.co.jp/product/subbattery/sbc001b.html

    アイソレータもあります。
    澤藤電機製 sbi-70

    必要なら送りますのでご連絡ください。
    http://www.doubleax.com/mail/postmail.html

    12V電子レンジはバッテリーの真横か真上の最短距離に配置しないと、実用的でないです。理由は電線の太さで、WAVE BOX仕様で単純計算しても35Aということから電圧降下と接触抵抗と安全率を考慮すると、使用電線は入手性のいいKIVでも8SQを使いたいところですが、現実的に接続する方法がないというジレンマに陥ります。実際に直流12V 40Aを流そうとすると現実解としては銅バーくらいしかないです。

    じゃぁどうするかというと、24Vシステムか、バッテリ4パラ+高価なインバータか、電子レンジを諦める。の三択です。もっともレンジのパワーを200Wレベルで我慢するというのもありです。

    もう一つ重要なポイントで並列バッテリの接続場所があり、これは図説がないとわかりにくいので、いずれまた。

    Reply
  3. thom

    あれ、コメントが書けない。
    niftyのアドレスはまだ生きてますか?

    Reply
  4. 何処吹く風 Post author

    ありがとうございます。
    http://doko-life.cocolog-nifty.com/blog/
    は、生きてますが、何ヶ月も見回りに行ってなかったので、
    去年の10月にコメントが入ってたことに気づくことが出来ました。
    助かりました。

    》あれ、コメントが書けない。

    のは、どこのコメント?nifty?

    Reply
  5. 何処吹く風 Post author

    》あれ、コメントが書けない。

    の意味がやっとわかりました。なぜか、承認待ちBOXに
    入ったままだったのですね。設定では、すべてのコメントを
    あらかじめ承認しているハズなのに、ときーに、じっと
    承認を待ってる状態になってしまいます。バグなのかな?

    電子レンジが使えなかったら、キツイですね。交流でも
    使えることは使えるらしいですけど、125V仕様ですからね。
    12V→125V のインバーター買えば解決するのかな?
    しかし、何Wのものを買えばいいのだろ。そもそも、
    125V用のインバーター売ってるのかな?

    Reply

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