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万力があれば…

↓↓↓は、何をしようとしてるのでしょう。

↓↓↓んなふうにカットして

↓↓↓んなふうにビス留めします。

一人作業なものですから、実は、↓↓↓の横木をビス留めするとき、

反対側の端を支えるための助っ人でした。

こうした作業補助のための木片や、万力作業をするための

作業台を端材を使って、ちゃちゃっと作ったりするところが、

我ながら、工作の腕をあげてきてるなあと悦に入ってたり

します。

万力を取り付けた板を下の角材に渡しただけでは、重みで

向こう側に引っ繰りかえります。初心者の頃なら、それを

防ぐために手や足で押さえたり、何か重い物を載せるだけ

だったのが、ビス二本打つだけで、ちゃんと作業台になって

ます。それに、ビスが二本だけというのも進歩です。

ついつい、4本とか、6本使って留めちゃうのが、素人の

赤坂の夜は更けてなんです。たいてい、ビスを打ち過ぎて、

木材を割って強度を下げたりしてます。ビスの費用なんて

知れてますが、ビスの位置を決める墨つけや下穴開け、

ドライバーでの締め付けなど余分なビスが増えるだけ

作業時間もかかってしまうことが問題なんです。

逆に時間がかからなければ、おっくうでないから、必要な

補助具や作業台をホイホイ作っちゃう。そのぶん、安全で

精度の高い仕事ができるというものです。

我が家には、ビデオレコーダーがないというのが、一種の

裏返しの自慢みたいなところがありました。女房が

今回の朝ドラ「あさが来た」を気に入って、出勤日は

朝の放送を見ることができないので、23時からの

再放送を見ようとするのですが、起きてるのがツライし、

つい、居眠りで見逃したりしてました。気の毒だなあと

思ってたら、ふと、何年か前に買い替えたTVには、

録画機能がついてたはずと思い出しました。さっそく、

取説と首っ引きで、録画予約できるようにしました。

HDDの価格が下がり、3TBが一番コスパが良くて、

6TB、8TBも、さほど躊躇無く買ってきている現状では、

250GBのUSB外付けHDDなんて、戸棚の隅で

ホコリを被ってるだけです。これを引っ張り出して、

HUBで4台繋いだのですが、USBケーブルやら、

電源やらで、TVの裏が大混雑するし、HDDを並べる

場所もありません。

そこで、端材を使って、ちゃちゃっと、↑↑↑んなものを

作りました。男子力が上昇してきてると感じます www

ゲジゲジ足?

妄想計画が停止したままなので、再開に向けたリハビリを

兼ねて、柄がポッキリと真ん中から折れた風呂場用の

スポンジタワシの柄の部分を銅パイプでスッポリと補強して

直しました。

さすがに、これだけでは、リハビリにならないので、物干しの

↑↑↑を直すというか作り直すことにしました。塗装がボロボロで

洗濯物が塗装片や錆で汚れそうなくらい、使用限度を超えて

しまってます。しかし、買い替えようにも、八方に足が広がる

タコ足は、いくらでもあるのですが、八木アンテナ型というか、

ゲジゲジ足型というか、上のような形状のモノは、いくら

探しても見つかりません。そこで、妄想計画再開のための

準備運動というか暖機運転のために、自作することに

しました。

まずは、足の部分の工作から。

直径6mm のステンレスパイプを 75cm の長さに切り揃えます。

↑↑↑で切断するので、「良い子はマネをしないでね」系の

作業になります。風呂用スポンジタワシの銅管も、この方法で

切断したのですが、径は細くてもステンレスは危険度が

増します。

マスキングテープを墨代わりに↑↑↑のような感じで切断するので

いかにも、危なげですよねぇ。実際、火の粉が眼鏡に向かって

飛んできて、ヒヤリハットなシーンもありました。これだけの

作業でも、ちゃんとゴーグルをすべきでした。それに、

せめて材料を万力で固定せいよってツッコムべきところです。

この時点では、万力を持ってませんでした。

金属加工作業は、ケガをしないように万全の注意が必要なのは

言うまでもありませんが、工作でできた切りくずの処理のほうが、

もっと、大変です。この作業場所は物干し場ですが、もっと、

完全な戸外で行いたいところです。

そうこうしてるうちに、9本切り揃いました。プランターの

芽はワサビです。そろそろ、植え替え時期です。

次に切断面を整えます。

加工後のステンレスパイプの長さは、748mm が1本、

749mm が4本、750mm が4本でした。748mm のものを

中央にして、その隣に、749mm を二本ずつ、その外側を

750mm を二本ずつというふうに並べれば、まあ、許容誤差

範囲内でしょう。とりあえず、金属加工編は終了。切りくずが

散った新聞紙は厳重にくるんで捨てました。

次の工程は、パイプを固定するための溝切り。

さて、人生初のトリマー工作です。ガイドなしでは、どうにも

ならないので、クランプを買ってきました。

試しに、何本か溝切り作業をやってみて、

翌日、本番作業の開始。

作業を進めます。

実は、最初の溝を切るとき、寸法を間違えたので、その部分を

カットするしかなくて、当初計画よりも、そのぶん、短くなって

しまいました。墨を付け直さなければならなくなってしまいましたが、

中央に切る予定の溝を吊り下げ金具用の穴の分だけ横に

ずらすことを思いつくことができたので、まあ、怪我の功名ということに

しておきます。

最初の墨どおりに中央に溝を切ってしまうと吊り下げ金具は

パイプの半径分横にズレることになり、多少バランスが悪く

なったかも知れません。バランスから言うとパイプの数を

偶数にすれば、パイプと吊り下げ金具の干渉は起きない

のですが、元のゲジゲジ足の足と足の間隔が狭くて、洗濯物の

乾きが悪い感じなので、一本飛ばしに掛けていたのです。

そうすると、一本余るというか、二本飛ばしにせざると得ない

箇所が1ヶ所できちゃうので、どうせ作るなら、足の数は

奇数にしようと思ったのです。

そのあと、パイプとパイプの間隔を元の間隔の倍にすることを

決めたので、それなら、別に偶数でも構わないのですが、

一旦奇数と決めると、頭の中の修正はむつかしいものですね。

切った溝にステンレスパイプをはめてみると

↑↑↑んな感じです。ガイドの当て方が甘くて、完全な平行に

なっていません。

↑↑↑ 仮完成。吊り下げ金具は、元のものを外して再利用。

ペンキは塗り直しました。ホームセンターに、↓↓↓んなものがあって

重宝しました。

しかし、実際に使って見ると、洗濯物のズレ落ち防止に

パイプの先端に接着しておいたヒートンでは止まらず、

?型に少し開くことにしました。

この作業に役立ったのが新たに購入した万力。

テコの原理でやすやすと加工できました。やっぱり、道具は

大事ですねぇ。

完成です。

↑↑↑なら、洗濯物がズレ落ちることはないでしょう。

ただし、材料費は、

タッチペイント    410 円
ネジ類        105 円
抑え金具(2個)   276 円
接着剤        410 円
ヒートン       810 円
ワッシャー       64 円
ステンレスパイプ  2,440 円
(径6mm長さ1,800mm×4、900mm×1)
木材は端材を使用

で、総計 4,515 円(税込み)でした。

けっこう、高級ゲジゲジ足になりました。万力やクランプ、

バイスタッチなど新たに購入した道具は3,500円ぐらいでした。

ただし、今回トリマーデビューしてみて、これは、便利な道具だ!と

実感できたことが最大の収穫でした。しかし、使い方を誤ると、

かなり危険な道具でもあります。ちゃんとした使い方しないと

確実に指が飛びますね。

かぐや秘命

女房から、書道の紙を収納するものを作れと指令がありました。

こんなものが欲しいという書家仲間が娘に作ってもらったという

図面は、ホテルのバスタオル干しのように、木の枠にパイプを

横渡しにして、二つ折りにした書道用紙を掛ける方式でした。

紙も束になると、かなりの重さがありますから構造的に

しっかりしたものでなければならないし、紙を掛ける部分は

床から、120cm程度の高さが必要です。

おっ! 利用できそうな、ちょうどいいものがあるじゃんと、

思い浮かんだのが学生時代に使ってた自作ベッドです。

六畳一間で、押し入れがない部屋だったので、二段ベッドの

上の部分に寝て、下は収納スペースして使ってたのですが、

卒業時にバラして持ち帰ってました。

↑↑↑が、ベッドをバラしたものです。かなり、頑丈に作ったので

これを改造すれば、強度的には心配ありません。

各部の寸法を決め、製作にとりかかりました。先月の8日の

ことでした。

6月28日になっても、まだ、この状態。紙を収納したり

取り出したりするのに楽なように高さや幅を変えてますが

基本的な構造は、ベッドとして使ってたときと、そんなには

変わらないので、加工もスライド鋸で切るだけで、あとは、

ビス留めですから、せいぜい、1週間ほどでできるとタカを

くくっていたのです。

しかし、↑↑↑完成したのは、7月の16日。5週間以上かかって

しまいました。途中、ふたつほど、パソコン上のトラブルに

見舞われて、放置期間があったというものの、さすがの女房も

「今月中にできるの?」と催促してきたほどです。

ここに、収納できるだけしか紙を持たない!と、女房は宣言して

ますが、しばらくは、様子見です。

溜まってるのが堪らん

溜まってるのは、ブログ更新。

四国八十八ヶ所霊場+別格二十霊場ぶんだけでも、14日ぶん。

5月の前半のほとんどを費やした hana ちゃんの冷凍庫→冷蔵庫

取り替え工作。妄想計画のDIY再開。同窓会太りが、なかなか

元に戻らない件もあるし、ドコライフ山荘の続報とか別件。

ドコライフ別宅の小説の更新も滞っているし、町内会向けの

パソコン通信教育のコンテンツも追加されていない。

合間に山菜も採りに行ったし、小梅も収穫した…あ。サンショが

穫り遅れになるかも…確認しなければ…

じゃあ、ドタバタと毎日を過ごしているかと言えば、TVとネットに

どっぷりとつかりながらなもんだから、妄想計画のDIYなんて、

一日に2時間とか3時間まで。しかも、アサイチでレジ袋の

たたみ方なんてやってるのを見て、じゃあ、たたんだレジ袋を

どうやって収納する?となって、急きょ箱をこさえることになったり。

合板の切れ端と壁紙の残りの、いわば、廃品利用でコニシの

木工ボンドが大活躍。接着剤が固まるまで数時間置いたり

するので、結局、二日かかりました。

ところで壁紙貼りは、隅っこが大事。

○印のような切れ端が残りがち。このとき、つい、日常的な

動作が出て、引っ張って取ってしまうと場合によったら、

深い後悔に陥るかも知れません。こういうとき、最後まで

カッターナイフを使って切り取らねばなりません。壁紙貼りは、

大きなミスなら、いくらでも修復できるのですが、こういう微細な

失敗は、修復がムツカシイのです。

完成品は、↓↓↓

安価に比較的簡単に思い通りの大きさの箱ができるので、

今後も作る機会がありそう。

職住密着

職場は、自宅の2階。いつもの定位置である居間の掘りごたつから

実測13.7m。通勤時間は徒歩10秒ちょっと。おまけに、職場には

いつでも飲めるコーヒーコーナー完備。

しかも、この季節には、うれしい屋内勤務にファンヒーターまで完備。

閑話休題。

妄想計画Aは、ステンレスパイプを通す穴開けに苦労していました。

木片を使って、↓↓↓のような補助具を作り、

この木片をガイド具代わりに最初は二枚重ね、途中から一枚にして垂直に穴を

開けようと、あくせくしたのですが、結果は、

残念!

そこで、またしても物欲作戦に転じました。ドリルスタンドを購入。

パイプ穴開け作業開始。

穴開け作業完了。妄想計画の作業を開始する前に「今日は、~まで出来たらいいな」

と、いちおう希望的目標みたいなものを立てるのですが、達成できた試しがありません。

でも、この穴開け作業は、八本の角材の表と裏、16ヶ所あるのですが、一日で

完了しました。計画以上のスピード。初めてです。

一日といっても、午後三時頃から始めて、4時間ほどですからね。

週休3.5日、平均勤務時間2.5時間。休憩取り放題。通勤時間10秒あまり。

惜しむらくは賃金ゼロですが、社員であるとともに、社長でもあるわけですから。

おまけに施主でもある。つまり、1:2で、人件費ゼロを喜ぶ人のほうが多い。

何よりも、この仕事、キライじゃないし。

物欲が止まらない。

アメリカのDIYカーペンターなら、必ずと言っていいほど、ルーターやトリマーを

持っているなんて話を聞いて、トリマーとは、なんぞや?って、思いながらも、

欲しいっ!って思っちゃうあたり、すでに物欲魔に魅入られていますね。

~がしたいから、~を買おうというのなら、正常ですけど、トリマーが欲しいから、

トリマーを買おうっていうのは、物欲以外のなにものでもありません。

で、買っちゃいました。日立M6SB。7月に買ったものの、案の定、いまだに、

箱から出してもいません。ダメじゃん。

妄想計画 A で、柱の長さを 2,102mm にしたら、天井とのスキマがピッタリ

過ぎでした。3本目からは、2,101mm に変更しました。そこで、最初の2本の

寸法修正をするために、手持ちのサンダーを探したのですが見つかりません。

そういえば、このサンダー、連続運転ロックが壊れていて、作業中、ずっと、

スイッチを握りっぱなしにしなくてはならなくなってします。物欲点火。そんなに

高いもんじゃないから、買おーっと。

Makita 仕上サンダ B03710  8,381 円+消費税。でも、9cm角だからなあ。

サンダーで削るの大変だなあ。試しに卓上スライド丸ノコで切ってみよう。

あらら、わずか、1mm をきれいに切り落とすことができました。さっすがあ。

というわけで、サンダは、まだ、箱から出ていません。

さて、この9cm角材。心材ですから、割れてきます。では、背割りをしておくか…

と、木材を購入してから、3ヶ月半も経って思い立ち、安物の電動丸ノコを

持ってることは持ってるけど、この際、買っちゃお!と財布の中を見ると、

4万数千円ありそうだし、じゅうぶん足りるだろうとお店へ。

陳列棚の電動丸ノコを眺めてたら、目が合っちゃったのが、コードレス丸ノコ。

長尺切るしなあ。断然、コードレスがいいよなあ…

 

あとは、14.4Vにするか、18Vにするか… 値段の差は、ほとんどありません。

偶然、店内にいた他のお客さんとも相談して、18Vに決定。電池も充電器も

持っていないと言うとセット品があると言います。セット価格が、44,935 円。

予算を大幅にオーバーしました。ところで、あるのか?財布の中の紙幣は、

44,000 しかありません。小銭が500円ちょっと。そうだ、ポイントは?

172ポイント。まだ、足りません。店のおじさんが聞きました。いくら足りんの?

レジのおばさんが、2~300円くらいと答えました。おじさん「まけたげらあ」

→ 商談成立。

妄想計画 A 始動

夏休みに入ったので、放置していた妄想計画ですが、そろそろ、秋休みも

終わりかけてるというのに、いつまでも放置してたら「年末までに、この材木を

片づけること」と女房から厳命が下りました。妄想計画 A 用の材木を玄関に

置きっぱなしだったのです。

かなり、手狭なんですが、現場にスライド丸ノコを持ち込んで作業を開始しました。

実は、この作業ができる状態にするまでの片付けが大変だったので、一日延ばしに

していたのです。特に本箱をひとりで運ぶのはツライ作業で大汗をかきました。

クローゼット製作現場 A から、アトリエ予定地 F まで、まず、階段1を使って

一階まで降ろすのに一苦労。一ヶ所、壁紙を傷つけてしまいました(泣)

一階をずるずると引っ張っていって、次は、階段2使って一階から二階へと

持ち上げるのですが、この階段2は、急傾斜かつ超狭い&曲がりがキツイという

三拍子そろい踏みの階段で、それはそれは、苦労して持ち上げたのです。

何本か、9cm角の柱材を現地に合わせて切りそろえた時点で、詳細な設計が

まとまったので、↓↓↓図面にしました。

jw CAD の使い方は、忘れてしまってましたが、この一枚を書くことによって、ほぼ、

思い出すことができました。

続・飛び入り妄想計画(聚楽壁リフォーム作戦)

9月1日に塗りムラを補正するために上塗りをしてみました。

養生をして、

まずは、↑↑↑の濃度で塗ってみましたが、濃すぎてウマク塗れませんでした。

ちょっと、水気は多いですけど、↑↑↑にしたので、塗りやすくなりました。

一時間半ほどかけて、塗り終えました。

ところが…

二日後、白いところと土色のところが、まんだらになってます。でも、このときは、

乾きムラかなあくらいに思っていたのです。

ところが…

一週間経っても、このムラが消えないのです。おそらく…なんですが、下地パテの

中に胡粉のような白い顔料か何かが混ざっていて、これと土成分の沈殿速度が

違うものだから、塗っていくウチに、ボールの中に成分が沈殿して、かき混ぜた

直後と、ちょっと時間が経ったときとか、底のほうを刷毛ですくったときとそうでない

ときとか、白い成分が一様でない状態になるんではないかと思います。通常使う

濃度なら、水分はここまで多くはありませんから問題なくても、水性塗料のように

使ったから、この問題が出たんでしょう。電動攪拌機のようなもので、常に

かき混ぜながら使えばなんとかなるかもしれませんが、刷毛だけで混ぜながら

だと、すぐに、底の方に土成分が沈殿していきます。

というわけで、この作戦、仕切り直しとなりました。

飛び入り妄想計画

先日のNHKニュースで、幕張メッセのDIY見本市が取り上げられ、

出品作品の例ということで、ムースタイプの壁塗り塗料が紹介されました。

私は、壁塗りが不得手であることをポリテクの実習で知ったので、居間の

壁の補修をどういう方法で行うか、考えあぐねておりました。

しかし、この「壁フレッシュ」という商品名の塗料なら、上から塗るだけで、

居間の土壁をリフレッシュできる!と、ピーンときたのです。しかも、施工が

簡単というのが売りの、この商品。壁塗りが苦手な私でも、OKっぽい。

さっそく、行きつけのホームセンターや、建デポに出かけましたが、扱って

いないとのこと。いったん、帰宅して製造元に電話問い合わせをしてみると、

販売元は九州の興信株式会社なんだそうで、そちらから電話させるという

答え。ほどなくかかってきた電話で、「だいたい、ホームセンターさんとかで

扱っていただいてるのですが…」「ところが、ホームセンターになかったので

おたずねしたのですけど…どういう名前のホームセンターですか?」

「そうですか。こちらでは、ナフコとか…」

ナフコなら、岡山にもありますから、次の日に行って見ました。でも、岡山の

店頭には並んでませんでした。ナフコの駐車場から、もうひとつ、大手の

ホームセンターの塗料担当者に電話で聞いても、塗料会社との

取引自体がないとの返答。しかたないので、またまた、むなしく帰宅して、

なんとか、検索で岡山で一軒だけ扱ってそうな店を見つけました。

もちろん、通信販売を使えば入手できるのですが、実際に使ってみないと、

一本で、どのくらいの面積に塗布できるかとか、下処理(シミ部分の下塗り

など)が必要かどうかとか、どのくらいの本数を購入すればいいかが、

わかりません。カタログ上の塗布可能面積で計算しても、12~13本は

必要なので、3万円を超える買い物になります。

買ったはいいけど、目的外の使用方法(本来はビニールクロスの上から

塗るためののもの)なので、使い物にならない可能性もあります。

ニュースで知ってから、やっと、三日目。ついに、壁フレッシュの現物に

会うことが出来ました。実は、店頭にはなくて取り寄せだけだったら、

どうしようかとか、好みの色の在庫がなかったらどうしようかと思って

ましたが、ちゃんと、ありました。商品を手にとって、レジに行こうと

したら、呼びもしないのに店員さんが、この商品は…と、説明を始めて

しまいました。あいまいに返事しながら先を急ごうとしたら、「こちらで

体験できます」などと誘うので、ついていって、やり方を見て(実は、

NHKのニュースでも、youtube でも、すでに見てる)さあ、どうぞと

言うので、壁にムースを吹きかけたら、かたまりがポトリと下に落ちて

パネルにひっかかったりしました。でも、想像通りの塗りができることが

確認できました。しかし、価格が通販の送料込み値段よりも高いので、

そのことを伝えて安くならないの?と聞くと、あいまいな笑顔のまま、

できないんですと、その店員さんは、スーッと私のそばから離れました。

とにかく、壁フレッシュを一本持ってレジに並んで、消費税込み 2,700 円で

買いました。この店は、建デポのすぐ近くで、帰りに塗装ローラーなど、

他に必要なものを買って帰り、まずは、下地パテで、居間の壁の

穴埋めをしました。

↑↑↑ビフォー ↓↓↓アフター

この穴は、座椅子の背もたれ部分を当てたりしてこさえた穴です。穴埋めを

済ませたところで、ホルモン焼きソバうどん(ウマー)を作って食べ、午睡を

したので、上の写真のように、半乾き状態になってました。そのときです。

ひらめきが降りてきました。

この下地パテを壁全体に塗れば、いいんじゃね?

このアイデアを実行するために、再び、ホームセンターに走って養生テープを

買ってきました。この養生テープ、バカみたいに消費するので、一巻きかな?

と思ったら、二巻き、二巻きかと思ったら三巻きと、多めに買うことをオススメ

します。一巻きかなと思ったので、二巻き買ってきました。

TVの横と裏の壁から着手です。

この画像でも、壁にシミや穴、黒い汚れがあるのがわかると思います。

養生をして、

塗装開始。

ローラーで大きい面積を塗り、ローラーで塗ることが出来ない周辺部分は

刷毛で塗っていきます。もんじゃ焼きの生地よりも水を多めにしたので、

たっぷりとローラーにつけて塗るとボタボタ下に落ちると予測して、壁際には、

何重かに折った新聞を置いといたのが正解。べちょべちょになっております。

だんだんと、一度につける適正な量というものが、わかってきて、垂れる量は

減ってはいきますけど。

上の画像は、現時点での塗った面の状況です。ローラーで塗った部分と

刷毛で塗った部分との色ムラが、ハッキリとしています。もう少し濃度を

上げて(せめて、胃のレントゲンのときのバリウム以上)二度塗りしてみて、

どのくらい色ムラが改善するか見てみようと思います。

下地パテを塗料代わりに使うという思いつきは、壁フレッシュに出会わなければ

ありえませんでした。それよりも、土壁のリフレッシュを塗装で行うという

発想そのものがありませんでした。でも、もし、下地パテ塗装法が、

ウマクいくなら、たとえ家中の壁を塗り直しても、材料費は、数百円という

レベルです。これは、スゴイ。壁フレッシュに比べると、養生の手間が、

ちょっとだけ増えますが、ベニア+新聞紙+養生テープで、そんなに

大変ではありません。仮に、木部や畳に付いても、湿らせた雑巾などで

簡単に取れます。壁フレッシュは、やはり塗料なので、わりと早く乾くので

もし、余分なところに付いたら、すぐに取る必要がありそうです。お店の

練習で指についた壁フレッシュを落とすのに、けっこう骨が折れました。

それに、将来的に、家具などの移動で壁を傷つけても、補修するだけで、

乾けば周囲との違和感は、ほとんどないという期待ができます。

万一、どうしても、色ムラ問題が解決しなくても、その時こそ、

壁フレッシュを使えばいいわけで、しかも、丁寧な下処理ができている

状態で施工するのですから、良い仕上がりになること間違いなし、

二度塗りの必要もないので、少ない本数で施工できる…と、これまた

良いことずくめのようです。

 

ぼちぼち。竣工

ここのところ、かなりの雨量があったので、ぼちぼち。を見に行きました。

心配していたコレマナイトの浮きだしはありません。いいじゃないですか。

写真を撮るのを忘れたため、全体写真の一部を引き伸ばしただけなので

見にくいと思いますが、何ヶ所か、逆円錐状に穴が開いてるところが

ありまして、その穴の底には、コレマナイトが糊状になって露出してました。

雨だれが落ちるところでもないし、なぜ、こんな穴が出来たのか不明ですが、

周囲の土で埋めるだけで修復できたので、今後の様子を見ることにします。

大雨の時にできた水たまりの水が地中へと吸い込まれるときにできたもの

なのかも知れませんね。

前回、地表面をならしておいたのですが、けっこう、あばた面になってますから、

いずれにしてもフォローは必要でしょう。

というワケで、4隅に盛り塩のお祓いをして、完成!ということにします。

かかった費用は、コレマナイトを20kg 買ったのですが、使ったのは、せいぜい、

12kg なので、3,150円(当時の消費税5%)真砂土も、全部使い切れていませんが、

ゴンパチ1杯で、1,500円。土嚢袋は、50袋買って、2,544円。これも、運搬に

使っただけで、あとで本来の土嚢袋として使い回しができるのですが、

一応、全額計上して総額 7,194円でした。

肝心の防草性能がどれほどのものかを含めて、今後の観察は欠かせませんが、

とりあえず、お盆の草取りはせずに済みそうです。

関連ページ:「ぼちぼち、始めるよー。
関連ページ:「ぼちぼち、続けてるよー。
関連ページ:「ぼちぼち、完成?

年末に、お墓参りしましたが、一本の草も生えていませんでした。
とりあえず、成功!(2015年1月 追記)