かぐや秘命

By | 2015年7月18日

女房から、書道の紙を収納するものを作れと指令がありました。

こんなものが欲しいという書家仲間が娘に作ってもらったという

図面は、ホテルのバスタオル干しのように、木の枠にパイプを

横渡しにして、二つ折りにした書道用紙を掛ける方式でした。

紙も束になると、かなりの重さがありますから構造的に

しっかりしたものでなければならないし、紙を掛ける部分は

床から、120cm程度の高さが必要です。

おっ! 利用できそうな、ちょうどいいものがあるじゃんと、

思い浮かんだのが学生時代に使ってた自作ベッドです。

六畳一間で、押し入れがない部屋だったので、二段ベッドの

上の部分に寝て、下は収納スペースして使ってたのですが、

卒業時にバラして持ち帰ってました。

↑↑↑が、ベッドをバラしたものです。かなり、頑丈に作ったので

これを改造すれば、強度的には心配ありません。

各部の寸法を決め、製作にとりかかりました。先月の8日の

ことでした。

6月28日になっても、まだ、この状態。紙を収納したり

取り出したりするのに楽なように高さや幅を変えてますが

基本的な構造は、ベッドとして使ってたときと、そんなには

変わらないので、加工もスライド鋸で切るだけで、あとは、

ビス留めですから、せいぜい、1週間ほどでできるとタカを

くくっていたのです。

しかし、↑↑↑完成したのは、7月の16日。5週間以上かかって

しまいました。途中、ふたつほど、パソコン上のトラブルに

見舞われて、放置期間があったというものの、さすがの女房も

「今月中にできるの?」と催促してきたほどです。

ここに、収納できるだけしか紙を持たない!と、女房は宣言して

ますが、しばらくは、様子見です。

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