女房から、書道の紙を収納するものを作れと指令がありました。
こんなものが欲しいという書家仲間が娘に作ってもらったという
図面は、ホテルのバスタオル干しのように、木の枠にパイプを
横渡しにして、二つ折りにした書道用紙を掛ける方式でした。
紙も束になると、かなりの重さがありますから構造的に
しっかりしたものでなければならないし、紙を掛ける部分は
床から、120cm程度の高さが必要です。
おっ! 利用できそうな、ちょうどいいものがあるじゃんと、
思い浮かんだのが学生時代に使ってた自作ベッドです。
六畳一間で、押し入れがない部屋だったので、二段ベッドの
上の部分に寝て、下は収納スペースして使ってたのですが、
卒業時にバラして持ち帰ってました。
↑↑↑が、ベッドをバラしたものです。かなり、頑丈に作ったので
これを改造すれば、強度的には心配ありません。
各部の寸法を決め、製作にとりかかりました。先月の8日の
ことでした。
6月28日になっても、まだ、この状態。紙を収納したり
取り出したりするのに楽なように高さや幅を変えてますが
基本的な構造は、ベッドとして使ってたときと、そんなには
変わらないので、加工もスライド鋸で切るだけで、あとは、
ビス留めですから、せいぜい、1週間ほどでできるとタカを
くくっていたのです。
しかし、↑↑↑完成したのは、7月の16日。5週間以上かかって
しまいました。途中、ふたつほど、パソコン上のトラブルに
見舞われて、放置期間があったというものの、さすがの女房も
「今月中にできるの?」と催促してきたほどです。
ここに、収納できるだけしか紙を持たない!と、女房は宣言して
ますが、しばらくは、様子見です。