ゲジゲジ足?

By | 2015年11月28日

妄想計画が停止したままなので、再開に向けたリハビリを

兼ねて、柄がポッキリと真ん中から折れた風呂場用の

スポンジタワシの柄の部分を銅パイプでスッポリと補強して

直しました。

さすがに、これだけでは、リハビリにならないので、物干しの

↑↑↑を直すというか作り直すことにしました。塗装がボロボロで

洗濯物が塗装片や錆で汚れそうなくらい、使用限度を超えて

しまってます。しかし、買い替えようにも、八方に足が広がる

タコ足は、いくらでもあるのですが、八木アンテナ型というか、

ゲジゲジ足型というか、上のような形状のモノは、いくら

探しても見つかりません。そこで、妄想計画再開のための

準備運動というか暖機運転のために、自作することに

しました。

まずは、足の部分の工作から。

直径6mm のステンレスパイプを 75cm の長さに切り揃えます。

↑↑↑で切断するので、「良い子はマネをしないでね」系の

作業になります。風呂用スポンジタワシの銅管も、この方法で

切断したのですが、径は細くてもステンレスは危険度が

増します。

マスキングテープを墨代わりに↑↑↑のような感じで切断するので

いかにも、危なげですよねぇ。実際、火の粉が眼鏡に向かって

飛んできて、ヒヤリハットなシーンもありました。これだけの

作業でも、ちゃんとゴーグルをすべきでした。それに、

せめて材料を万力で固定せいよってツッコムべきところです。

この時点では、万力を持ってませんでした。

金属加工作業は、ケガをしないように万全の注意が必要なのは

言うまでもありませんが、工作でできた切りくずの処理のほうが、

もっと、大変です。この作業場所は物干し場ですが、もっと、

完全な戸外で行いたいところです。

そうこうしてるうちに、9本切り揃いました。プランターの

芽はワサビです。そろそろ、植え替え時期です。

次に切断面を整えます。

加工後のステンレスパイプの長さは、748mm が1本、

749mm が4本、750mm が4本でした。748mm のものを

中央にして、その隣に、749mm を二本ずつ、その外側を

750mm を二本ずつというふうに並べれば、まあ、許容誤差

範囲内でしょう。とりあえず、金属加工編は終了。切りくずが

散った新聞紙は厳重にくるんで捨てました。

次の工程は、パイプを固定するための溝切り。

さて、人生初のトリマー工作です。ガイドなしでは、どうにも

ならないので、クランプを買ってきました。

試しに、何本か溝切り作業をやってみて、

翌日、本番作業の開始。

作業を進めます。

実は、最初の溝を切るとき、寸法を間違えたので、その部分を

カットするしかなくて、当初計画よりも、そのぶん、短くなって

しまいました。墨を付け直さなければならなくなってしまいましたが、

中央に切る予定の溝を吊り下げ金具用の穴の分だけ横に

ずらすことを思いつくことができたので、まあ、怪我の功名ということに

しておきます。

最初の墨どおりに中央に溝を切ってしまうと吊り下げ金具は

パイプの半径分横にズレることになり、多少バランスが悪く

なったかも知れません。バランスから言うとパイプの数を

偶数にすれば、パイプと吊り下げ金具の干渉は起きない

のですが、元のゲジゲジ足の足と足の間隔が狭くて、洗濯物の

乾きが悪い感じなので、一本飛ばしに掛けていたのです。

そうすると、一本余るというか、二本飛ばしにせざると得ない

箇所が1ヶ所できちゃうので、どうせ作るなら、足の数は

奇数にしようと思ったのです。

そのあと、パイプとパイプの間隔を元の間隔の倍にすることを

決めたので、それなら、別に偶数でも構わないのですが、

一旦奇数と決めると、頭の中の修正はむつかしいものですね。

切った溝にステンレスパイプをはめてみると

↑↑↑んな感じです。ガイドの当て方が甘くて、完全な平行に

なっていません。

↑↑↑ 仮完成。吊り下げ金具は、元のものを外して再利用。

ペンキは塗り直しました。ホームセンターに、↓↓↓んなものがあって

重宝しました。

しかし、実際に使って見ると、洗濯物のズレ落ち防止に

パイプの先端に接着しておいたヒートンでは止まらず、

?型に少し開くことにしました。

この作業に役立ったのが新たに購入した万力。

テコの原理でやすやすと加工できました。やっぱり、道具は

大事ですねぇ。

完成です。

↑↑↑なら、洗濯物がズレ落ちることはないでしょう。

ただし、材料費は、

タッチペイント    410 円
ネジ類        105 円
抑え金具(2個)   276 円
接着剤        410 円
ヒートン       810 円
ワッシャー       64 円
ステンレスパイプ  2,440 円
(径6mm長さ1,800mm×4、900mm×1)
木材は端材を使用

で、総計 4,515 円(税込み)でした。

けっこう、高級ゲジゲジ足になりました。万力やクランプ、

バイスタッチなど新たに購入した道具は3,500円ぐらいでした。

ただし、今回トリマーデビューしてみて、これは、便利な道具だ!と

実感できたことが最大の収穫でした。しかし、使い方を誤ると、

かなり危険な道具でもあります。ちゃんとした使い方しないと

確実に指が飛びますね。

2 thoughts on “ゲジゲジ足?

  1. thom

    ドリルに切り刃は、作業すると予想以上に怖いですね~
    ベビーサンダーの中古品を安く仕入れましょう。

    同じトリマを持っています。これまた危険ですが、
    それ以上に粉塵対策が大変でなかなか使う気になりません。

    ご安全に!

    Reply
  2. 何処吹く風 Post author

    トリマー先輩!
    使い方については、図解ページよりも、YouTube のほうが、
    数段わかりやすいし、こういう使い方ができるのか!と、
    単純にウレシクなったりします。基本は、トリマーを
    作業テーブルに固定して、材料のほうを動かして
    作業せよってことのようですね。
    でも、先日のビフォーアフターでは、家具屋さんだっけ、
    トリマーをジグソー代わりに使って大きな板の真ん中に
    窓状の穴をくりぬくという作業をしていたのを見ました。
    確かに、木くずという点では電気カンナの次にスゴイ!
    それに、電気カンナはダストバッグを取り付けることが
    できますが、トリマーには無理ですねー。
    電動ノコやサンダーなどの木くずが作業場の先の
    廊下を通って階下まで、真っ白になるもんですから、
    女房にボヤかれます。

    Reply

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日本語で書いてね。外国語わかんない。