Monthly Archives: 3月 2014

ご近所サポート完了

金曜日パソコン購入同行、月曜日初期設定、火曜日Windows 8.1への

バージョンアップ、水曜日XP機の後始末、そして、今日、ルーターなど

持ち込んだ機材の撤収で完了予定でしたが、最後の最後にネットに

繋がらなくなりました。ケーブルTV経由でネットに接続してらっしゃるので、

さっそく、サポートにTELしてみると、モデムが、新しい接続先を認識するまでに、

15分くらいかかるとの答え。それではと、近所のセルフうどん屋に、その方と

一緒に食べに行って帰って接続したけど、繋がりません。で、またまた、

サポートに電話したけど話し中。断続的に8回電話しても話し中。

ラチがあかないので、いったん自宅に帰って自宅からサポートに電話しても

話し中。ケータイからだけでも、15回。固定電話は、送信履歴の回数が

ちょっと、わからないけれども、たぶん、10回ぐらい?立派なストーカーです。

もう、これはどうにもならないと、ケーブルTV会社の他の番号に電話して、

サポートのほうから、電話してもらうようにしました。

ほどなく、電話がありました。モデムのLEDのうち、点灯してるのが、

スタンバイだけというのは正常なの?と尋ねてみると、どうやら、ケーブル

モデムが、省電力モードになってしまってるらしい。つまり、TVで言えば、

コンセントにプラグは挿してあるけど、リモコンでOFFにしている状態に

なってました。縦置きすれば、モデムの上側にスイッチがあって、それを

押すと省電力モードになるのでした。旧パソコンに繋いだり新パソコンに

繋いだり、ルーターに繋いだり、繋ぎ直すたびに、モデムが覚えてる

接続先MACアドレスを更新しなければならないので、電源を抜き差し

してたので、最後に誤ってスイッチに触れてしまったのでしょう。

そうとわかれば簡単。サポート先にお邪魔してスイッチポンで、やっと、

すべてのサポートが完了しました。

小保方さん、応援してます。

お昼に作ったラーメンに、その高さから、ベーコンを放り込んだら、ダメでしょと

どう考えても自明なことをして、案の定、ラーメンスープが飛び散って、ポットとかを

汚す。この量のスパゲッティに、この量のミートソースかけてるのに、この皿使う?

っていうくらい小さめの皿に盛って、電子レンジにかけて、案の定、噴きこぼして、

トレイを掃除する。毎日、毎時、老化起因ミスをやっては嘆く毎日を過ごす中、

今年一番のうれしいできごとを提供してくれたのが、小保方晴子さんでした。

ご近所の人と、まるで、自分たちの娘の快挙を祝うがごとく、喜びを語りあった

のでした。

今朝の朝刊で、共著者の若山教授から、STAP論文撤回の提案をしたことが

報道され、これまで以上に追い詰められた感がありますが、たとえ、疑惑通り

だったとしても、応援します。そして、いつの日か、没になったP細胞の名前で

再び世の中を明るくする日まで、枕を涙で濡らす日が幾夜あろうと、思い込み

続けてください。応援してます。

とにかく、ヤケだけは、起こさないでください。STAP細胞よりも、論文よりも

大切なのは、あなた自身だということを忘れないでください。

あれから、三年…

とうとう、3年の月日が流れてしまいました。やはり、三年ぐらいでは、復興とは、

まだ、程遠いところにいるように感じます。特に、フクシマにおいては、いつ、

消えるとも知れない爪痕を残したままです。それでも、さまざまなことを隠した

まま、原発の再稼働を叫ぶ輩がいます。しかし、いたずらに、不安をかきたてる

だけの原発反対派の意見には、すなおに従えない感情もあります。

私は、原発に関しては、一点だけ、原発をやめることは、安価な電力を

いったん、あきらめる覚悟をしようよという立場なのですが、賛成派は、

声高に電気代の高騰は日本の産業を破壊する。それを避けるためにも

原発の再稼働を急がねばならないと叫び、反対派は、発電コストの話には

触れることもなく、自然エネルギーの推進ばかり叫んで、さらに高コスト

不安定発電の道を示します。ここは、高コストは、甘んじて覚悟するけれど、

発電用天然ガスの供給コストを下げるなどの取り組みなどで、できるだけ、

コストを下げる方向に努力を傾けて欲しいのですが、賛成派も反対派も

そんな地味な話には興味がないかのように声高な議論ばかりの応酬に

終始しているようで、辟易してるのです。

ずいぶん、久しぶりに、気仙沼のボランティアセンターのページにアクセスしました。

今のボランティア活動の様子を知ろうとしたのですが「311まるごとアーカイブス」という

ページがあることを知りました。3年目という節目に、いろいろ、考えることも多いので、

2年前にまとめたボランティア体験をベースに今の気持ちを加えて、体験談にまとめて

ボランティア体験談のアーカイブに投稿しました。

Windows 8 と Windows 8.1

ご近所サポートということで、昨日から先日パソコン購入に同行した方の
パソコンの設定にとりかかっております。初めてさわる Windows 8 は、
さすがに手強く、午後2時過ぎから4時間ぐらいかけても終了せず、
宿題とさせてもらって、自宅に持ち帰って、設定の続きをいたしました。
自分で振り返ってみても、なぜ、こんなに時間がかかっているのか、
一言で言えば、何がどこにあるのかわからないので、何をするにしても、
ネット検索しなければ先に進めないことが最大の要因です。
中でも、最大のネックは、スタート画面で、そのスタート画面から
インターネットを開始すると、どうやって、お気に入りを出せばいいのかが
わからないために、あーでもないこーでもないと困惑の底なし沼に
ズブズブと身体全体が沈んで、もがけばもがくほど、ますます、沈んで
身動きとれなくなっていったのでした。それでも、なんとか、最後には、
ご本人に席に座ってもらって、「スタート画面からデスクトップに行くには
この田の字のようなカタチのキー(Windows キー)を押します。」
と教えて押してもらいました。が! デスクトップ画面に変わらないのです!
あれー???てなことで、ジタバタしましたが、わからなかったので、家に
持ち帰って設定の続きをすることにしたのでした。

Windows キーが効かなくなったのは、固定キー機能が設定されてしまった
のかなと調べてみても、それだったら、Windows キーを3回クリックすれば
良さげなものですが、それも、効かず、えーい、めんどくさい、もう、
ヤメだヤメだと、スタート画面をスキップして、電源を入れると、いきなり、
デスクトップ画面になる設定へと変更することにしました。その方法は?
と、ネット検索すると、タスクバーとナビゲーションのプロパティから、
設定するようです。
ところが、いくらどうやっても、「タスクバーのプロパティ」は出ても、
「タスクバーとナビゲーションのプロパティ」は、出ません。あれれれ?と、
調べていくうちに、ご近所の方にススメたパソコンは、Windows 8 であって
Windows 8.1 ではないということに気づいたのでした。っていうより、
Windows 8 と Windows 8.1 の区別がついていなかったのです。設定の
最初で、Windows Update を実行したつもりでしたので、当然、最新状態に
なっているとの思い込みがあったのです。それに、Windows 8.1 というのは、
たとえば、Windows 7 sp1 のように、サービスパック追加ぐらいの認識
でしたが、調べていくと、アップデートではなく、もう一段階上の
バージョンアップ扱いなのです。
さらに、調べていくと、どうやら、無償アップデートはできるようなので、
Microsoft や dynabook.com で情報を集めてみると、dynabook N514/25Kを除く
すべてのモデルにおいて「Windows 8.1へのアップデートをサポート」する
そうなのですが、ご近所の方が買った T453/H は、「Windows 8.1 への
アップデートに対応している動作確認済」の機種ではないみたいなのです。
そこで、東芝PCあんしんサポートへ電話して確かめてみると、想像通り、
サポート対象ではあるが、動作確認が完了しているわけではないという
状態のようでした。まあ、ここまでは、単に念のためということなのですが
電話したおかげで、東芝サービスステーションを使用して、すべての
ソフトウェアの更新するというプロセスを見落としていたことに気づく
ことができました。
さて、それではと、いよいよ、Windows 8.1 へのバージョンアップに
とりかかりましたが、最初のステップである、リカバリーディスクの
作成だけで、2時間以上かかりました。TOSHIBA PC Health Monitor と
Realtek High Definition Auio Drivder も、念のためにアンインストール
しておきました。これは、dynabook.com では、明示されていなくて、
T452/H や T453/J のみが対象なんですけど、T453/H は動作確認済でない
以上、これらが、邪魔して正常に Windows 8.1 へのバージョンアップが
できない可能性があるので、念のためには、アンインストールしておいたほうが
良いと判断したからです。だって、もし、バージョンアップの途中でエラー
なんかになったら、大変な手間になってしまうことは、容易に想像つきますから。

現在、Windows Update 実行中です。最初に97個の更新プログラムがあって、
それをアップデートしたら、ひとつの更新プログラムが見つかり、それも
アップデートしたら、75個の更新プログラムが見つかったので、インストール
してるところです。Windows Update だけで、すでに、一時間半くらいは、
かかているかな?オプションの更新プログラム3個のインストールもまだだし。
Windows 8.1 のダウンロードとインストールには1~2時間かかる場合があると
書いてあるし… Windows 8.1 バージョンアップ作業は果てしなく続くのでした。

さらば、XP

とうとう、我が家で稼働しているXPは、一台だけになりました。それも、

最後の最後で、かなり強烈なウィルスにやられて、除去後の再起動で

正常に立ち上がらず、セーフモードで動いているだけです。

「4月にXPのサポートが終了したら、どうなるの?」という問いを何人もの方から

受けて、そのつど、お答えはするのですが、答えてる途中で、質問者の方は

飽きてしまうようで、早く私に話が終わればいいのにという表情になります。

じゃあ、サポート終了後のXPを使い続けたとしたら、どんな不具合が

起きるの?という問いに、明快に答えることができないので、これこれ、

こーいうことが起きるかも知れないし、起きないかも知れない。危険で

あることは、間違いないけれど、具体的にどのような危険があって、

それが、あなたに起こる確率は、○○%です。なーんてことは言えずに、

あーかも知れないけど、そーでもないかも知れないなんてことを延々と

説明するハメになって、当方は伝えきれないもどかしさ、先方は早く

終わればいいのにといういらだちを抱えながら、その泥沼から這い出すことが

できません。

この感じ、むか~し、同じことがあったなと、思い出したのが、2000年問題。

2000年の正月に何が起きるの?どうすればいいの?という問いに、

やっぱり、あーでもないかも知れないけど、こーなるかも知れないなんて、

答えました。じゃあ、どうすればいいの?ってことになって、各所所属長に

深刻な影響が出たときの対策案を提出してもらって、有事の連絡網と

行動計画を策定しました。1999年の末には、そうたいしたことは起きない

だろうとの観測が優勢になっていたので、もし、万一何かが起きたら

という、いわば、あとから、何の準備もしなかったではないかと言われない

ための行動計画策定でした。成り行き上、私がまとめ役になってしまったので、

腹いせと言っては、なんですが、2000年問題の影響が起きたときの

深刻度をレベル0~4で区分けして、社会的インフラが停止状態になる

最高レベルの影響が出たときの対応には、「出社には及びません、

ご家族をお守りください」としました。社内の誰からも異論は出ませんでした。

ま、どのように異論反論すればいいかなんて、誰にもわからなかったと

思いますけど。

2000年問題は、それでも、少なくとも、2000年の1月4日にもなれば、

明快な結論が出ると予想されましたし、元旦の時点で、やっぱり、何も

起きなかったということが、はっきりしてましたから(レベル0)行動計画を

破棄すればいいだけでした。それでも、コンピューターの保安会社の社員は

交代で正月休みじゅう出社してましたかね。私のところで起きた2000年問題は

掲示板の日付が、2000年ではなく、100年と表示されたので、CGIを何文字か

修正しただけでした。

でも、今度のXP問題は、4月10日になれば答えが出るというものでもなく、

5年先でも、結局、何も起きなかったということもありえます。今後は、

どんどん、XP機は消滅していくでしょうから、XP問題も自然消滅という

道をたどるというのが、私の予想です。一見、楽観的なようですが、XP問題を

大部分の方は理解しようとしないだろうという意味で、十分に悲観的です。

最後に、XP問題を本当にわかっているのかと自問すれば、わっかりませ~ん

というのが、私の答えです。

上から下からBOX

最低のネーミングですが、現役時代に使っていた整理用のツールです。

名前の由来は、畑中葉子の「後から前から」ですが、嘔吐下痢症なども

連想されたりして、まさにエログロな名前です。

それはさておき、仕事してると、おっと、しまった、さっき捨てた書類に

書いてたことがいるゾと、ゴミ箱をひっくり返すハメに陥ったりしたこと

ないですか?そういうことが、何度か度重なると、えーい、何でも

とっておけと、書類の洪水に飲み込まれたりするんですが、捨てる信仰の

使徒の方は別として、捨てるか捨てないかそれが問題だと悩むことって

多くありません?仕事上の書類は時として「読んだら、捨てていいよ」と

上司から渡された書類を捨てたら、「昨日渡した書類持ってない?」と

上司から聞かれ、「読んだから捨てましたよ」などと、答えようものなら、

「じゃあ、読んだ内容を書類に起こしてよ」などと言われたりして、

キレかかったことないですかぁ?

そこで、登場「 上から下からBOX 」 当時はまだ、A4 と B4 の書類が混在してた

時代でしたから B4 の紙が折らずに入る大きさの段ボール箱を用意しました。

そのダンボール箱の底の部分に切れ込みを入れて下の図のように開きます。

あとは、「捨てるかも」と思った書類は、遠慮なく、上から捨てていきます。

もし、「あれ、必要だった」と思ったら、箱の中を探せばいいのです。

箱が満杯になったら、下の切れ込みの所から、書類をつまみ出して、捨てれば

よろしい。つまり、捨てようか、とっておこうかと迷ったら、まず、捨てます。

仮捨ての状態なので、下の口から本捨てするまでは、いつでも拾い出すことが

できます。この上から下からBOXのおかげで、とっておく書類は非常に

少なくなったので、超整理法が、より良く機能したのです。

今でも、自宅で使ってますが、メモ用紙が必要になったときに便利なくらいで

元来の使い方はできていません。「雑」というタイトルのA4用封筒に、あとで、

参考にするかも知れない書類は入れて行って、満杯になったら、次の

「雑」封筒を用意します。たとえば、町内会の電気料金の領収書は保管しますが、

料金の明細や請求書などは、この「雑」封筒に保管します。上から下からBOX と

違うところは、ある量たまったら捨てるのではなく、一定期間を過ぎたら捨てる

という運用なので、「雑」封筒には、始期と終期が記載してあります。原則は

終期から一年を経過したものから捨てていくことになります。

気になります。

偶然、見つけた自転車で百名山制覇を昨年の11月に達成した

圓尾勝彦さんなんですけど、なぜか、埼玉県の自宅まで数日という

ところで、ブログの更新が途絶えてます。単に100ロスとかだったら

いいのですけど、もう、3ヶ月も、その後のようすがわからないので、

心配しています。どなたか、消息のわかる情報や手がかりを見つけたら

教えて下さい。

整理と整頓

たいていの人は子供の頃、母親から「お片付けしなさいっ」と叱られて

育って、お片付け嫌いになっていくのではないだろうかと思うのですが、

片付けるのが趣味みたいな人もいて、「お片付けしなさいっ」と叱られ

なかったのだろうか?それとも「はい。お母さま」と、ニッコリお片付け

できてたのだろうかとか、いろいろ、考えます。

お片付け自体よりも、今、遊んでいることを中断ではなく、シャットダウン

しなければならないことへの憂鬱というのも含んでの、お片付け嫌い

のような気がしないでもありません。

今は、コクピットが遊び部屋なので、「ごはんよー」とか、「お風呂の

支度して~」とかの声に対しても、何も片付ける必要もなく中断すれば

良いだけなので、そういう憂鬱から解放されただけでも、大人になった

甲斐があるというものです。

 

おそらく、中学生の頃だったと思うのですが、整理と整頓は、水と油ぐらい

違うと言うことを教えられ、ますます、お片付け嫌いに拍車がかかったような

気がします。人生には、いくつか、その後の生き方を決定づけるような

知識とか人とか、いろんなものとの出会いがあるのですが、整理と整頓とは、

まったく異質なものだという知識との出会いも、そうした人生の節目のひとつ

だったようです。

そのとき、教えられたのは、整頓された本棚と整理された本棚との違いです。

↑↑↑は、整頓された本棚。これを整理すると、

というふうになるかも知れません。整理された本棚では、日本十進分類法に

従って、0 総記、1 哲学・宗教、2 歴史・地理、3 社会科学…という順番に

並べられてたりします。つまり、整頓では、外形的特徴、つまり、本の高さとか

幅とか、背表紙の色などを基準として並べられるのに対して、整理された

本棚は、本の内容を一定の分類法に従い、順番付けて並べられている

ということです。この違いは、最初、小学校の図書館などで、「読んだ本は、

勝手に片付けてはいけません。本棚ではなく必ず所定の場所に返却して

司書の先生に片付けてもらいなさい」と教わって、カルチャーショックを

受けたりするわけですが、あれですよね。

最近では、断捨離だの収納術だので、整理を整理するという動詞と混同して

整理と整頓の違いは捨てるという行為があるかどうかだなどと説く人が

いますが、違います。私は、本は捨てない世代の人間ですから。

とは、言っても、古いビジネス本だの、パソコン関連の本など、記念物としての

価値ぐらいしかない本については、捨てなきゃとか思っているのですよ。

ホントに。

で、以上のような刷り込みにより、整頓というものを、ちょっと見下すような

ところができました。つまり、見てくれ外観だけに囚われて、物の本質を

見ないという象徴のような…。それ以前に、整理と整頓の区別もできない

なんて、どれだけアホなのか…と、人を見下したり…。

しかし、時代は巡って、ゴミ屋敷なるものが出現したり、終活の一環として

不要物を死んだ後に残さないようにしましょうってなったり、絵を描く場所も

確保できないほど不要物に囲まれた生活ってどうよという反省も出たりで、

そろそろ、そのあたりの考え方を含めて、整理と整頓について再構築

すべき時が来たのかなあと思わないでもありません。

野口悠紀雄氏の「超」整理法

現役の会社員だったころ、この「超」整理法のおかげで、書類の分類整理にかかる

時間は、限りなくゼロに近いものでした。今では、整理しなければならない書類そのものが

激減したので、その恩恵にあずかることが少ないけれど、町内会の書類や、年金関係の

書類などの整理に使ってます。

ご存じない方のために、簡単に「超」整理法の説明をすると、

1)A4の書類が入る封筒(使用済みのもので十分)を用意する
2)整理しておくべき書類が発生したら、1)の封筒に入れてタイトルを書いておく
3)「超」整理用の引き出しの一番手前に、その封筒をしまう

これだけ。「超」整理格納用の場所が引き出しではなく棚であれば、一番右に格納します。

「超」整理した書類が必要になったら、封筒ごと取り出して、使って済んだら、

元の場所ではなく、一番手前(または一番右)に格納します。つまり、一番最近使った

書類が、一番手前に置かれ、時系列順に並んだ状態になります。不思議ですけど、

これだけのことで、きちんと整理できるし、必要なとき、必要な書類を引っ張り出すことが

できます。「超」整理法の一番良いところは、分類しなくてもよいというところです。

ですから、すべて「超」整理しようと無理せず、分類したほうがいい書類は、

ファイリングすればいいのです。

他にも、やっていくうちに、それぞれの状況で改良すればいいのですが、

デスクの引き出しひとつぶんとか、本棚の一番下の棚とか、一定のスペースだけを

この「超」整理用に割きます。スペースが足りなくなったら、容赦なく一番後ろ側の

封筒をひとつかみロッカーや押し入れや、一定期間熟成させる場所に移動します。

私の場合は、ロッカーをふたつほど、熟成場所に使ってました。ロッカーの中に

ダンボールを置いて熟成済み書類を入れて行きます。ダンボール箱が

一杯になると、さらに空きダンボール箱をその上に置いて、書類を詰めていく。

ひとつのロッカーが一杯になると、もうひとつのロッカーに詰め込んでいって、

ふたつとも一杯になったところで、古い書類が入ってるほうのロッカーに

積み上げたダンボール箱を全部捨てて、また、空ダンボール箱に

詰めていくという方法で困ったことはありませんでした。ふたつもロッカーを

使えないよという方は、他人のロッカーも含めてロッカーの上が空いてたり

しません?倉庫の隅とか、会社って保管スペースをけっこう持ってますから、

なんとかなると思います。熟成する期間が短くて済むなら、ロッカーを上下

ふたつに区切ってもいいでしょうし、必要熟成期間スペース×2のスペースを

用意して下さい。

って、全然、「簡単な」説明じゃありませんでしたね。

人間って、分類するのが上手じゃないです。「超」整理法は、分類せずに済む

というところが画期的なのでした。それに何を何処にしまったかを記憶して

必要なときに思い出すのは、むつかしいのですが、Aの書類を使ったのは、

Bの書類を使ったときより前か後かという時系列の順番という記憶は、

あとで引っ張り出しやすいのですね。ためしてガッテンでやってましたが、

年を取っても記憶する力は、ほとんど落ちなくて、思い出す力が落ちるんだ

そうです。この実験で、現役東大生集団に、平均年齢60歳超えの集団が

記憶力対決で勝っちゃうんですね。

次回は、もう一歩突っ込んで、整理整頓の話をしましょう…って、続くのか!