見いつけちゃった。

By | 2018年8月24日

引きこもり碁のほうは、あいかわらず続いてまして

今日までの対戦成績は、145勝267敗で、累計勝率を

35.2% と 悩ましい…… より2ポイントだけ伸ばしてます。

成績を向上させた原動力は本を読んでの勉強です。

しかし、ヤフオクで買ったり、本屋さんに注文したりで

入手した4冊の本を走り読みしただけで強くなったという

単純なものでもありません。

やはり、相手はコンピューターなので、同じパターンになると

同じ手を打って来ます。それを利用して序盤で稼ぐパターンが

確立できれば、そうそう負けることはなくなってきます。

特に白番のときの勝ちパターンが、だいたいできあがってきて、

直近の20戦では、勝率が70%にまでなりました。

さて、読んだ4冊の本の中で、石田芳夫本因坊(当時5期連続で

防衛中。他にも名人位、王座位も獲得)が書いた

という本の中で、驚愕の見落としを見つけてしまったのです。

さっそく見ていきましょう。黒が初段、白が二段でコミなしの

対戦です。

この本の142ページと143ページを引用します。

最終の図、第18譜で黒は投了したのですが、石田本因坊は、2図が

一手負けなので投了やむなしと書いたわけです。

ところが、2図白16のあと、下の図のように黒17と打つと

白の7子を追い落としで取ることができます。すると、残りの

7子も逃げ場を失ってしまい、結局、これらの白は全滅して

しまいます。

こうなると白は差し引き40目以上失っちゃいますから、

ドボンです。いくらなんでもこれでは、白は悶えてしまうので

白2は、黒15のところに打ってポン抜きするしかありません。

黒2は白2のところに突っ込んで生還できるので、7目くらい

得しちゃいますね。

な~んて、まさか、石田本因坊の見落としを解説するなんてことが

あろうとは思いませんでした。

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日本語で書いてね。外国語わかんない。