この夏一番のヒマツブシ相手は、囲碁ブラウザゲーム COSUMI ですが、
白番のときの勝ちパターンを見つけたと、見いつけちゃった。に
書きました。そのお手本みたいな棋譜をとりました。
どうです?この時点で負ける気がしないでしょ?
さらに、がっちりと模様を固めておいて、
タイミングを見て上辺に打ち込みます。白30は、6の四と頭を出したほうが
よかった?
白52 まで敵陣地に侵入しましたが、このあたりから、ゲームごとに
さまざまに変化します。つまり、パターンから外れた自由な戦いへと
移っていくのですが、
【1】白の下半分の広大な模様への黒の侵入を許さない。
【2】黒が中央に地を持つのを阻止する。
【3】上辺を根拠にして白の地を稼ぐ
といった方針で進めていきます。【1】は絶対優先で、外壁を破られて
しまうと、まず負けます。
ここまで進むと、はっきりと白の中押し勝ちだと思いません?
でも、COSUMI は、絶対に投了しないのです。
ここで、私は白92 と事件を起こしました。
もくろみ通り、左上隅を手に入れました。
と思ったら、黒105 で殺されてしまいました。でも、COSUMI は、
まさかの手抜き。私も方針【1】があるので応手し続けるしか
ありません。
黒121 と緩着が出たので生きちゃいました。
最終譜です。38目半(コミ6目半)の圧勝でした。左上隅が
死んだままでも 10目以上白が良かったので黒は必死で侵入を
試みたということでしょう。
↑↑↑も同じパターンですね。
↓↓↓は、上辺に根拠を作る代わりに右辺を取ってます。
↓↓↓ は、右辺下半分に取り残された黒を殺したの図ですね。
いずれも、下辺に大模様を作って優勢を保ったまま勝利に
たどり着くという点では同じです。
このパターンの極端な例が↓↓↓です。
まったく戦いがないままに終局しました。こういうのは、
さすがにコンピューター相手でないと起こりえませんよね。
追記:
先ほど(2018/08/29 9:45)これ以上はないだろうという勝ちを
おさめたので記録しておきます。なんと 129.5目勝ち!