見上げたもんだ屋根屋の

By | 2016年10月29日

隣家との間のタキロン屋根が、すっかり風化して雨漏れしだしました。

ちょっと見にくいと思いますが右端のトタン部分に貼ってあるテープは、

タキロンを留めた釘が打ってあった箇所を示してます。錆びてしまった

釘は抜けずに途中で折れてしまうことがあって、そこに新たにネジ留めの

ためのドリル穴を開けようとしたら最悪ドリル刃を折ってしまうなどの

不具合が起きるので前に釘を打った箇所を避けて波板を留めていくための

印です。

タキロンを引っぺがしたところです。最初の写真とは逆方向から撮ってます。

タキロンは全部引っぺがさずに左端は少しノコで切って残しています。

トタン部分は再利用するので、波板の左端を留めることができなくなります。

トタンと古いタキロンとの間に差し込むことで固定しようとしているのです。

トタン部分まで新調すると壁とのつなぎ目の工作が難しく、失敗すると

今度はそこから雨漏れを起こしかねないので温存することにしました。

新しいポリカーボネートの波板を奥から順番に張っていきます。

屋根葺き替えのうち、この部分が完成。一番手前の波板の左端に注目。

値段札のようなシールが貼ってあるでしょ?実は、これが大事。波板って、

表裏があるんです。この波板の場合、このシールが貼ってあるほうが表。

太陽が当たる側になります。波板って、太陽に当たる側だけ、耐候性の

処理がしてあるんだって。そんなことを知らない私は、8枚のうち、

最初の2枚を表裏反対に張っちまったよお。2枚張り終えた時点で、

待てよ?表裏があるかもと調べて見たら、見事裏っ返しに張ってあることが

判明。完全にあとの祭り。気がついた時点で引っぺがして、ひっくり返して

張ればいいじゃんって思った方が、もし、いらっしゃれば、それは、

素人の赤坂の夜は更けてです。将来的な雨漏れを防ぐために留め具の

ネジは必ず波板の山側に打たねばならず、裏返すと開けた穴が全部

谷部分になっちゃうんです。まあ、前の波板でも40年近く保ったわけで

ポリカになって相当に強度が高くなってるし、たとえ、同程度の

耐久性でも、今度雨漏れするときゃ、私は100歳超えてるぅ。

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