いまさらながら、建て替え前の加茂水族館の様子を…
2012年の7月11日、東北放浪_退職旅行のときに寄りました。
あまりの人気のなさに、ほぼ、廃館決定状態から世界一のクラゲ水族館として
奇跡のブレークを果たしたことは、あまりにも有名です。女房は知りませんでしたが。
ちっちゃ。
どアップです。見事にピンボケてます。年配の人なら、サカサクラゲ→温泉マーク→
ラブホテルと連想するように脳内に溝が切られていると思うんですが、果たして、
何歳くらいまでの人が、この「年配」に属するのでしょうか。
サカサクラゲといい、タコクラゲといい、実際にそう呼ばれるクラゲがいるなんてことを
この水族館で初めて知りました。
↑↑↑が、タコクラゲ科タコクラゲ。本家みたいなもんですかね。ちゃんと、ピントも
合ってます。
ちょっと太めの おねえさんが「餌付けが始まるよー」と呼んでくれてます。
今回、この写真を見るまで、てっきり、カモメの餌付けだったと記憶してました。
ウミネコなら、エサやり体験もしとけばよかった。
ウミネコの餌付けショー(!!)が終わったので、ふたたび、クラゲ鑑賞の続き。
↑↑↑は、パシフィックシーネットル。アメリカ西海岸で時に大発生して海岸に
押し寄せることがあるらしい。シーネットル(sea nettle)とは、海のイラクサのこと。
刺されるとかなり痛いそうです。
ハハハ。こーなると、何の写真やらわからん。
でした。ノーベル賞に貢献したんだね。エライ。受賞理由となった緑色蛍光タンパク質が
オワンクラゲ由来と報道されたおかげで、加茂水族館は注目されて入館者が、
1.5~2倍になったそうです。しかし、飼育しているオワンクラゲは、自然界から
採取した成体は発光するものの、人工繁殖させたものは、光らなくなっていたそうで、
そのことを聞いた下村脩先生は、加茂水族館に直接電話をくれて「セレンテラジンを
餌に混ぜれば、2週間で光る」と教えてくれたそうです。セレンテラジンの入手先として
三重大学大学院の寺西克倫教授の紹介までしてくれたそうですから念が入ってます。
カブトクラゲ。きれいに光るんですが、写真の腕が悪いので写しきることが
できません(涙)感動したい方は、直接加茂水族館にお出かけ下さい。
↑↑↑ ウリクラゲは、カブトクラゲの半分くらいの大きさなんですけど、カブトクラゲを
丸呑みにして水を入れた透明な風船みたいにパンパンになるそうです。
キタカブトクラゲ。これなら、発光してる様子がわかります?物足りないという方は
直接、加茂水族館に…
これなら、どうだ。シンカイウリクラゲ。物足りない方は…
今年の6月に、こころ旅で新しくなった加茂水族館が映し出されてました。
火野正平さん、リニューアルオープン20日後には訪れたことになりますね。
映像を見る限り、元の位置に大きくなって建て替えられたっていう感じですかね。
行ったときには、館内に、たぶん10人くらいしか見学者がいなくて、あまりに
小さな水族館で普通にまわると、あっというまに終わるので、ほとんど、すべての
水槽と水槽ごとの説明版の写真を撮りました。前の古いままの加茂水族館だったら、
ぜひ、もう一度行きたかったかな。リニューアル後のは、女房を連れて行けるなら、
行くかな。
# しまった。ケサランパサランを展示してたのか。見落としてるなあ。そーいうことなら、
ぜひ、もう一度行かねば。
# こころ旅の放送日が6月20日だったのだから、火野正平さんが水族館を訪れたのは、
最低でも、その一週間前。トウチャコ版見てないので、なんとも言えないけど
オープン前だったなんてことも、じゅうぶん考えられる。