なんだか、世間が騒がしくなってるようですね。家事は妻が行うものだ
と決めてかかってないかとか、夫が家事を行わないのは妻に問題が
あるとの誤解を与えかねないとか、乙武洋匡さんに至っては、そもそも、
夫が家事を『手伝う』という表現がおかしいと批判してるようです。
指導・指摘が、なんでハラスメントなんだ?とか、こんな事にまで
「ハラスメント」という言葉をく使うと、本来のハラスメントの重みが軽々しく
なってしまうとか、それはもう、かしましいことで。
私なんか、サラリーマン川柳ならぬ、家事ハラ川柳として、ただただ、
大笑いしたので、もうちょっと楽しめないかと、
を申し込んだのだけれど、【妻の家事ハラ白書】総集編の動画を見た
女房は、怒り出すし、送ってきても、どっか、本棚の隅にひっそりと
はさまれているだけの存在になってしまう可能性が大ですね。
でも、誰だったか、妻が家事に関してダメ出しをするということは、何か、
他の支障が起きているという兆候ではないですか?という指摘を
してました。確かに、順調なときには「助かってる」とか「ありがたいと
思ってる」という言葉をもらえますからね。身体の不調や、何らかの
他の不満が、ついつい、ダメ出しというカタチで出てきてるなら、
笑ってばかりもいられません。
多分、その家その家で、事情が違ってくることを
原則にしようとすると、どこかで破綻しそうですよね。
何をさせても器用なオトコと、ゼッタイに手仕事に向いてないオトコ
天性の料理オンナと、家事と聞くと卒倒するオンナを、同じに
語れませんもん。
それぞれの状況で、いいセンを見つける智恵があれば、ねえ。
その意味で「何か、他の支障がおきている兆候はないか?」という
問いかけは、非常に興味深いものがあります。
夫本・妻本+実例集が届きました。
イマドキの共働き子育て夫婦の主流は、ゼンリョクママ+チョイカジパパの
組み合わせなんだそうです。夫本・妻本は、基本的に、この主流夫婦が
幸せになる道を探るという構成になっております。ママには、他にカミワザママが、
パパには、スゴカジパパやノンカジパパもいるそうで、ノンカジパパは、今や
絶滅危惧種というウワサもありとか。なぜか、カジソットウママ系の記載は
ありません。
もちろん、ヘーベルハウスが出してるものですから、パパが家事参加しやすい
マルチアイランドキッチンとか、洗濯機も置けるランドリーサンルームとか、
その他、収納や家族のふれあいとか、パパ、ママ専用スペースとか、
住の機能としての提案や、プラン、実際に建てられた実例集に繋げられています。
中には、今後の妄想計画実施の参考となりそうなものもあります。
夫婦100組100様なので、どのような幸せへの道があるのかを探るには、
それぞれの夫婦が取り組むしかないという面白くもない結論に至りそうです。
でも、たとえ、不愉快な面はあろうとも、、、というより、なぜ、この話題で女房は
不機嫌になったのかを考えていくうちに、逆の立場なら…を想像してみました。
もし、キッチンのクッションフロアを女房が貼り直してくれたとして、1~2mmの
スキマがあちこちにあったり、継ぎ目が、ジグザグだったり、壁や食器棚に対して、
平行でなかったり、直角がでていなかったりしたら、ありがとうの前に、ダメ出しの
ひとつも出るし、結局、貼り直すことになると思います。棚を作ってくれても、
何か置いたら、ころころ転がり落ちそうとか、ヒドイ場合は、棚が落ちて、下を
通る者がケガするだろうという場合にも、ニコニコしてるワケにはまいりません。
新婚当時、女房は、ペーパードライバーだったので、自動車練習場でドライブ
テクニックを見せてもらったことがあります。外周道路を走ってるとき、敷地の
境のコンクリート壁で、私は、すり下ろされるかという恐怖を味わいました。
その後、姉の運転練習や、娘の練習につき合って死ぬほどの思いを何度も
経験するのですが、こんなとき、ダメ出ししなければ、自他含めて命にかかわります。
これをドラハラなんて言われたら、私だって、心底腹が立ちます。
結局、事後、女房は、いっさい運転することなく、何十年もペーパードライバーの
ままで今日にいたってますけど、もし、運転できるようになってたとして、
得られたであろう利益と失ったであろう損失を考えると、結果的に良い選択をしたと
思ってます。
要するに、家事をナメたらアカンっていうことに尽きそうです。
わーお、理想的なオットをやってますね!
「奥さまの不機嫌から学ぶオット考」で講演ができそう。
チケットは、女性がバサバサ売ってくれるぞ。
いえいえ、道半ばどころか、緒についたばかりという状況です。
まだ、確定的とはいえませんが、予定通り、女房が定年退職して
次の仕事に就かなければ、一年以内に毎日朝から晩まで、
夫婦ふたり顔つきあわせている生活がやってきます。
それまでには、いろいろ、準備をしておかねば、最悪熟年離婚なんて
シナリオもないことはないのです。今のうちに、情報取集をして、
できれば、シュミレーションや、家庭内災害防災訓練なども
しておかねば、そのときになって後悔しても遅いのです。