吊り戸製作③

By | 2019年2月14日

12月の前半は、人間ドックだ、壁工事だ、換気扇取り替えだ……と

できない理由付けのネタが多かったのですが、何しろ厳寒期までに、

とりあえず使える状態になっていないと意味がないので、ある程度

頑張りました。

両側の柱と、それらを繋ぐ長押&欄間ふうのものができました。

このあとの行程は、いよいよ、吊り戸そのものの製作に取りかかることになるので

メインの作業は、第一作業室で行うことになります。

吊り戸製作の過程で、おっくうなのがレールの切断です。金属を切ること自体が

さまざまな危険をともなうので嫌なのですけど、これまでのやり方では、なかなか、

まっすぐ切れないという難点がありました。しかし、今回は

金属を切断する手段としては、電動ドリルしか持っていないので、これを

ドリルスタンドに取り付けて、なんちゃって高速カッター、もしくは固定式

ディスクグラインダーのような感じにセットして使いました。

切断したい箇所をマスキングテープでマークして、回転する切断砥石に吊り戸レールの

ほうを押し当てていって切断しました。これなら、ドリルだけを持ってフリーハンドで

切断するよりも、きれいな直線で切断するのが容易になります。

しかし、レールをドリル側に押すためには、切断砥石の回転面に腕か手を

いっさい置かないということができないんですね。ゴーグルを装着し、

使い捨ての軍手も、もちろん着用しますが、万一、切断砥石が割れた場合に

完全に安全であるような対策を打つことができませんでした。

むろん、割れた破片が直撃で当たらないように例えば腕や手をできるだけ

低くして吊り戸レール自体がガードのような役割をする位置にするとか

想像できる範囲での安全な姿勢での作業は心がけました。しかし、割れた破片が

どこかで跳ねて回転面とは違う方向に飛ぶことだってあるわけですから

完全な安全確保は無理です。ですから、金属加工は、できるだけホームセンターで

購入したときに切断も依頼するのがベストです。

また、金切りくずも危険物なので室内での作業はできるだけ避けたいところです。

しかし、切断面の研磨くらいなら、さほど危険を感じずに両手が使えるので

いい感じでした。

あっ!そうそう。↓↓↓ 切断作業中は、ミシン油をかけながら、冷却と金屑飛散防止も

必要だと思います。

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