恥知らず

By | 2017年10月29日

嫌なニュースが続けざまに二つ入ってきました。

ひとつは、唾棄すべき男の山口敬之が、「月刊Hanada」(飛鳥新社)に

レイプ被害者の伊藤詩織さんに対して、印象操作と陰謀論を使って

卑劣な反論をしたというのです。しかも、肝心な部分については、

「ここから先、何が起きたかは、敢えて触れないこととします。あなたの

行動や態度を詳述することは、あなたを傷つけることになるからです」

と、伊藤詩織さんへの配慮という衣を着せての逃げを打つという

あきれた内容だと言います。

とにかく、この男には吐き気が止まりません。検察審査会が

伊藤詩織さんの事件に対し「不起訴相当」の議決をしたことは

残念でなりませんが、その結果、山口敬之が、厚顔無恥

(この男の場合、睾丸無知)な反論なるものを発表しただけではなく、

「安倍総理の“どす黒い孤独”」というアレゲな文章をアレゲな

WiLLに掲載してもらったらしいのです。

書けば書くほど腹が立って来るので、もうひとつの嫌な

ニュースについて。

「生まれつき髪が茶色なのに、教諭らに校則を理由に黒く染めるよう

強要されて不登校になったとして、大阪府羽曳野市の府立懐風館

高校3年の女子生徒(18)が府に対し、慰謝料など計約220万円の

損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしたことが27日、分かった。

同日開かれた第1回口頭弁論で府側は請求棄却を求め、全面的に

争う姿勢を示した。」というものです。

28日付の読売新聞に詳細が掲載されるかと期待していたら、なんと、

記事が載っていませんでした。海外のBBCやTIMEなどが続々と

取り上げてるというのに、詩織さんの記者会見も取り上げなかったし、

そろそろ、読売も見切り時かな?

それはさておき、学校と府の教育庁が総掛かりで、女子高校生を

いじめているというこのニュース。文部科学省が公表した2016年度の

「問題行動・不登校調査」で、教職員が原因の小中学生の不登校が、

3,653人にのぼったとされてますが、今回の黒染め強要事件を

見ると、高校では、比率で考えたとき、教職員が関わった不登校は

もっと多いのではないかと思えてきます。黒染め強要にあたって、

「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒染めさせることになる」と

平然と言い放つ教師を指導するどころか、全面的に支援する

学校も教育庁も、あきれるを通り越して狂ってるとしか思えません。

民事訴訟ではなく、強要罪とか、頭髪頭皮に傷害を負わせた

傷害罪に問えないものかと本気で思います。いえいえ、集団的

暴行罪ですね。

 

あ゛ーーーっ!腹が立つ!

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日本語で書いてね。外国語わかんない。